トーマス・S・マラニーのレビュー一覧

  • リサーチのはじめかた ――「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法

    Posted by ブクログ

    問いを深め、研究のスタート地点の品質を高めるための具体的かつ実践的な方法が豊富に紹介されている良書です。本書に書かれていることを実践できれば、研究の質は劇的に向上する気がします。ただし、本書の内容があくまで「研究者」向けに書かれているという点は否めず、一般の学生やサラリーマンが通常の勉強や仕事に応用するには、それなりに独自の工夫やアレンジをしていく必要があるかなと感じました。

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    2023年11月15日
  • チャイニーズ・タイプライター 漢字と技術の近代史

    Posted by ブクログ

    とっても真面目な技術の発展史。
    興味のあるところだけ拾い読みしました。
    それでもじゅうぶん楽しかったけど。

    一文字ずつ印字するタイプライターは
    表意文字である漢字には対応できない。
    それを可能にするべく考えだした
    先駆者たちの発想と技術がすごい!
    やがてパソコンへと応用され
    こうして漢字文化圏の人間も
    気軽に機械で文字を打てるのね(^_^)
    ありがたや。

    実物写真も掲載されていますが
    でっかい円盤みたいなやつ
    (回転させて任意の文字を印字する)
    偏と旁を別々に印字するやつなど。
    うまく言えないけど…
    ドット絵みたいにして打つのもあったわ。

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    2023年04月20日
  • チャイニーズ・タイプライター 漢字と技術の近代史

    Posted by ブクログ

     日本語は、ひらがな+カタカナ+漢字の表音文字と表意文字の組み合わせだ。
     読み慣れていないせいだが、英語の文章のアルファベットが並んでいるのを見ていると、ぱっと見で文全体の意味を把握できない。
     日本語だと、漢字をつまみ取れば、ひと目で何となく文意を探ることができる。
     アルファベットを採用している英語の方が簡単だから、世界共通語足りえるのは当然なのだが。

     さて、本書は表意文字しか持たない中国語のタイプライター開発史である。
     タイプライターはキーボードに記されたアルファベットをクリックすると、そのアルファベットが紙に印字される。
     ところが、中国語の漢字の総数は膨大すぎて、中国語タイプ

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    2021年08月09日