森原すみれのレビュー一覧

  • お夜食処おやさいどき 癒やしと出逢いのロールキャベツ

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    むしょうにロールキャベツが食べたくなっちゃう。
    優しく煮込んだロールキャベツ。
    お話の最初と最後、呼応するみたいな。
    おやさいどきの店主沙都も、訪れる人も、みんな優しくて、ときにちょっと不器用で愛おしい。
    訪れる人を癒す料理を作る沙都も、誰かの作る料理で癒されることができて、本当によかった。愛理ちゃーん、本当にわからないでやってたのかい?w
    お店の防犯を気に掛ける望への沙都の反応に、実はちょっと不思議な存在のお店なのでは、とか思ってしまった。(それはそれで素敵だとも思う。)
    ところで、いももち、私が作る時は、塩コショウで味付けて焼くのでタレは作らない手抜きスタイル。

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    2025年11月03日
  • 劇団拝ミ座 未練のひと時と異能の欠けた青年

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    亡くなった人の未練を演出して解消する、なんて優しいお仕事だろう。
    拝ミ座の雅に和泉、新加入の遥。
    3人とも大好き。特に、ちょっとツンデレっぽい和泉がお気に入り。
    彼らが関わった案件では、ぶーちゃんの話が特に好き。
    分かってみれば、微笑ましい解決。もーーーっ、そういうところが好きなのよ。
    遥と雅の仲、どうなっていくんだー。もう、もどかしいったらw
    雅の過去にまつわる最終話で、新メンバーも増えた、ということになるかな。続きが楽しみ。

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    2025年05月18日
  • あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます

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    ◯表紙に惹かれて即購入!!

    続きが早く読みたいくらいには自分の中で
    ハマってしまった1冊です。

    新月の夜にしか現れない手製本編纂館…
    そこにたまたま、辿り着いた主人公の壱花と
    館主の恭介とのやり取りも王道といえば王道だけど
    涙あり!バトル有り!恋慕あり(笑)
    ワクワクしました。

    本を作るんだな!とは思っていたけど
    本を作りたいとその館を訪ねてくるのが人間や
    妖っていうのも面白いし、主人公の優しさや
    柔軟さもまた魅力的でした!

    特に第三話が、好きです。

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    2025年03月30日
  • あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます

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    ネタバレ

    『世界で一冊だけの本、紡ぎませんか』
    そんな素敵な案内文句と新月の夜に誘われた者が辿り着ける手製本編纂館の物語。
    お客様は基本的にはあやかしで、最初の話もあやかしのための手製本が編まれるが、中には人間のお客様も。
    主人公の壱花も人間ながら新月の夜に辿り着けたものの一人。
    本職は別に持ちながら、ある才能を見込まれて、この編纂館を手伝うことに。

    前述の通り、あやかしのお客様だけではなく、人間のお客様のエピソードもあったのが、バランス取れていてよかった。
    壱花も本職に就きながら、編纂館を手伝うある意味二重生活。
    どちらかに偏らないというバランスがよかったなと。
    てっきり本職を辞めて、編纂館の方に専

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    2024年10月02日
  • あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます

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    新月の夜にだけ現れるなんて、素敵な手製本編纂館。
    突然そこにたどりついた壱花。
    あやかしを自然に受け入れちゃう柔軟さがいい。
    かまじろうくんも可愛いし!
    主の恭介のキャラがなんともw
    訪れるお客様の心に寄り添って作ってくれるたった1冊の本。憧れるなー。
    壱花も恭介も抱えるものがあって、全部は解決していないから、きっと続きがあるはず!
    2人の仲の進展も見たいし。
    楽しみに待とう。

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    2024年09月28日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」3

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    ネタバレ

    初っ端から糖度マシマシなシーンをぶっこまれて、一人で勝手に「あわわわ」となってました。
    これは苦い緑茶片手でないと読めないのでは。
    実際、そんな感じでしたね。
    何度日鞠ちゃんと孝太朗さんの二人のいちゃつきシーンに砂糖を吐いたことか。
    彼、意外に言葉にするからなあ。

    バレンタイン話にやはり砂糖を吐き、あやかしと男性の友情話にじんわりとし、そして七嶋のおばあちゃんのまさかの過去話に驚いたり。
    特におばあちゃんの正体には本当に驚かされました。
    密かに推しだったんですけど、まさかまさか。
    今回一番泣いたのは、このおばあちゃんのエピソードだったように思います。

