ペキォのレビュー一覧

  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 弐
    前作に引き続き、面白かった!表紙がラノベっぽいのですが、意外と内容の濃い平安お仕事小説です。なかなか恋が進展しないのがもどかしいけど、ドキドキしつつ読んでいます。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿
    平安あや解き草紙と似たようなシリーズだが、もう少し、低い位の女官の物語。
    場所は平安御所だが、読み応えのあるストーリー、キャラ仕立てもなかなかあじがあるし、風物や装束の描写も楽しい。漢字の多いライトノベルは大人でも楽しめる。続編が待たれる一冊。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿
    地味で平凡だけど手堅く仕事をこなして、と思っているはずなのに吸い寄せられるように事件の渦中に飛び込んでしまう。
    その勢いのよさが楽しい小説だった。

    時代設定が曖昧なのがちょっと残念なので、もし次回作がでたらすこしどのあたりの時代を想定しているのかがわかるような描写があるといいな、と期待している。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 四
    賢い女性はいいなぁ。
    心を交わせる相手と、そうできる間に交わす、というシンプルな答えに二人がたどり着いてよかった。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 四
    共に帝を支えて行くと誓った荇子と征礼だったけど、本当の意味で若干のズレがあるのは仕方のない事ですよね。荇子は征礼ほど帝に忠誠を誓っている訳ではないですし。

    それでも、やっと本当の気持ちを通わせる事ができて良かったです。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 四
    今回も楽しませていただきました。

    しっかしテーマが三種の神器とか(;^_^A
    しかもだれも開けちゃいけないのに開けた形跡があったり、改めて皇太子を選ぶのに出雲の玉鋼で新しい剣をつくるとか……。

    帝のうっぷん晴らし満載の一冊ですね。(しかし、やはり草薙剣じゃなくて雨叢雲剣が正しいと思うんけどなぁ。...続きを読む
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 参
    ようやく征礼への想いを自覚した荇子。それでも結婚への気持ちはまだ後ろ向きだったけど、帝からの後押しで屋敷を征礼と一緒に賜る事になり、結婚するかそのまま同居するか、次巻が楽しみにです。

    どんどん帝への覚えもめでたくなった荇子の、今後の活躍も期待しています。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 参
    平安時代の宮中で起こる謎解きをするこのシリーズ、大好きです。

     衣装に関わる女心の機微を描いた作品。人がいない局で聞こえる赤子の声の謎。

     いまさらのように舞い込んできた法要の謎など人が多く、政の場所であるがゆえにおこる様々な騒動が人間らしくて、面白いです♪

     続きが楽しみですねぇ(*^^*)
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 弐
     身内を見ていて結婚に対して希望を持たない荇子。幼馴染の征礼とも友達以上恋人未満な関係だったが、帝からの助言で少しずつその考えが軟化していくのが嬉しいです。ラストのやりとりで今後の関係が進んでいくのに期待大です。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 弐
    今回は読み終えるまでに時間がかかってしまった(;^_^A

     浮気読書もしてましたし、あと読みながら源氏物語との重なり合いのようなものを感じてしまいまして……。

     平安を舞台にした作品の宿命ですね。

     続きをどうするかはわかりませんが、今回も楽しませていただきました。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿
    表紙がアニメチックなので侮るかもしれないが、結構本格的な平安お仕事小説である。勉強になることが多く、平安の世界をたっぷり堪能することができた。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿
    おもしろかった!
    帝しんどいなぁ。
    恋愛面は進展しそうでしなかったので、続編もあるのかな。もっと読みたいな。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿
     父が母の死後後妻を娶るが、荇子とは折り合いが悪く、実家とは疎遠になる。最終的に父も死に、家も失う事になり、父が守ろうとした物は何一つ残らなかったのを目の当たりにした荇子は、結婚と言う願望が欠落してしまった…

     宮仕をする荇子と幼馴染の征礼は素で話せる数少ない味方で、安らぎを覚えていた。
     内裏女...続きを読む
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿
    平安のお仕事小説は小田菜摘さんが書かれるものが一番面白いと思っています。

    今回も期待通りでした。

    この時代でも女性が生きていくのはとても難しい。

    そんなところもシビアに描かれていることがすきなのかもしれないですね。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿
    役職や関係性など漢字や表現になれるまでに時間を要する。ただ、時代背景や当人だけでないしがらみが垣間見れて、これからもきっと深く関与してくるのだろうなと思った。
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 五
    ドロドロも良い所で、今回は何とも言えぬ後味の悪さを感じました。

    帝の寵愛、お家の存続など一筋縄ではいかないですね…
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 五
    今回はまた救いのない話で(・・;)

    人が集まる場所はいろんなことがあるものだし、それは平安の昔も現代も変わることはないのでしょう。

    しかし、やはり私には酷く後味が悪い巻になってしまったようです。