栗田シメイのレビュー一覧

  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    壮絶な戦いと人々の思いが詰め込まれた圧巻のルポ。
    マンション生活に縁がなく、なんか管理組合とかめんどくさそうくらいの認識しかなかったが
    こんなことが現実に…?しかも最近…??と驚いたし感情移入してヒリヒリした。
    当たり前の生活を守りたいだけなのに…

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    2025年12月06日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    面白、すぎんだろ。あまりにも勧善懲悪。
    体制側、最後のちょこっとのフォローじゃ足りなすぎるよ、少し可哀想。

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    2025年11月27日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白い!!!
    やばすぎる管理組合と、自分たちの住み良い暮らしを取り戻したい住民たちの闘いの記録。
    管理組合が完璧なまでにヒールだし、住民側もリーダーの病気・仲間内での対立・コロナでの活動停滞など苦戦を強いられるシーンが多々あって、お話として100点満点すぎる。
    最後の総会なんて手に汗握りまくり。最後の結末に向けて読む手が止まらない止まらない。半沢直樹ばりにモヤモヤを積み上げて、そこからのスッキリ。サウナかよと思うくらいの整い度。これがノンフィクションだなんてかっこよすぎる。
    最後、悪者だった管理組合側にもこういう経緯があったんだよというフォローエピソードも描かれていて、そこもまたい

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    2025年11月23日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    ルポは面白い
    記者の目、取材を通して語られる秀和幡ヶ谷レジデンスをめぐる戦いはドラマである…ただ、自分の身近でも発生しうる現実であることも思い知らされる。

    法は矛にも盾にもなる、ややこしさ
    不動産をめぐる法の歪さはもう少しシンプルにならないのかな?と思うばかり。

    そして、同じ人間やグループが長期実権を握ることでの問題を、このルポは教えてくれる。管理組合に関わらずいろんな組織で当てはまることなので、非常に示唆に富んだ本でありました。

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    2025年11月15日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    独裁マンション管理組合と戦う有志たちの奮闘の記録。
    独裁理事長よりも、取り巻き理事たちの方が怖いの私だけかな。しかも、この一連の騒動の後も旧理事会の人たちは居住しているというのが何とも恐ろしい……。

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    2025年11月07日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    映画化できそうなほどドラマチックで、現実にあったこととはにわかに信じにくいほど。分譲マンションとは縁のない自分が読んでも十分面白かった。
    運動が初期の頃は感情的な姿勢が他の住民たちから拒否されるのだが、最後の総会では畳み掛けるような熱気が決め手になった。クールなだけでは変革できないが、その熱気に火を付けるタイミングは重要ということだろう。
    敵役の理事長にしても、なぜそこまで理事長職にこだわったのかはっきりした答えがあるわけではないのも、人間の業を感じてしまう。真面目だからこそ奇天烈な規則を作り過ぎてしまう一方で、マンションは高水準で管理され建物の資産価値が守られた側面もあった。
    過半数を握る上

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    2025年10月26日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    分譲マンションに住まれてる方にぜひ読んでもらいたい作品。
    自分が半年ほど前に中古マンションを購入したこともあり、解像度高く読むことができ、一気読みしてしまった。

    "渋谷の北朝鮮"の名に恥じない異様さをヒシヒシと感じることのできる良作。フィクションと見まごうレベル。

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    2025年10月25日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    また変な本読んで…フィクションでしょ?え?現実?え?日本の話?と旦那に言わしめた今作。
    事実は小説より奇なりとはこのこと………

    マンション自治の実態と難しさを知った。
    戦うには力も時間もいる。戦おうした全員に拍手。

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    2025年10月17日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    本書に「頭では理解できない理屈や常識では測れない熱量ほど、面白いものはない」と言う言葉が出てくるが
    本書そのものを指していると思う

    出てくる登場人物、何より著者の熱量にやられてしました。

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    2025年10月01日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    ネタバレ

    著者も書いてるけど根はよくて周りにいい影響を与えるために行動してるだけの人なんだろうな。根はよくても行動が迷惑ならどうしようもないのだけど。こういう人の話を聞くといつも自分もいつかそうなってしまうのではないかと怖くなる。

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    2025年09月30日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    ネタバレ

    ネットニュースなどで知っていたマンションの管理組合トラブル。
    「独裁」は人が集まればどんな小さな空間でも起こる。
    しかし独裁者も最初からそうではなく、良かれと思った真面目さ、
    正義感がおかしくさせてしまった。
    本当に悪いのは誰だったのか。その人たちは表には出てこない卑怯さ。

    敵対する人々も目的は違えどどこかしら似ているところもある・・・
    似ていなければ相対して戦えなかった。

    大きな敵と戦う有象無象、先行きの見えない戦い、
    表に立つ人黒衣になる人…
    そんな戦いは一瞬のハッピーエンドを迎えるも、
    けしてめでたしめでたしの終わりではなく、
    住まう人々にはこれから、スタート地点なのだと思わせる。