    それからの、最終話。
    そう、これ最終巻

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    2024年03月30日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」

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    薬膳カフェのご飯は美味しそうだし、過去の記憶を日鞠が辿っていくのが良かった。孝太郎の塩対応さと類のチャラさの対比が見ていて面白い。家族愛にも心を打たれた。

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    2024年03月24日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」3

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    日鞠と孝太朗があまりにもあんまりで「きゃーーーっ」なシーンが何度もあって、もうっ。
    あやかしさんたちの和装洋装論争の発端はそういうことだと思ってましたとも。っていうか、日鞠がにぶすぎなのでは。
    類くんとおじい様との仲も、雪どけの予感?
    あのおじいさまも相当なツンデレだけどw
    有栖の接し方が素晴らしい。
    五徳猫のゴトも最高にキュート。あぁ、会いに行きたい。
    豆腐小僧くんも、橋姫さまも、なんて、なんて素敵なんだろう。
    あの人が孝太朗の過去とあんなに深くつながっていたことにはびっくり。そうか、そうか。
    色んなことがすっきりつながって素敵な大団円。
    孝太朗と日鞠の家族の様子も知りたいし、シーズン2に期

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    2024年03月20日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」2

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    日鞠と孝太郎の絆が切られた?!
    って、どういうことになるのかと思ったら、それ、怖いってー。
    でも、みんなで前向きに解決するのがいい。
    後半の主役は類。ひたすら軽い性格に見える類の中にある様々なものが明らかになる。
    家族の問題、進展してよかった。
    有栖さんも素敵な女性。あの場で、ああいうふうに言えるってなんて素晴らしいんだろう。
    みんな、みんな大好きー。
    3作目も早く読みたい。

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    2023年11月12日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」

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    うわー、これ、最高に私好み。
    もっと早くに読めばよかったー。
    祖母との思い出の地北海道北広島市を訪れた日鞠。彼女が出会ったのは狼のあやかし孝太郎と狐のあやかし類。もう、この2人が最高に魅力的。
    あやかしを見ることができる日鞠が、彼らのカフェで働きながら、もたらされるあやかしたちのトラブルの解決に奔走する一生懸命で優しい姿にもほっこり。
    孝太郎や類、豆腐小僧の豆ちゃんに茨木童子も素敵。
    さて、引き続き2巻へいこう。
    3巻も早くー。

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    2023年11月11日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」2

    ネタバレ 購入済み

    まだ続いてほしい

    前作より一層日鞠の芯の強さや、真っ直ぐな優しさが心に響く作品です。恋人となった孝太朗ともほんのちょっと進展していく過程は焦ったいながらも微笑ましいです。個人的には雪女ちゃんの話より、類の話の方にもう少しボリュームが欲しかったかなと思いました。今後明らかにされるのか期待です。丁寧に紡がれる言葉を文章で読むのはもちろん好きですが、こちらの作品はアニメ化しても楽しめそうだと思いました。
    この作者さんの他作品があれば読んでみたいです。

    #癒やされる #ほのぼの

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    2023年04月03日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」

    ネタバレ 購入済み

    ほっこり

    程良い長さでほっこりできる作品です。
    頑張り屋であるが故に仕事で疲弊してしまった主人公が、思い出の地で新しい出逢いと共に立ち直っていくお話。実はあやかしが見える能力もあり、人間にも動物にもあやかしにも分け隔てなく接する主人公は好感度大です。続きも読みたいです。
    風景や薬膳カフェのメニューなどもイメージできるくらい丁寧な文章で書かれていて、まさにカフェで読むのにぴったり。主人公が働く薬膳カフェに行ってみたくなりました。

    #癒やされる #ほのぼの

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    2023年04月02日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」2

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    ネタバレ

    2巻分のエピソードはあると伺っていたので、続刊実現化嬉しかったです。
    ようやく思いを通い合わせた日鞠と孝太朗さんが初っ端のエピソードで縁切りの呪いを受けたのには、度肝を抜かれましたが。
    せめて、もう少し両想い期間を堪能してからでもよかったのでは!
    幸いと言っていいのか、どちらかの気持ちが消去されるような精神に及ぼす呪いではなく、物理的に近寄れない系、互いの声が認識できない系のものだったのでよかったのですが、普段の仕事がカフェ業ですから、給仕などで苦労する羽目に。
    何とかなって本当によかったです。
    日鞠が実家に帰るというだけで取り乱す孝太朗さんですから。
    長引かなくて本当に本当によかった。
    自分

