こよのレビュー一覧

  • その本の物語 上

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    ファンタジーの世界に浸ることより、二人の女の子の心の成長を見守ることが楽しかった。村山早紀さんの本は子供向けが多いけど、大人のほうがグッとくるんじゃないかなっていつも思う。ごちゃごちゃ考えすぎて悩んでる時や心が疲れている時に読むと、ホっと一息つけるような優しくて癒し効果の高い物語です。

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    2014年08月25日
  • その本の物語 下

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    児童文学「風の丘のルルー」のシリーズを再構成した作品。劇中作として、「風の丘のルルー」という小説が登場します。その小説が大好きだった、高校生になっている2人の女の子、そのうちの一人が主人公。眠ったままになっているもう一人の女の子は、小さいころから少し人と変わったところのある女の子だった。小さな魔法が使えたのだ。それは小さい頃のごっこがそう思わせたのかもしれないけれども、「風の丘のルルー」の本を読んでいると、その世界が立ち上がってくるような感覚に襲われる。その少女がいじめられているのを、主人公の女の子は助けてやれなくて、その女の子は、今、病院のベッドでずっと眠り続けていた。
    本の物語が、あの頃に

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    2014年07月27日
  • その本の物語 上

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    上読み終わったとこやけど既に好き。ルルーの成長や悩みや楽しさに思わず感情移入する。素直で可愛いルルーが好きでルルーみたいな魔女に会いたい。150年前の話が悲しいけど温かくて好き

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    2023年08月07日
  • その本の物語 上

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    あなたは、子どもの頃にどんな本を読んだかを覚えているでしょうか?

    私はある一冊の本のことをずっと覚えています。それは、編み物が得意な一人のおばあさんが登場する物語でした。蝶々の羽の模様を参考に偶然編んだ編み物。それが空にふわっと浮かび上がります。そんな編み物によって飛行機を作り上げ、それに乗って孫の住む街へと飛び立つおばあさん…。学校の図書室で夢中になって読んだ日のことは未だによく覚えています。私は2019年の暮れに恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読んで以来今日に至る読書&レビューの日々を送っています。そんな今の私ですが、思い返せば本を読む喜び自体を知ったのは、この佐藤さとるさん「おばあ

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    2022年05月07日
  • その本の物語 下

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    ルルーとペルタと一緒に旅をしているような気持ちで読んでいたので、読み終えてしまうのがとても寂しく感じました…。
    ルルーやペルタにまた会いたくなった時には、風の丘まで行ってみたいと思います❁⃘*.゚

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    2022年04月18日
  • その本の物語 上

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    児童書の「風の丘のルルー」は読んだことがなかったのですが、それでもルルーの世界にすぐに惹き込まれました❁⃘*.゚
    相棒のペルタが可愛過ぎて…♡
    下巻を読むのが楽しみです‪(*´꒳​`*)

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    2022年04月11日
  • その本の物語 上

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    病院で眠り続ける友、沙綾のために、物語を朗読する南波。
    朗読される本は、子供のころ、二人のお気に入りだった『風の丘のルルー』。
    人間に嫌われる魔女として生まれたルルーの冒険と遍歴の物語だ。

    魔女で、少女と聞くと、ほうきに乗って、配達するのか? いや、それは魔女の宅急便だろう、と自分の貧困なイメージが嫌になる。
    ルルーが巡る町の描写は美しく、ホルトさん一家や、医者志望のカーリンなど、個性豊かな人物もたくさん登場する。
    何より、移動の幅が大きい。
    時空名で移動してしまうのだから。
    この想像力に、感心してしまう。

    村山さんの作品だから、きっとハッピーエンドなのだろう。
    そうでなくても、どこかに救

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    2021年08月29日
  • その本の物語 下

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    引き続き読み聞かせるルルーの話がはじまります。別れの辛さ、圧倒的に強い敵への恐怖、それを乗り越え立ち向かう姿に勇気をもらいました。

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    2016年12月21日
  • その本の物語 下

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    現代の世界と、魔女ルルーが主人公の作中作を行ったり来たり
    現実と物語の中を気持ちが行ったり来たり・・

    子どもの頃に「ルルー」のようなお話に出会っていても
    おそらく読まなかったと思う。

    私は、喜びや楽しさの中に見える、
    ちょっと寂しい、
    一人ぼっちの感覚が苦手な子どもだった。

    だから、大人になってから出会えてよかったと思う。

    勇気とやさしさは孤独と哀しみの上にある。
    児童書が教えてくれることは多い。

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    2015年09月06日
  • その本の物語 下

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    思い出の児童書。魔女のルルー。その世界に浸かりながらも、その世界に浸かる主人公がいることでより世界に浸ることができる、そんな素敵な、夢にあふれた物語だった。

    現実にはまさかね、とわかってても。
    もしかして、と思ってしまう。
    この小説を読んでまさしく、そんな気持ちになった。

    ルルーの話、全部読んでみたいなぁ。

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    2015年06月25日
  • その本の物語 下

