栗田シメイのレビュー一覧

  • 檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち

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    話題作、事件としてもインパクトか大きかった。

    しっかり、話を聞いて書き上げているのが面白い。山田を冷めたように見ながらも、山田の話をきちんと書く。弁護士さんの思いにも共感している。

    フィリピン人はバカじゃないっていう、ミカのフレーズがぐさっと来る。

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    2026年09月12日
  • 檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち

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    ルフィ事件の主要メンバーの出自からその崩壊までのノンフィクション。
    チャイニーズマフィアがやってた詐欺のスキームを盗みフィリピンで振り込め詐欺の牙城を築くも敵対組織にハメられ、さらに賄賂絡みで現地の女にも騙され手を出した覚醒剤ビジネスでも3度も騙されて追い込まれた挙句の強盗事件、そこからの崩壊とまんま犯罪小説の起承転結だった。
    渡邉のカリスマ性と人身掌握が肝なんだろうがノンフィクションゆえにあまり描かれなかったのが残念。
    ただ、読んでての主役はその出自ゆえに掛け子で荒稼ぎして敵対組織への潜入までやった山田と、渡邉を完全にハメて最も重要な存在となった渡邉の妻のミカという、「女の物語」だったように思う。

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    2026年09月03日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    渋谷の北朝鮮と言われるほど独裁的な、謎ルールで住民たちを支配してきたマンションのルポ。
    独自ルールのひどさに笑ってしまった。
    以前、丸山ゴンザレスさんの動画に著者が出演しているのを見た。丸山さんが反管理組合の活動を、パルチザンなんかの海外のレジスタンスのようだと言っていた(記憶があやふやなので間違ってたらごめんなさい)のを思い出した。

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    2026年08月15日
  • 檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち

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    寂れた町に生まれ、貧しき家庭に育つ。親は別離し、学校では虐めに遭う。卒業後は風俗で食いつなぎ、やがて闇の世界に誘われる。頭角を現し、実行する側から指示する身分へ。自らは安全地帯へと、拠点を海外に移す。莫大な利益を稼ぎ、豪遊する。いつしか足が着き、拘束される。秩序のない現地の刑務所。金がものを言い、奔放な生活は続く。再び迫る危機。更なる逃亡を企てて、遠隔での強盗事件を引き起こす。…彼らの生きてきた意味は?何故、闇バイトに人が群がるのか?指示に従う行動原理は何なのか?事件が照らすこの世の一端。学ぶことは多い。

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    2026年08月01日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    今の時代にこんな事があるのかと驚いた。
    話の通じない管理組合との戦いはめちゃくちゃ大変だったと思うけど、よく心が折れずにやり切れたなと感心した。
    管理組合と住人達の戦いが丁寧に書かれていて、すごく引き込まれた。
    終盤の総会のシーンはドラマのような展開で一気に読んでしまいました。

    最後に管理組合側の事もちゃんと書かれたのも、すごく良かった。

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    2026年06月26日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    こういうドキュメンタリーは小説より楽しめる。ずっと理事を譲らない中で工事費が異常に高額とかだと、キックバックを受け取っているんじゃないか、とか疑う。そんなズバリ犯罪は無かったのか。裁判の話でも出てこないし、あとがきで「旧理事長は真面目過ぎて」とか書いているし、犯罪とは違うから時間がかかってしまうということなんでしょう。ということは、これほどではないが変なルールのあるマンションで、中途半端なだけに反対派が結束できない話もありそう。理事は輪番制が鉄則ですね。とても社会的に意義のある掘り起こし

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    2026年06月13日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    オーディオブックで聴きました。
    面白くて一気聴き。途中、辛くて折れそうになったけれど。

    独裁政治を続けていたマンションの管理組合との1200日にも及ぶ戦い。マンションの管理組合がこんなに強い権限を持っていると知らなかった。普通のマンションに住めていることに感謝しよう。

    明らかにおかしいルールをおかしいと言っても、まともに取り合ってくれない。それどころか、恫喝あり、嫌がらせあり、常識など通じない。しかもバカではない。金もある。

    理事長、理事、管理人、全て小悪人。自分の思い通りにすることが快感なのか、人の人生をコントロールすることで、承認欲求を満たそうとしているのか、そんな惨めな人生は勝手に送って欲しいが、そんな輩が自分のマンションの管理組合だったら、「より良く会」の人たちのように戦おうと思ったか。。先の見えないことに時間とお金と体力を注ぐ自信はない。だからほんと偉いと思う。

