栗田シメイのレビュー一覧

  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    自分の家の直ぐそばで、こんなドラマがあったなんて! 色々な面で非常に勉強になった。区分所有法やそれに基づくマンション管理の難しさは、分譲マンションに住んでいる人にとっては、静かな爆弾みたいなもの。また、多くの無関心な人達を巻き込んで、困難な状況を突破するためにはどうすればよいか。組織の研修に是非使ってほしい本だと思う。多面的な視点で、熱くも冷静に取材した著者にも拍手

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    2025年10月14日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    理事長は良いとして結構住民の個人情報出てしまってない?大変でしたね。有志の会も分裂して、でもそれくらい強烈なリーダーだから理事長とやり合えたっていうの納得。がんになる人多くない?ストレス大きかったと思う。でもよく頑張ったと思う。私の住んでた理事会がマンションも面接やってたな。悪気なくやってるのがやばいね。集団生活って難しい。

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    2025年10月13日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    マンションで謎ルールを強いる理事と区分所有者有志の闘いを描いたノンフィクション本。面白かった。
    現実にある不条理な敵との戦いは池井戸潤的なエンタメとなっていて、スポットが当たるのがそこに住む住民というのが新しい。
    ミクロな話にも思えるが、地域や国家全体に解釈を広げると無関心が権力の暴走を許す縮図となっているのは他人事ではない。
    しかし、我々にはあまりにも時間が無さすぎる。マンションや地域自治に社会人がどれほど貢献できるのだろうか。
    新理事長が総会のあとそのままプロレス観に行ってるのが印象的だった。

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    2025年10月07日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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     渋谷区幡ヶ谷にある世帯数300戸の大型マンションが舞台。大量の謎ルール、25年にも渡って変わらない管理組合の体制を変えるべく、奮闘した住民たち(より良く会)の1200日以上にわたる活動のルポ。
     変わらない体制を変えていくのは本当に一筋縄ではいかず、声をあげてない住民をどれだけ味方につけるかがポイント。少しずつコアメンバーを増やしていきながら、管理組合側の対応に対しての感情論だけで対抗しようとせず、外部の専門家(弁護士)に入ってもらいながら、活動を見える化し、事実を最重視して、管理組合が変わったらこうなるということを分かりやすく伝えていったことは大きかったと思います。クライマックスとなった総

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    2025年09月28日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    面白いルポ オーディブルにて

    とても興味深いルポ、面白かった



    法外な金額の工事などを委託し、私服を肥やしていたかどうか気になるので、暴いて欲しい

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    2025年12月12日
  • コロナ禍を生き抜くタクシー業界サバイバル

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    文字通り、コロナ禍におけるタクシー業界の実態を描いた一冊。

    今はコロナ禍は明けたと言われているけれど、一旦沈んだ業界が戻るのは大変だというのを実感した。

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    2024年05月31日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    自分の暮らすマンションの管理状況を他人事のように考えていないか。長く過ごし安らぐ場所であるはずの住まいを守るために、ここまで住民が立ち上がらねばならない話が未だ進行中事案である衝撃。築古建物は増える一方。自分も興味を持たねばならない。

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    2025年12月06日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    渋谷の北朝鮮。Xで知って気になってたので読んでみた。事実は小説よりも奇なり。
    こんなところに住んでたら気が狂う。

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    2025年11月30日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    面白いけど、ノンフィクションのため、登場人物が多すぎる。。全く覚えられなかった。中島さん、小島さん、島さん、、、笑
    これはドラマ化すると誰が誰かがわかってより面白くなりそう。(わかってないのは私だけかもしれない…笑)

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    2025年11月28日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    秀和幡ヶ谷レジデンス,知っている人も知らない人も,一度見れば忘れられないはずだ.
    笹塚と幡ヶ谷のあいだ,玉川上水暗渠の公園を挟んだ向かいに建つ,ひときわデカくて昭和風情漂うマンション.
    ジョギングでも散歩でも通勤でも,その特徴的なたたずまいゆえに,いやでも視界のどこかに入ってくる,あれだ.

    言ってしまえば「地元」と言っていい場所.
    そのマンションに,こんな凄まじいドラマが潜んでいたとは…読んでいて背筋を冷たいものがつたった.

    家探しをしていた頃も,あの外観を見るたびに
    「ここは…何だか凄そうだけど,無理だよね」
    「古そうだしねぇ…」
    「幡ヶ谷であって笹塚じゃないし」
    なんて,もっともらしい

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    2025年11月16日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    マンション管理の方針を巡って、住民と理事会の闘いの記録。これが実際にあった出来事というから驚き。

    7年もの年月を理事会との闘争に注ぐのは、並大抵の覚悟、努力ではないことが分かる。ルポからその熱量が伝わり、引き込まれる本でした。

    印象的だった言葉
    「異常な体制を敷いた管理組合を倒すのは、同様かそれ以上に異常な熱量を持った〇〇さんのような人が必要だった。本質的に、あの二人はどこか似ている」

    "マンションを守ろうという過剰な正義感"が、常軌を逸したルールを生み出し住民を困らせていた。
    そして、その状況打破すべく闘った住民にもまた"マンションを守ろうという過剰な正義

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    2025年09月28日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    オーディブルで。リフォーム禁止(部屋は畳で風呂はバランス釜)、友人を泊めるのに許可とお金が必要、ウーバーイーツ禁止、緊急車両、介護サービスの車すら入れない…という謎ルールに縛られ、違反がないか監視されているマンション、それが秀和幡ヶ谷レジデンス。縛っているのは同じくそのマンションに居住する管理理事会の面々。何十年もに渡ってマンションを支配し、利益を得ていた理事会に、一般住人が立ち向かう。

    マンション管理とか分譲は大変なんだろうな、理事なんかやってくれる人に任せちゃいたいなと思うが、さすがにこんなことをされたらたまらないだろう。外観はレトロないい感じで都内一等地なのに、資産価値はほぼなかったと

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    2025年09月28日
  • コロナ禍を生き抜くタクシー業界サバイバル

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    一部のマナーの悪いドライバーのために、世間のタクシードライバーの評価は概ね低いが、高い目標や高い意識を持った模範的なドライバーもたくさんいる。新型コロナの影響で、これまでの古い考えや規制だらけのやり方では、立ち行かなくなってきた。タクシー業界はこれから、いい方向に変われるのか?

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    2023年03月07日