作品一覧 2022/01/27更新 オズの魔法使い 試し読み フォロー ガラスの犬 ボーム童話集 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> フランク・ボームの作品をすべて見る
ユーザーレビュー オズの魔法使い フランク・ボーム / 幾島幸子 竜巻に飲まれ遠い不思議の国に飛ばされてたドロシー。知恵のないかかし、心をなくしたブリキの木こり、臆病なライオンに出会い、各々の目的のためにお互いの弱点を補い合いながら前に進んでいく旅の話。「ニワトリは一度だけ飛べる」に出てしたので童心に返って読む。心が洗われた Posted by ブクログ オズの魔法使い フランク・ボーム / 幾島幸子 The Wonderful Wizard Oz (1900) Baum 有名な児童文学、どこか不気味で滑稽で、かつ鮮やかな一作。オズの正体や、エメラルドの都のからくりなど、大人が読んでも惹きつけられる個所が多々見受けられる。脳みそののない案山子、心臓(ハート)のないブリキ、臆病なライオンの個性豊か...続きを読むな面々は、物語を通して成長していくというよりも、それぞれ最初からみな立派であったことが読んでいて感じられた。 Posted by ブクログ オズの魔法使い フランク・ボーム / 幾島幸子 ジュディ・ガーランドのミュージカル映画も名作ですが、原作もまた素晴らしい名作でした。この二作は決して別物ではないのですが、興味深いことに映画には原作にはない要素が、原作には映画にない要素があって、大まかなストーリーは共有しつつ異なるメッセージを持っています。映画には「青い鳥」のように「やっぱり住み...続きを読む慣れた我が家が一番」というメッセージがありますが、原作にはほとんどありません。映画では臆病なライオンが本当に臆病であるのに対して、原作での彼は自分で臆病だと言って怖がってはいますが、その臆病さを認識して克服しようと常に努力しているためにむしろ序盤から行動に勇敢さを発揮しています。案山子と木こりについても同じことが言えて、彼らは自分の欠点を認識して謙虚に努めているため、その欠点は最初から既に克服されています。明示的には言っていませんが、そのように謙虚な姿勢で知・仁・勇を追求すべきであるという、論語の教えにも通じるメッセージを本書は伝えているのだと思われます。 その他にもオズの正体であるとか三人の仲間の事情なども含めて、本書には何か哲学的なところがあるように思います。とはいえ小難しいことは何もなく、とても簡単にわかりやすく書いてあって、胸躍る冒険ものとして単純に楽しめます。仲間の得意技やアイテムを使って道中の問題を解決していくところはRPGみたいです。主な登場人物が皆とても優しい心を持っているのもまた素敵です。残酷なところがあるという意見がちらほら見えますが描写があっさりしてるのであまり気になりませんでした。僕の想像をはるかに越えて良い本でした。小1と小3の子供たちに読み聞かせて楽しみました。挿絵がオリジナルのもの(の一部?)で味がありました。お勧めです(ぜひ映画もご一緒に)。 Posted by ブクログ オズの魔法使い フランク・ボーム / 幾島幸子 竜巻にのってオズの国へやってきたドロシー。 うっかり竜巻で飛ばされた家の下敷きになり死んでしまった東の国の魔女。 ドロシーは早くカンザス(自分の家)に帰りたい 偉大な魔法使い、オズに願いを叶えてもらぅべく彼女は魔女が履いていた銀色の靴をはいて、勇気を欲しがるライオンとハートを欲し...続きを読むがるブリキのきこりと脳みそを欲しがるかかしと一緒にエメラルドの都に向かう。 童話であるにも関わらず・・・どうしても読みたくなりました ユーモラスでワクワクするような気持ちを与えてくれます 銀色の靴のかかとを3回地面に打ち合わせると・・・不思議な魔法がかかります Posted by ブクログ オズの魔法使い フランク・ボーム / 幾島幸子 習いごとの課題で全文読まなくてはならない状況になり読んでみたけれど、非常に楽しんで読めた。最新の訳でシリーズ全作品読んでみたいと思った。 子供に対してはあまり説教くさくなく、でも大人が読むと深い名言が隠されているような作品。 Posted by ブクログ フランク・ボームのレビューをもっと見る