    理事長のようなジジイを持った家族は大変だろうな。家庭ではいい爺さんなのかもしれないが。

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    2026年06月07日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    ネタバレ

    マンションの管理組合に関わる人は必読。粘り強く、人を上手に巻き込みつつ戦った女性と落ち着いて話をまとめた男性リーダーの姿に学ぶことが多かったです。善意と独善の大きな違い、民主的運営は難しいけど不可欠であること、無関心の人を巻き込むには地道な働き方が不可欠であること、法律の壁をクリアする方法などなど。

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    2026年06月06日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    昔マンションの理事やってたせいもあり、管理者と所有者の両方の立場が分かって面白かったです
    最後のちゃんと理事長の立場もなんとなくわかるように書いてあるところが良かったかなあ
    一方的に批判で終わらないところが好感
    管理って結構面倒なんよ まあ独裁者みたいになったらいけないと思うけど

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    2026年05月20日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    終盤は泣けてきました。
    ルポなので出来事をたんたんと記されてるのに、理事会の横暴さと身勝手さに腹が立つし、こんなに話が通じないのかと怖くなりました。
    こんなに話が通じない相手に長年対峙してきた住民(有志の会)の方のストレスは相当だし病気にもなるわと思ってしまった。

    干渉しない他の住民ほんまにはやくチラシ読んで!協力して!と思ってしまったし、だんだん強力な味方ができていくのとか少年漫画読んでる気分で事実は小説より奇なりてこのことかて思いました。

    いちばんやばかったのは管理人が自作の機械?で、有志の会のひとが住民たちに投函したビラを勝手にポストから抜いてるのがもうこんなん許されるわけなくない?と思ってしまった。

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    2026年04月27日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    マンションの管理組合の理事会を長年独占し、規約にない謎ルールを押し付けてきた理事長を、新参所有者を中心とするグループが、追い出すまでの戦いを描いたルポ。
    私も、自分が一室を所有するマンションの管理組合の理事長になったことがあるが、その体験からすると、とても想像できないような、迫力のある事件の成り行きが描かれているが、著者は、第三者の立場から長年取材を続け、客観的に一連の出来事を描いているようだ。

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    2026年04月19日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    渋谷の北朝鮮と称されていたという(^^;
    マンションの管理組合なんてやりたくない人が多いから輪番制だったりするのに、こんな独裁管理も存在するのか。
    無関心の住人も多い中での理事会との論争は、audibleで聴いているだけでも消耗した。
    どんなに大変だったか、想像に難くない。
    一方、独裁的な理事長を支持する人もいるのは不思議。
    そっち側の話をもっと聞きたかったし、理事長自身が独裁管理をすることでどんなメリットがあって固執していたのかが知りたかった。

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    2026年04月08日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    社会の闇を感じるノンフィクションシリーズ。渋谷の一等地にあるマンション・秀和レジデンスの闇に立ち向かった住民のルポです。

    秀和幡ヶ谷レジデンスは渋谷の一等地にあり、建物の建築年数にも関わらず状態も良い。それなのに住民からの評判が悪く、建物の価値も相場に比べて格段に安い。

    この異様な状況は、マンションの理事たちによる独裁体制の元、数々の謎ルール(入居時の面接、家族や知人が宿泊すると1万円の費用が発生、ウーバーイーツ禁止、リフォーム禁止、17時以降は介護業者の出入り禁止など)が元凶だった。

    この小説はこの理事の解任のために立ち向かった、住民たちの戦いをまとめたものです。

    内容的にはとても面白く、理事会を追い詰めた総会のシーンなどはとても良かったのですが、微妙なところは、住民側の動きは詳細に調査できている一方で、理事側の話というのはとても浅いところかな。

    理事側の権力乱用は醜いものがある一方で、そう言った謎ルールが住民を守る思想がベースにあることは明らかだし、半分くらいの住民は、そこまでこだわらなくても、マンションのルールが嫌なら出て行けばいいだけでしょう?というスタンスなので、二面生があるはずなのです。

    また、マンションの管理費の使い方など、横領もあったのではないかと邪推をさせる描写が有りますが、そこも結局ふわっとしています。

    それは著者もわかっているからこそ、本当はもう少し突っ込んだ取材をしたかったのではないかと思うのですが、結局、理事たちは著者の取材に協力することはなく、詰めきれなかったという印象が強く、その点は残念でした。

    まあ、そんな感じで、住民団体の視点で書かれた一冊と言う点はバイアスを感じてしまいました。めっちゃ面白いけれどね。

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    2026年03月21日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    実録!独裁マンション!怒涛の1200日戦争!

