【感想・ネタバレ】魔術師の匣 上のレビュー

あらすじ

スウェーデンで20万部突破!
北欧ミステリーの女王、新シリーズ開幕。

女性刑事と男性メンタリストが忌まわしい過去に端を発する奇術連続殺人に挑む。

女は箱に幽閉され、剣で貫かれて殺されていた。まるで失敗した奇術のように……ストックホルム警察の刑事ミーナは、メンタリストで奇術に造詣の深いヴィンセントに協力を依頼する。奇術に見立てた連続殺人が進行中なのだ……。スウェーデン・ミステリーの女王レックバリが一流メンタリストとコンビを組んで送り出した新シリーズ第1作。

60か国43言語で刊行され、売上は3000万部を突破。スウェーデン・ミステリーの女王カミラ・レックバリが長年の友人でもあったスウェーデン屈指のメンタリスト、ヘンリック・フェキセウスとタッグを組んだ新シリーズ第1作である本書は、人口900万人のスウェーデンで20万部を売り上げ、36か国での翻訳刊行が決定しています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

エリカ&パトリックシリーズの作者だったので。

女性刑事のミーナは、
マジックで使われるような箱の中で女性が殺された事件解決のために、
「メンタリスト」のヴィンセントに接触する。
興味をひかれたヴィンセントは、
プレイボーイ、三つ子の父親、ベテランの刑事たちの捜査班に加わる。
死体に数字が刻まれている連続殺人事件だと思われたが、
被害者たちの共通点がどうしても見つからない…。

「メンタリスト」というドラマを見たことがあるので、
もっと切れ味鋭い人物を期待していたのに、
妻も家庭もコントロールできないヴィンセントにはちょっとがっかりした。
しかも、
その妻も前妻の妹で、不倫の末結婚したというていたらく。

(下巻へ続く)

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2023年03月16日

Posted by ブクログ

スウェーデンのミステリーの女王の作品。人口900万人のスウェーデンで、20万部を売り上げたという大ヒット作品。

っていうか、北欧ミステリーは、これまでもいくつか読んだことがあるんですが、なぜだか猟奇的な話が多いんですよねぇ。それは、欧米のミステリーとの違い。この作品も、中々の猟奇事件です。

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2022年12月21日

Posted by ブクログ

北欧ミステリーはミレニアムや特捜部Qシリーズが
好きで本屋で気になって手に取り積本になってた本。

・殺人の被害者の視点からのシーンがリアリティあり見ていて少し自分が当事者になった気分がして少し苦しくなった。
・潔癖症な刑事と数字へのこだわりがすごいメンタリストがバディになって奇術を用いた連続事件に迫っていく作品。
・メインだけでなくサブのキャラクター心情を詳細に描かれているため、それぞれの想いを感じながら読めた。また、メンタリストの妻がなんだか悪者のように書かれているのと主人公の刑事とメンタリストに恋愛描写があるのが少し無理矢理感があった。
・事件が停滞しているようで、中々進展ないなーと思ってたが、後半から色々怒涛で下巻が気になる。
 

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

<エリカ&パトリック事件簿>シリーズで有名なスウェーデンミステリーの女王(らしい)による新シリーズ。奇術を模した猟奇的な殺人事件に心の傷を抱えた主人公バディ、そして本筋に左程絡まないサブキャラクターの過剰な心情描写(←)など、正に北欧ミステリーの王道といった内容。今作は本国で著名なメンタリストとのコラボ作品とあってか、台詞の節々に挿入される蘊蓄は些かやり過ぎな印象。登場人物の私生活への拘りは強く感じられるが、その所為でテンポ感は今ひとつ。男女バディの宿命なのか、ロマンスの芳しい香りに少々げんなり。下巻へ。

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2022年08月25日

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