北田卓史のレビュー一覧

  • もりたろうさんのじどうしゃ

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    ★★★
    もりたろうさんは孫に会うために免許を取りました。買ったのはオンボロ自動車だけど、もりたろうさんには大切な自動車。だけど町へ行ったら銀行強盗事件に遭遇して…。
    ★★★

    絵本というより童話なので、ある程度話を聞いたり想像できるようになってからがお勧めです。定年退職したもりたろうさんが自分の範囲で車を買って修理して、少し冒険するお話。続編でもりたろうさんは飛行機に載ったり潜水艦に乗ったりさらに大きな冒険を続けます。

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    2010年09月12日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    ~あらすじ~
    男の子が白いぼうしで捕まえたチョウを逃がしてしまった松井さん。代わりに置いた夏ミカンと、お客さんの不思議な女の子が目指す「なのはな横丁」とは?ほか、いくつかの短編集。


    ~感想~
    短大の卒業論文を書くときに一番に頭に浮かんだ作品です。
    小学校の時に教科書で読んで以来(全く不思議なことに)一切あまんきみこさんの作品とは接点がなかったのですが、読み込んでみて再燃しました。

    色彩が鮮やかに描かれていながら、感情の機微を克明に記す表現手法がキャラクターに命を与えているかのようです。
    読んでいて、まるで、自分がそこにいるんじゃないかという感覚になります。

    さらに話の奥深さ。

    事実上

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    2009年11月26日
  • もりたろうさんのじどうしゃ

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    こちらも幼き日に母親に読んでもらってました。なんだか大事なものを教えてくれたような記憶があります。犬も登場した記憶がある。その犬の記憶で動物好きになりました。

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    2009年10月16日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    いつもありえないお客を乗せる松井さんのタクシー。

    でも、こんなことってなんだかすごく「ありそうな」気がする。

    「あったらいいな」と想うのだ。

    バックミラーに狐の兄弟がうつったりしたら、どんなにかびっくりするだろうけれど。

    気づかないフリをして、木の葉のお礼を受け取ったりした日は、しばらく心がホカホカすることだろう。

    奇妙で心温まる、空色のタクシーのお話です。

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    2009年10月04日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    国語の教科書に載っていたのでご存知の方も多いと思います。タクシーの運転手さんとタクシーに乗ってくるちょっと変わったお客さん達とのほのぼのとしたお話。心が温まります。

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    2009年10月04日
  • もりたろうさんのじどうしゃ

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    おじいさんのもりたろうさんは、定年退職後に免許を取得し、孫にあいにでかけます!途中色んな出来事にであい…。
    この絵本にでてくる車の数々にいつも息子は大喜びしています。

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    2009年10月04日
  • 車のいろは空のいろ 星のタクシー

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    小学校の国語の教科書にもお話がのっていますが、連作なのでほかのお話も楽しんでほしいです。「車のいろは空のいろ」は絶版のようです。「星のタクシー」は続編でしょうか?実は知らないのです^^;

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    2009年10月04日
  • もりたろうさんのじどうしゃ

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    『チョコレート戦争』を書いた人の絵本
    もりたろうさんの行動力に驚き、そしてほんわか。著者お二人のあとがきも心和みました。

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    2025年08月27日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    運転手の松井五郎さんが出逢った、不思議なお客さんとのストーリー。続きが気になる終わり方に少しの怖さと気味の悪さを残しながら、こんな出逢いあったら楽しいだろうなと思わせてくれる一冊です。

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    2022年11月24日
  • 車のいろは空のいろ 星のタクシー

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    読んだつもりで未読だった一冊。ふわっと向こう側の世界に行って帰ってくるのがとても良い。使われている日本語の表現が丁寧で巧みだなあ、と感想で抜き書きすると感じる。あと、この本では松井さんの下の名前がわかったのが嬉しかった。
    以下ネタバレ。
    ◆ぼうしねこはほんとねこ
    ◆星のタクシー
    ◆しらないどうし
    ◆ほたるのゆめ
    ◆ねずみのまほう
    ◆たぬき先生はじょうずです
    ◆雪がふったら、ねこの市

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    2022年04月19日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    学期初めの掲載で、本の紹介まで依頼されることがなかったのだが、4年光村「白いぼうし」並行読書に加え依頼あり、再読。ひさしぶりに読むと、話によっては読書感想画にも向いているなぁと感じた。
    以下ネタバレあり

    ◆小さなお客さん
    パンク修理している松井さん、うまくいかないのに、なぜか小さな男の子二人きて、無事終了。お礼に乗せてあげると(すごく喜ぶ二人)、次のお客さんにシート汚れてるといわれ、金色のキツネの毛を発見。
    ◆うんのいい話
    金いろのすじが一本ついたピカピカひかる魚を釣った客を乗せた松井さん、車が闇に包まれてくると沢山の魚に囲まれ、かえせかえせ…。あたりが収まったあと、客と二人震える手で火をつ