    異常な数の防犯カメラで24時間監視される住民。宅配不可、ホームヘルパー、救急隊不可、高齢者や外国人への賃貸不可、引っ越し時の荷物チェックと面接、謎の家賃吊り上げに、謎の工事…。

    次から次へと増える理不尽なルールに唖然。確かにこれは、渋谷の北朝鮮。納得。

    支配する吉野理事軍団に対抗すべく、立ち上がるレジスタンスという名の住民達。その長きに渡る攻防戦はSWで言う所の帝国軍vs反乱軍のよう。魅力的でヒロイックな登場人物達。執念!結束!勝利!大人のジャンプだ。

    長き闘いを経た後の秀和幡ヶ谷レジデンスの姿から読み解く作者の考察に膝を打つ。得るモノがあれば、失うモノもある。やはり正義の反対は別の正義。そこに理由がある。

    マンション情弱には勉強にもなる。読み応えの抜群の傑作。これは是非、映像化して欲しい!

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    2026年08月15日
  • コロナ禍を生き抜くタクシー業界サバイバル

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    文字通り、コロナ禍におけるタクシー業界の実態を描いた一冊。

    今はコロナ禍は明けたと言われているけれど、一旦沈んだ業界が戻るのは大変だというのを実感した。

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    2024年05月31日
  • コロナ禍を生き抜くタクシー業界サバイバル

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    前半はコロナ禍でのタクシー業界についてのルポだが、2026年時点では既知の情報なので正直退屈だったが、10年20年後には貴重な記録になるのだろうと思う。後半はタクシー配車アプリ、年収1000万超えのスーパードライバー、タクシードライバーから弁護士や議員へ転職した事例、女性ドライバー、新卒ドライバー、外国人ドライバーへのインタビューがメインとなるが、タクシードライバーとは言っても様々な人の話が面白かった。

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    2026年10月10日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    管理組合が住民に対してあまりにも横暴すぎる事で有名だった秀和幡ヶ谷レジデンスの、住民有志vs管理組合の戦いのルポ。崩壊の危機に何度も晒されながらも住民が勝つ熱い戦いはまさにドラマさながらだが、現実的に吉野理事長が本書で言及されてるような事だけとはとても思えず。大山という管理人にしろやはり常軌を逸してるし、本当に素人なの?というのとカネ周りで旧理事メンバーとなんか色々やってたんだろうというのは含みを残して終わるあたりにモヤモヤが残る。

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    2026年10月09日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    終段に描かれているように、前理事会のしていたことの全てが悪いわけではなかったのだろう。それは、委任状を半数近くは得ていることでもわかる。行き過ぎた管理・監督と不透明な会費利用などは問題で、また、長年の理事たちが、自分の思うようにしてきて、頑固になっていたこともあろう。
    ほんとに、ノンフィクションでありながら、小説のような作品だ

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    2026年08月30日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    マンション自治ってあんまりピンと来なかったけど結構大事なんだなと。幡ヶ谷のマンション自治で長年独裁政権の如く運営していた理事たちに対してオーナーたちが異を唱え戦っていく経過が描かれている。最後の方にも書かれていたけど理事長は最初はマンションをよりよくしたいという気持ちでルールを制定してそれが当たり前になり歯止めが効かなくなった結果行きすぎたルールが作られてしまったのであってマンションに対する思いはオーナーと同じくらいあったのではと。実際管理はしっかりされていて築年数の割にはとても綺麗だったそう。それでもオーナーたちとしっかり対話していく必要はあったはず。政治もそうだけど関心なく過ごして気づいたら不利益を被るでは遅いんだな。

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    2026年07月27日
  • 檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち

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    特殊詐欺・強盗集団ルフィグループの構成と犯罪のあらましを、被告たちの証言から組み立てた書。
    強固な組織が少しずつ瓦解していく様子がよくわかる。
    差別・貧困・格差を地道になくしていくことが、こういった犯罪の抑止につながっていくと改めて認識させられる。

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    2026年06月17日