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    ルルーとルーリアの伝説がここに完結。
    そして、南波と沙綾の側も動き出す。

    差別するものと差別されるもの。
    昔の魔女狩りも、現代のイジメも本質はきっと同じ。
    だけど、その状況の中でも、「自分がどうありたいか」を見失わずに生きるルルーと沙綾の姿はとても煌めいている。

    ほんわかした物語の中にも、芯の通った登場人物たちがイキイキと動き回り、友達のように身近な存在として本を閉じた今も息づいている。

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    2015年06月10日
  • その本の物語 上

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    入院している友達に読み聞かせをする少女と、その本の中に出てくるルルーのお話。

    ページをめくる度に広がるルルーの世界がワクワクする。
    魔女がいた世界、魔法があった世界。
    人間と魔女という中世の社会構造を加えつつも、どことなくファンタジックで、
    豊かな世界観に酔いしれた。

    続きが気になる。

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    2015年05月09日
  • その本の物語 上

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    『風の丘のルルー』という本を朗読するという体裁で再編集されたもののよう。幼いころ、こういう魔女や魔法使いが出てくるお話をワクワクしながら読んだなぁ。この物語は幼いころに読んでいないはずなのに、この物語の情景が心に浮かび、とても懐かしい気持ちになった。小さな魔女の少女ルルーが、傷ついたり喜んだりしながら、少しずつ成長していく姿をおっていくのは、とても微笑ましいかった。小さな本好きさんにぜひ読んでほしいなぁ。

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    2015年02月20日
  • その本の物語 下

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    面白かった
    よくできてると思ったら元々出版してた自分の本があるらしい

    一部しか使ってないみたいだからすきな人は全部よみたいかも

    チートっぽいとは思ったけど
    その一見なんでもアリな魔法もアリな気になった

    面白かった!(*´∀`)

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    2015年02月02日
  • その本の物語 上

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    物語の中のお話、魔女ルルーの物語を主軸に話が進む。読んでると、ふわっと心踊るファンタジーを感じる素敵なお話でした。下巻が楽しみ。

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    2015年01月03日
  • その本の物語 下

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    思ったとおりのハッピーエンドで良かったよ(ToT)しかも、ルルーに出会えるなんて最高!つらい経験を積み重ねてきた分、みんな素敵な大人に成長するんだなぁ(*´-`)でも現実はなかなか厳しいぞ(--;)いやしかし、小さな魔女ルルーが頑張っている姿に自分も頑張らなきゃ!と元気と勇気をもらったp(^-^)q まさに言葉は呪文だ(^^)だから読書は止められない♪

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    2014年10月13日
  • その本の物語 下

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    ネタバレ

    村山 早紀さんのお話は魔法とかちょっと不思議な子供のお話が多くてそんなファンタジーが大好きです
    児童書作家さんなので読みやすく大人も子供も楽しめる物語です
    元々、本当に昔村山さんが書いた児童書の魔女のルルーの本のお話を南波が沙綾のお見舞いの時に朗読するって感じで
    ルルーの話と現実のお話が交互に進んで行く
    上巻の最後らへんはもう感動!!!
    下巻も冒険な要素も多くてドキドキ・ワクワク
    そして感動出来る素敵なお話でした

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    2014年09月16日
  • その本の物語 上

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    ネタバレ

    村山 早紀さんのお話は魔法とかちょっと不思議な子供のお話が多くてそんなファンタジーが大好きです
    児童書作家さんなので読みやすく大人も子供も楽しめる物語です
    元々、本当に昔村山さんが書いた児童書の魔女のルルーの本のお話を南波が沙綾のお見舞いの時に朗読するって感じで
    ルルーの話と現実のお話が交互に進んで行く
    上巻の最後らへんはもう感動!!!
    下巻も冒険な要素も多くてドキドキ・ワクワク
    そして感動出来る素敵なお話でした

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    2014年09月16日
  • その本の物語 下

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    2014.08.27(水)


    よい◎


    上・下とも、つい、つい、サイン本購入。


    前はミステリーばっか読んでたけど、最近はこういうほんわか考えさせられる本の方が、すき!すきだ!
    物語のぐいぐい感は上巻のほうが強くて、のめり込みやすさでいったら、すこし下巻はマイナスかも。。

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    2014年08月27日
  • その本の物語 下

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    コンビニたそがれ堂で、村山さんにハマったので風の丘のルルーとは、この本で出会いました。小さい頃にルルーと出会って、この本で再会した方は、懐かしさと新鮮さが入り交じった不思議な読後感なんだろうなと、少し羨ましく感じる。個人的には、上巻の傷つきながらも身近な人の幸せを願い、風の丘にたどり着くまでのストーリーが好きだった。下巻になると、急にスケールが壮大になりドタバタ感に若干ついていけず少し飽きてしまった。これも、既にルルーの物語を知ってた人は、抵抗なく読めたんだろうなと思う。それでも、最後までルルーとペルタと旅ができて楽しかったのは間違いなし!主人公の魅力は下巻も衰えない。エピローグも爽快な終わり

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    2014年08月25日