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    2023年01月29日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」

    購入済み

    楽しみな日々

    もどかしい

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    2022年03月04日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」

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    ネタバレ

    主人公の日鞠が頑張り屋なのに報われず、祖母と暮らしていた町に戻ってきてようやく居場所を見つけることができて、ようやく安堵。
    孝太朗と打ち解けるまでは多少時間がかかったけれども。
    初手から体調不良を月のものだと彼に見抜かれるあたり、本当に不憫。
    女性作者さまだからこそ書ける描写。
    ここを乗り越えたのだから、その後のあやかしの暴露や同居の件も受け入れられるよ、それは。
    まあ、この見抜きはイケメン特権かつ薬膳カフェ店主だからこそ許されたことだとも思う。

    薬膳カフェのお客様は、人間だけでなくあやかしも。
    あやかしが見える日鞠は、カフェ店員として新たなスタートを切ることに。
    出てくるあやかしたちが可愛

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    2021年12月28日
  • お夜食処おやさいどき 癒やしと出逢いのロールキャベツ

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    夜にしか営業しない変わった食事処とそこに集う人々の交流を描いた作品です。

    北海道が舞台になっていて、自然の雄大さと野菜を主とした作品のイメージがぴったりとマッチしています。
    野菜についての解説も豊富で読んでいて楽しく、心も暖かになる内容でしたので、読み終わった後はすっきりした心地になりました。

    主役の沙都さんがかわいい。とても魅力的な人物として描かれています。

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    2025年10月29日
  • あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます

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    恭介さんがちゃらそうに見えて、実は誠実な人だったんですね!
    いや、実際にもチャラいですか……
    壱花ちゃんが母親との共依存が苦しいですね。
    きっといつか理解してくれると、期待すればするほど離れられなくなる…
    母親の呪縛から逃れられなくなる…
    それを助けてくれた恭介さん!!!!

    かまじろうくんがめっちゃ癒やしです!!!
    かまじろうくんが出てくるだけで、癒しの場に変換されます!!

    牛鬼さんの製本依頼は泣けました……
    妖怪と人間の心温まる交流に涙無しで読めません!!

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    2025年09月19日
  • 劇団拝ミ座 未練のひと時と異能の欠けた青年

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    演劇小説ではありませんでした。
    「ばけもの好む中将」や「准教授・高槻彰良の推察」など、
    不思議な現象にバディで挑む系の話が好きそうな人に刺さりそう。
    亡くなった人の思い残しを果たす、という作品はほかにもありますが、
    巻き込まれ役の主人公が「体を貸す」というのがユニークでした。
    雇い主の側の秘密はある程度描かれましたが、
    主人公の体質には、まだ何か秘密がありそうな気もします。
    続編を期待したいです。

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    2025年06月08日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」2

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    ネタバレ

    日鞠と孝太郎が付き合い始めたから今度は類とありすちゃんだと思ってた!!
    その前に雪女の話もお互いを大事に思い合う素敵な話だった〜
    類の話はお家騒動もあって複雑だったんだろうけどありすちゃんの凛とした心と言葉、また日鞠の言葉できっと類も勇気付けられたよね〜
    山神様効果も合ったかも知れないけど
    お付き合い始まって良かった、帰ってそうそうおじい様とバトルも有り、カフェで誕生日も祝えて幸せいっぱいな話だった〜

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    2023年04月30日
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」

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    ネタバレ

    ブラック企業に6年も働いたなんて凄すぎ!!
    でもドクターストップかかって休職じゃなくて退職って決め所が凄いな
    しかも家族には内緒で北海道に旅立つ
    おばあちゃんとの思い出の土地なのに何も思い出せないなんて辛いよね
    でもそこで出会い、思い出のスケッチブックが描き足されていき
    恋もしていく
    記憶を失ってたのに戻していくなんて凄いよ
    今後も楽しみだなぁ〜

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    2023年04月28日