富山クラーソン陽子のレビュー一覧

  • 罪人たちの暗号 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    ようやく下巻になって、
    幼児の連続誘拐殺人事件の捜査が進みだす。
    ヴィンセントが今回も捜査に加わり活躍するが、
    とにかくミーナとの関係や、ショーや家族の問題に振り回されていて、
    活躍しているように見えない。
    ミーナの娘を助けようとした「ショー」は、結局ただの命懸けだったし。

    カルト教団が幼児殺害を行った動機が弱いなと思っていたら、
    誘拐された被害者家族どうしの結びつきが、
    捜査ではなくあとがきのように最後につけ足されていた。
    どういうこと?
    これまた解説によると、このシリーズは三部作らしいので、
    三作目でこの納得いかない終わり方が回収されることを祈る。

    それと、観光中の日本

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    2024年03月16日
  • 罪人たちの暗号 上

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    ネタバレ

    メンタリストのヴィンセントシリーズ第二弾。

    下巻の解説に書評家の北上次郎氏が、
    前作について「刑事たちの私生活が必要以上の分量で描かれる」と評したとあった。
    解説ではそれが今回にも引き継がれている美点だと書かれていたが、
    正直、それはどうだろうと言う感じだった。
    なにせ、前作を読んでいることが前提に登場人物たちの私生活が積み重なっていく。
    ざっくりとしか覚えていない自分としては、まずはついていけない。

    ヴィンセントの奥さんはこんな人だっけ?
    冒頭の登場人物紹介で好色漢(古いぞ)と書かれているルーベンは、
    なんでカウンセリングを受けることにしたんだっけ?
    ゴールデン・リトリバ―の活躍はなんだ

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    2024年03月16日
  • 犠牲者の犠牲者

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    ネタバレ

    2024年1冊目。
    長編北欧ミステリということで、期待して読み始めました。
    第一部は振り回され系刑事なカールに共感しつつ、事件発覚→捜査→また事件→進まない捜査の繰り返しにやや冗長さを感じる。
    刑事メンバーの掘り下げはやや中途半端で、単純にキャラクター紹介としての説明文になっていたのが残念。

    第二部のアレクサンドラパートは「親から受けた教育の犠牲者」である彼女、「毒親の連鎖」の問題提起、記憶を失っている描写から信用できない語り手であること、もうひとりの犯人の存在などなどてんこ盛り。
    もうひとりの犯人は「整形手術」「警察関係者」のキーワードからわりと早い段階で予想できてしまった。

    シーモンと

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    2024年02月01日
  • 魔術師の匣 下

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    エリカ&パトリックシリーズが好きなので迷わず読み始めた。ヴィンセントより先に犯人がわかってしまったけど物語自体が面白いのであまり問題はなかった。自分も少々潔癖なので描写を読んでいると気持ち悪くなってきてしまい、そこだけ薄目で読むようにした。

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    2023年03月12日
  • 魔術師の匣 下

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    群像劇かつバディもので人物描写が多く、奇術の蘊蓄も盛り沢山なため、肝心の事件の記述が薄い。バディどちらにも感情移入出来ず、とくにヴィンセントはどんな過去があったにせよ、結構反吐が出る私生活。

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    2022年12月01日
  • 犠牲者の犠牲者

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    ネタバレ

    登場人物に魅力がないなあ、警察がめちゃくちゃ無能だなと思っていたら脇役だったからなんですね。やたら主人公やカールが脳内で「こいつは苦手」「この人は嫌い」と思うような人物が多すぎて読んでいてイライラしてしまった。現実でもレイプ犯がこのくらいの制裁を受けたら少しは気が晴れるかもしれないがそれでも傷は癒えないんだろう、、、このくらいの復讐心を持たれること知っておいて欲しいと思ったりした。

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    2022年09月13日
  • 魔術師の匣 下

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    カミラ・レックバリの新シリーズという事で、発売を楽しみにしていた本。
    斬新な内容ながら、テンポがイマイチで読み進めるのにやや時間がかかってしまった。
    ミーナの過去など、明らかにされていないことが気になるので続編も読みたいが、続編にはエリカ&パトリックシリーズのようなテンポの良さを期待したい。

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    2022年08月29日
  • 魔術師の匣 上

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    <エリカ&パトリック事件簿>シリーズで有名なスウェーデンミステリーの女王(らしい)による新シリーズ。奇術を模した猟奇的な殺人事件に心の傷を抱えた主人公バディ、そして本筋に左程絡まないサブキャラクターの過剰な心情描写(←)など、正に北欧ミステリーの王道といった内容。今作は本国で著名なメンタリストとのコラボ作品とあってか、台詞の節々に挿入される蘊蓄は些かやり過ぎな印象。登場人物の私生活への拘りは強く感じられるが、その所為でテンポ感は今ひとつ。男女バディの宿命なのか、ロマンスの芳しい香りに少々げんなり。下巻へ。

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    2022年08月25日
  • 犠牲者の犠牲者

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    後半急激に面白くなってきたような気がしたけどそうでもなかった。
    名探偵カッレくんネタが出てきてなごんだ。
    伏線かと思ったことほとんど全部ただのエピソードだった。
    うーん〜

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    2022年07月27日
  • 犠牲者の犠牲者

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    北欧ミステリーに残虐な描写はよくあるが、この本は中でも群を抜いた残虐さで読んでいて辛かった。
    それでも第一部は警察が丁寧に事件を追っていく様が面白く、第二部では犯人の辛い記憶が描かれていてどんどん引き込まれた。
    しかしラストの急展開には置いてけぼり感が否めない。
    姉はきっとこの人なんだろうなというのが途中から分かったし、終わり方は正直好きではないかも。
    カールは北欧ミステリーによく出てくる中年のプライベートが冴えない警部という感じで好感は持てたものの、もう少しラストまで彼に戦って欲しかった。
    これがデビュー作とのことなので、今後色々語られるのだろうが…
    続編が出たら読んでみたい。

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    2022年01月31日
  • 犠牲者の犠牲者

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    スウェーデン発のミステリー作品。北欧らしさを過度に濃縮した残虐描写は読み手を選びそうだ。読み進める内に「その女アレックス」や「そしてミランダを殺す」といった作品群がどうしても頭に浮かぶので、オリジナリティは然程感じられず、共犯者の正体も第二部の序盤で早々に察しが付く。グレーな結末にも関わらず、本国で続編が刊行されているのも何だか<グレーンス警部>シリーズみたいだ。決して悪い作品ではないが、既視感があり過ぎて新鮮味が全く感じられなかったというのが率直な感想だったり。ちなみにこの不思議な邦題は原題通りだとか。

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    2021年12月26日