トーマス・S・マラニーのレビュー一覧
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研究テーマを変える必要ができて困っている時に、読んだ。
研究するということは、単に論文を書く技術を学ぶとか、何が研究として発表に値するものなのかとか、そういうことはさておいて、
自分と向き合い、自分をまず研究することから始まるんだなということが感じられ、
大学院に入った理由をもう一度考え直そうとい...続きを読むPosted by ブクログ -
リサーチしたくても何をやればいいのかわからない!というときに手取り足取り教えてくれる本。
めちゃくちゃ自己分析するので、この本にあることを体現するのはかなり難しい....
とともに、リサーチはこれくらい深掘りしてから始めるべきなのだという気持ちになってくる。自分の興味のあることを正確に把握してから始...続きを読むPosted by ブクログ -
「自分中心」に研究をはじめるにはどうしたらいいか。
それを手順を挙げながら解説していく本。
本書の面白いところは、自分の関心に徹底的に即していくところ。
自分が本当に面白いと思うかが第一で、自分の分野(学問領域)に位置付けていくのは最終段階である。
こうすることで、特定の学問分野に囚われず、関心が...続きを読むPosted by ブクログ -
「リサーチ」って、軽そうで、なんか趣味的な本かなと思って読んだら、これ「研究」ですよね。マジなやつ。文系の研究をして卒論、修論、博士論文を書く人向けに、アメリカの先生お二人が、楽しく有意義な研究生活をおくってほしいと、親心を持って指導されています。最初から課題バンバン出て、調べ・考え・書くことを求め...続きを読むPosted by ブクログ
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リサーチを自分中心に考える、という視点は研究者になると分かるものかも知れないが、研究をこれから始める場合には、自明ではないのかも知れない…と目を開かれた。ステップバイステップで、どのようにリサーチを捉えるかを教えてくれるので、方法としては分かりやすい。
反面、仕方ないとはいえ、自分の分野ではどうやる...続きを読むPosted by ブクログ -
○「テーマ」と「問い」は異なる
テーマ…研究したい分野のこと
問い…興味のあることに対する疑問
テーマだけ決めても研究課題は設定しづらい
Posted by ブクログ -
興味深いタイトルの本。どの本もどこから歩き出せばいいか教えてはくれない。確かにそのとおり。
本書の目的は自らともる火をつける理想的な条件を生み出す手助けをすること
メモ
・研究とは研究者が自分のなかにある問題を見極め、それに対してどうすればいいか考えることから始まる。
・自分中心的研究
実践の面...続きを読むPosted by ブクログ -
なにかを作るときにも応用できる。
問いを立てる。自分に寄り添った問いを立てる。問いの中の項目を少しずつ変えていき、自分の感覚の変化を観る。
問いは複数あってもいいが、根底にある問いを探る。
リサーチに関する問いやブレストは記録しておく。Posted by ブクログ -
<目次>
第1部 自分中心の研究者になる
第1章 問いとは?
第2章 きみの問題は?
第3章 成功するプロジェクトを設計する
第2部 自分の枠を超える
第4章 きみの「問題集団」の見つけかた
第5章 「分野」の歩きかた
第6章 はじめかた
<内容>
さまざまな研究につい...続きを読むPosted by ブクログ -
最初の方は興味深かったが、だんだん分かりにくくなってきた。そして、本書の最初は理工系にも当てはまるが、だんだん人文系特有のアプローチのように見えてきた。理工系は手を動かしてデータを生み出していかなければならない。Posted by ブクログ
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問いを深め、研究のスタート地点の品質を高めるための具体的かつ実践的な方法が豊富に紹介されている良書です。本書に書かれていることを実践できれば、研究の質は劇的に向上する気がします。ただし、本書の内容があくまで「研究者」向けに書かれているという点は否めず、一般の学生やサラリーマンが通常の勉強や仕事に応用...続きを読むPosted by ブクログ
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とっても真面目な技術の発展史。
興味のあるところだけ拾い読みしました。
それでもじゅうぶん楽しかったけど。
一文字ずつ印字するタイプライターは
表意文字である漢字には対応できない。
それを可能にするべく考えだした
先駆者たちの発想と技術がすごい!
やがてパソコンへと応用され
こうして漢字文化圏の人...続きを読むPosted by ブクログ -
日本語は、ひらがな+カタカナ+漢字の表音文字と表意文字の組み合わせだ。
読み慣れていないせいだが、英語の文章のアルファベットが並んでいるのを見ていると、ぱっと見で文全体の意味を把握できない。
日本語だと、漢字をつまみ取れば、ひと目で何となく文意を探ることができる。
アルファベットを採用してい...続きを読むPosted by ブクログ