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    2025年09月23日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    本の雑誌・上半期ベストから。これは素晴らしかった。感動的。マンションの管理者側はけったくそ悪いことこの上ないんだけど、圧倒的不利な条件の中、諦めず少しずつ手札を揃えていき、見事勝利を勝ち取る経過が胸アツ。元はといえば、殆ど周知されることのないまま、一部利権者のその場の流れで、ノリで、雰囲気で決まったであろう謎ルール。それを白紙に戻すことの何と大変なことよ。

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    2025年09月19日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    ネタバレ

    理事会ヤクザすぎる。
    良くする会がどんな苦難にも挫けず、最後まで戦い続けて得た勝利に拍手。
    手島さん、最初から最後まですごく頑張っていた。

    吉野さん(仮名)にも退っ引きならない事情があったとはいえ、です。

    ダイアパレス白子第2も改善に向かうと良いですね。

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    2025年09月17日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    日本の北朝鮮。これは本当に法治国家である日本内で起こっていた事なのか目を疑う。
    マンションの管理とはかくも難しき事なのか。そして、過半数の承認を得ることは、こんなにも難しいことなのか。共に暮らしながら、その実関係性は希薄という、マンションの特徴が色濃く反映された問題だと思った。
    事をなすには、とにかく冷静に。事実を重ねる。感情的にはなってはいけない。しかし、最後総会でものを言ったのは、感情の迸りだったのだ。

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    2025年09月16日
  • コロナ禍を生き抜くタクシー業界サバイバル

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    タクシーのルポ。
    コロナ禍はやはり大きなインパクト。

    それ以外にも様々な切り口でタクシー運転手、タクシー業界のことがわかり楽しい。

    ある意味、自由な働き方ができるからこそ、実力主義でありながらマイペースで仕事ができ、いろいろな人が存在するんだなと思いました。

    ・運賃が自由競争に近い関西のタクシー界
     
    ・名古屋のトヨタワールドをタクシー運転手から見た話

    ・ロイヤルリムジンの突然の600人一斉解雇の衝撃
     ベンチャー精神で経営合意的な社長だからこそ起こったインパクト

    ・年収1000万超えのスーパードライバーたちの工夫
     通常のビジネスマン同様、ネットワークつながりを駆使して様々な工夫を

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    2022年07月24日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    ネタバレ

    クソ物件オブザイヤーで「渋谷の北朝鮮」と紹介されていたのをうっすら覚えていて手に取った。理事会と管理会社による徹底的な監視・管理・理不尽なルールの数々に反抗し、住民やオーナーの一部が有志の会を立ち上げてから4年ほどかけてついに理事たちを退任に追い込むまでの戦いの記録である。理事会の固い牙城を掘り崩すための山あり谷ありの壮絶な反対運動、最後の総会での総力戦のギリギリの攻防は手に汗握る面白さで一気に読んでしまった。
    まさに独裁といえる理事会の横暴にこれは本当に令和の話なのか?と思わされるが、住民には紛れもない現実なのだから恐ろしい。ここまできて理事会側に与する住人が半分近くいるということも恐ろしい

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    2025年11月29日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    実録!独裁マンション!怒涛の1200日戦争!

    異常な数の防犯カメラで24時間監視される住民。宅配不可、ホームヘルパー、救急隊不可、高齢者や外国人への賃貸不可、引っ越し時の荷物チェックと面接、謎の家賃吊り上げに、謎の工事…。

    次から次へと増える理不尽なルールに唖然。確かにこれは、渋谷の北朝鮮。納得。

    支配する吉野理事軍団に対抗すべく、立ち上がるレジスタンスという名の住民達。その長きに渡る攻防戦はSWで言う所の帝国軍vs反乱軍のよう。魅力的でヒロイックな登場人物達。執念!結束!勝利!大人のジャンプだ。

    長き闘いを経た後の秀和幡ヶ谷レジデンスの姿から読み解く作者の考察に膝を打つ。得るモノがあ

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    2025年11月28日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    ネタバレ

    ・積読チャンネルから
    ・経緯もコロナ禍があったり共同代表になったりドラマチックではあるが、
    ・なんといっても京王プラザホテルでの最終戦
    ・ノンフィクションとは思えぬ攻防
    ・あの手この手で邪魔しようとする理事会とそれを先読みして手を打つより良く会
    ・半沢直樹読んでんのかと思うくらい面白い展開
    ・第三者目線だとこれだけおかしなルールなのに票数ぎりぎりだったのが信じられない
    ・吉野理事長がここまで独裁理事長になった原因かもしれない出来事が分かるとちょっと切ない気持ちにもなる
    ・上手く加減を制御できる人が理事にいればむしろ熱心な理事長として住民から信頼される人になり得たのに
    ・読んだあとたまたま幡ヶ谷

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    2025年11月24日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    HUNTER×HUNTERの選挙編読んでたからイメージしやすかった。否定・脅迫を押し通す理事会メンバーが懲らしめられるの気持ち良すぎる。

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    2025年11月11日
  • ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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    面白くて一気読みした。
    マンション住人からすると面白いという感想は腹立たしいかもしれない。

    世の中にこんなマンションが本当にあるとはびっくり。理事長の固執ぶりからすると、かなり金銭的な旨みがあったのではないかと推測される。

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    2025年10月22日