無意識の超絶推理で瞬時に犯人を特定する探偵役と、その探偵役がどんな過程を経て特定に至ったかを解き明かす助手役のミステリ譚。
不完全版九十九十九。
この魅力的過ぎる構造のミステリなわけだが、何故かここで完結のようだ。
ミステリの熱心なファンでないと、この作品の真の凄さが判らないのと、現在熱心なミステリファンが作品を支えるほどいないという事なのか…。
原作小説があるようなのだが…小説は文庫を待ちたい性質なのだが、なんとなく文庫は出なさそうなので、主義に背いてでも単行本を買って読みたいと決断中・・・。