柿木隆介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
悪くはない。特に、エセ脳科学者とか、そういうのに騙されないで!って書いているのもいいし、分かんない部分はわかんない、とはっきり言っているところもいい。
しかし!2015年の出版本にしては内容がいささか降るように気がする。
以下、あまり書き込まれていない部分:
・スポーツと学習の関係については、スポーツをすることが記憶に肯定的な影響を及ぼす報告がかなりあるのに、よくわかんないと言っている。
・睡眠と記憶に関する関係もそう。睡眠が記憶に効果的であり、また、ぼーっとするだけでもいいというのは結構実験が出ている。
・記憶についてのモデルが、ニューロンなどのまとまりを形成していくことにより作られるというような説明がない。
・著者は繰り返して学習するのが結局短期記憶を長期記憶に移すために大切だと言っているが、結局どういう繰り返し学習をすることがいいのか?まるでアドバイスがない。
↑もっかいチェックしたら、音読と単語カードがいいよて書いてあった。(ただし、それが何でいいのかっていう理由は、「科学的」な本にしては薄い気がする)
うーん。もしかしたら、こういうのは著者の分野の違いによるのかもしれないし、もしかしたら、著者はもっともっと文献を読んでいて、これら僕が知っていることがつい実験によってサポートされていないということをしっているのか、あるいは、もっともっと追実験がないと認めないよ、という立場なのか。。。。(それとも、ただ単に知らないのか)。。。
しかし、科学というものに対する態度としては悪くない本。 -
Posted by ブクログ
脳科学研究者が現状の研究段階で伝えられるもの
ストレスによる脳疲労、眠ってしまうとかうつ状態
改善する方法:BOOCS2原理:禁止することを禁止する。心地よいことを1つでも開始する。
3原則:どんなに健康にいいことでも嫌ならしない。悪くても好きでたまらないかやめられないことは続ける(禁止しない)良くて、好きなことを1つでも良いから始める。
自分が好きなことをして、嫌なことはしない。
セロトニン分泌させるために
朝日、30分歩く、一日の中で何回か5分程度腹式呼吸する。
陽の光とともに行動するともっともパフォーマンスが発揮される。自然環境との共存
ガムを噛むこと:脳の反応と運動を促進
同じような顎の運動や指を動かすとかでは同じ効果は得られない
眠気がおさまったり、瞬間的な運動能力を高める
瞑想
大脳皮質厚く、扁桃体の体積縮小、帯状回後部(ネガティブな思考)の活動低下。痛くない。究極的なリラックス状態で脳の状態を変える。
40歳前後の年齢の時のランニングマシンの運動成績ー20年後にMRIで検査した時の脳の萎縮
中年期の運動で血流が増え、より多くの酸素が脳に運ばれる
無味乾燥でも何度も何度もしつこいほどやらせるのは記憶の定着において科学的に間違っていない
勉強の好き嫌いの方が脳には重大
孤独感と自己承認欲求は表裏一体でどちらか1つが解決すると他も解決する
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Posted by ブクログ
どうでもいいことで悩まない技術
2015/10/7 著:柿木隆介
朝も夜も関係なく、いつでもせわしく動いている社会の中で、ぐるぐると情報がかけめぐって、それはストレスとして、知らず知らずのちに私たちの脳に負担をかけている。
人間の脳というのは、理由や理屈がわかると「納得できる」「安心できる」「満足できる」という非常に冷静で知的な機能を持っている。脳や人体の仕組みから考え、理解し、その上でどう行動に移すか、どう考えていくべきかを本書は以下の6章により紹介している。
①どうして人は、小さなことで悩んでしまうのか?
②イライラをおさえるためにすべきこと
③不安と付き合う
④悲しい出来事との向き合い方
⑤まわりに振り回されない
⑥幸福感を生む習慣
悩まない人はいない。
適度のストレスは必要でもあり、悩み考え、乗り越えて成長できるということもある。しかし、人は本書のテーマであるどうでもいいことで悩んでいる。そして私もそうである。
他人から見たら些細なこと。少し先の自分からしても些細なことであっても悩んでしまう。気の持ちようと言われたらそこまでかもしれないが、それを言っちゃあおしまいという感じもする。
本書では脳科学者の著者により科学的に脳の仕組みを活用して対策を説明している。堅苦しい言葉はない。しかし、抽象的な言葉での説明ではなく、ひとつひとつ根拠づけて行動ベースでの提案をしてくれている。
今の自分は悩みはゼロではない。
しかし、スイッチを切り換えることによって悩み続けることはないようになった。悩むことのメリットやデメリットも理解できつつある。しかし、それだけでは説明できないような悩みもある。
いろんな悩みがあり、人によってとらえ方も異なる。
バランスが大切であり、対策も異なるということを理解しながら付き合っていくしかない。悩みの先にある良いことを期待しながら。 -
Posted by ブクログ
「怒り、悲しみ、苦しみ、ストレス、パニック等」を脳の仕組みから良い方向への行動を考えた対処書籍である。 単純に言うと「怒り」に対する対処は3〜5秒の深呼吸をしてちょっと間を置く、「悲しみ」は泣いてスッキリさせ、「苦しみ」「悩み」は共感する誰かと話をする。「ストレス」等は新しいことへの挑戦、気分転換できる行動を起こし、悪い記憶を上塗りして行くこと、とある。「パニック」を起こさないためには日頃からの準備、最悪の事態への訓練をしておくことだ、と言う。脳への刺激で健康的な生活習慣は、一般的だが、朝、朝日を浴びながらの散歩、人とのコミュニケーション(触れ合い)を忘れず、何か夢中になる事を見つけること、また身の回りの整理整頓から生活にメリハリをつけ、習慣的に継続できる事を見つけ行動してみることだ。