李英俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
▼感想
・認知科学に関連する本について、直近多く手に取っておりますが、その中でも特におすすめの一冊。
・本書はチーム・組織のパーパスにまで踏み込んで、記載されているのが特に素晴らしい。(個人観点では他の本でも学べる)
・下のメモ3つは特に大事だと感じた部分。自分が体現するのは当然として、いかにメンバーのゴールを伴走して発見するか、組織の集団的エフィカシーが実現するかを考えながら日々行動する。
▼メモ(抜粋)
・P81:内部モデルの更新を引き起こしえるゴールは、以下2つを満たしていなければならない。プラスして圧倒的な臨場感を持った時、人や組織の「ものの見方」は劇的に変わらざる得ない
>条 -
Posted by ブクログ
ここ最近悩んでいたことの答えがすべて書いてあったような気がした本。
やっぱり働くことの意義って前年何%プラスとかそういうところだけじゃダメだな、と思う。理想とか、ワクワクドリブンとか、そういうキーワードは決して生半可な夢物語ではない。
いっぱい付箋貼りながら読みました。今後働き方に思い悩んだ時、付箋の箇所を見直したいと思います。
働くことに悩んでいる人すべてに読んでもらいたい本です。特にチームを率いる立場の人たちは読んだ方が良い本です。あなたのチームの熱量が足りないのはなぜか、そして着火するにはどうしたらいいのか、のヒントが見つかると思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・感想
やる気や根性論だけでは、若い子ほどついていかないし離れていく。どうしたら心理的安全性も高く常に活発で意識高いチームが出来上がるか。そんなチームを導くリーダーになれるか?をまとめた書籍。
とても学びになるいい本でした。
1番刺さったのが下記の事実
変化を求められる時代にはエフィカシーの低い集団にいると
自分はできる という手答えを持った人材ほど弛んだ組織に居心地の悪さを感じ、離れていく。
→変革の力を失って、時代の荒波に淘汰される。
・Todo
★どうすれば内部モデルを変えられるか?
→
①真のやりたいことに基づく
②現場の外側に設定されている
※現行から120%の売上目標ではなく -
Posted by ブクログ
認知科学に目を向けた組織マネジメント本。行動ではなく認知を変える、内部モデルを変えることにおもきを置いている
机上の空論のアプローチではなく、非常に面白い。
◯熱量の差を見て見ぬふりするな
リーダーは、チーム内の熱量差を克服することが使命
「やる気のあるメンバーさえ結果を出してくれれば・・・」
「多様性の時代だし、仕事のスタンスは人それぞれで・・・」
というもっともらしいセリフでやり過ごそうとしてしている。
しかし、熱量が高まる方法論はある。
リーダーの仕事は、メンバーの認知を変えることにある。
◯内部モデル(ものの見方)を変えるには2つしかない
・ゴール設定とエフィカシー
・真のWant -
Posted by ブクログ
リーダーシップに関する本。
「メンバーのやる気を上げるためには、外的要因ではなくない内的要因はあげなければいけない」というありきたりなメッセージだが、ではどうするのか、というところに切り込んでいる。
自己効力感、言い換えると、「やれる気がする」という気持ち。(この本ではエフィカシー)
根拠がなくとも自信がある人は、その達成のための具体的なアクションに映していく。ちょっと面白いのは、言い換えると、自信がない人はちょっとサボっているかのような、なかなかアクションに移さないと言うことである。
なので、言い換えると、リーダーの仕事は、行動をとることではなく、認知を作ることによってみんなの内部モ -
Posted by ブクログ
ネタバレリーダシップの在り方について、認知科学という新しい視点で書かれた本。根性論とか精神論ではなく、とても興味深かった。
※備忘※
◉「行動」を変えようとするのではなく、「認知=ものの見方、見え方」を変える(ことで、自ずと行動変容が起きる)
◉現状の枠を超えた達成が難しいゴールを設定し、できる気しかしない!というエフィカシーを高めていく
◉Feedforwardの考え方
パーパスをどんな風に実現させていくか、実現した未来はどうなっているかを考える
◉OODAの概念
観察Observe → 真のwant toの発見
方向づけOrient → パーパスの自分ごと化(組織のパーパスと個人のパーパ