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    2022年04月18日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    子どもの国語の教科書(光村4年)に載っていた『白いぼうし』を自分も教科書で読んでいたことに感動して、元の作品集を読んでみました。見返しには、あのあまんきみこさんの処女作であることが記され、「期待しよう」と書かれていました。本文にも時代を感じます。
    最後まで読むと、それまでの全作品の受け止め方が覆されます。いろんな受け止め方があると思います。ネタバレになるのでここでは書きません。ぜひご自分で確かめてみてください。

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    2021年05月19日
  • 車のいろは空のいろ 春のお客さん

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    ネタバレ

    四年生の国語の教科書に載っていたので、松井さんシリーズを全て読破することとした。下記の内容でメモしていく。
    【登場人物】
    【季節】
    【行き先】
    【松井さんの人柄】

    春のお客さん
    【登場人物】わかいお母さんと小さい五つ子の男の子、わかいおねえさん先生
    【季節】春
    【行き先】いずみ幼稚園
    【松井さんの人柄】動物でもタクシーに乗せてくれるし、狸だと分かっても気づかないふりをする優しい人

    きりの村
    【登場人物】黒い旅行カバンを持つ紳士(新聞社の人)
    【季節】夏
    【行き先】タケイダム
    【松井さんの人柄】不思議なことによく遭遇する(人柄では無いが、、、)

    やさしいてんき雨
    【登場人物】花よめさんと親

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    2016年05月05日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    あまんきみこさんの作品は、いつも心が温まる。
    タクシー運転手の松井さんは、職業柄いろんな人や動物と出会います。
    それぞれのエピソードに、松井さんの人柄が出ていて、安心できる童話です。

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    2014年10月27日
  • 車のいろは空のいろ 星のタクシー

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    ネタバレ

    当初は小学校の教科書で習った作品を求めて…そして3冊目。ちなみに教科書で習ったのは2冊目で再会しました。

    プロ意識が高いタクシー運転手であり、優しい人柄の松井さん。勿論普通?のお客さんも乗せるのでしょうが、松井さんの車には動物や既にこの世にいない人達まで乗ってきます。が、たとえこの世にいない人を乗せた後でも本書のかもしだすやわらかい雰囲気で、怖さよりはむしろ懐かしさやしみじみした空気が漂います。そして、さりげなく戦争のメッセージも…。時代を感じると共に、なんだかはっとさせられます。

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    2012年09月18日
  • 山ねこおことわり

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    病院から実家に帰る一人の医者を乗せたタクシー。
    医者の言うとおりに走っていくと、だんだん山の中に…。
    後部座席をみると、何とそこには、医者ではなく、山猫が!
    驚いた運転手は「降りろ!」と言いますが、山猫は「どこにも山猫お断りって書いていない」と言う。
    不思議なタクシーの心温まるお話。

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    2010年10月05日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    しゅ人公は空いろのタクシーのうんてん手の松井さんです。いろんな動物のおきゃくさんが人間にばけてのってきます。ちょっとふしぎで、でもおもしろい本です。

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    2009年12月20日
  • 車のいろは空のいろ 春のお客さん

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    ~あらすじ~
    シリーズ最終作。
    ちょっとかわった「お客さん」に慣れてきた松井さんは、タクシーの中に落し物をみつけて……。


    ~感想~
    車のいろは空のいろの3巻目です。
    短大の卒業論文を書く際に一目ぼれしてこのシリーズをまとめ買いしてしまいました(しかもハードカバー(笑))

    タクシーの運転手の松井さんと、いろんな「お客さん」の出会いのお話。
    キツネやタヌキ、クマ、時には幽霊!?と思うような「お客さん」をのせて松井さんのタクシーは色々なところへ走ります。

    ほんとうはそこにある場所へ
    見えなくなってしまった場所へ
    大切なものがある場所へ

    鮮やかな色彩と表現描写を用いたハートフルストーリーです

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    2009年11月26日
  • 山ねこおことわり

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    小学校の時に、教科書に載ってた作品の別のお話。絵が、もう世界があって可愛くていい!!!

    お話も、とても心温まります。運転してる松井さんの背筋は、ぴぃんと伸びていそうだなあ。

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    2009年10月04日
  • 山ねこおことわり

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    松井さんはタクシーの運転手です。ちょうど色づいたいちょう並木を走っていた時、わかい男の人が手を上げました。
    「どちらまで?」「いうとおりにいってください」
    お客の言うとおり、ハンドルを右に回したり左に回したりして走っていくうちに、松井さんは、どこを走っているのか分からなくなってしまいました。
    やがて車は、細い一本道に出ました。
    松井さんが、ふとバックミラーをのぞくと―――なんと、後ろに座っているのは、ネクタイをしめた山猫だったのです。

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    2009年10月04日