紀蔚然のレビュー一覧

  • DV8 台北プライベートアイ2

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     『おれは反社会的で、軽度の被害妄想と年を経るうちに追加された項目である神経症性障害、つまり、捷運(ジエユン)(都市高速鉄道MRT)のプラットフォームから突き落とされるのではないかという不安や、自転車で走ってるやつを歩道から突き落としたいという衝動などにも苦しんではいるが、今のところは、つまり、二〇一二年の七月現在という意味だが、俺はまだ生きているし、精神状態は安定している。』
    p.10~p.11より

    「台北プライベートアイ」の続編。

    主人公は第一巻と同じ呉誠(ウーチェン)。彼は自分の心身の健康のために大学教授と劇作家という仕事を辞め、私立探偵へと転身した変わり者。

    第一巻目から、「ライ

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    2026年01月25日
  • DV8 台北プライベートアイ2

    匿名

    購入済み

    前作よりも社会批評とか思索的な性格は控えめで、ストーリーの展開の方により重点が置かれている。文体も軽快だし、何より呉誠の性格がなんとも良い。個人的にブコウスキーのパルプを思い出す。台湾語や中国語の単語も敢えてそのままに残している訳も多く、楽しく読むことができた。

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    2025年12月18日
  • 台北プライベートアイ

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    最高。楽しかった。呉誠と長い間一緒に捜査した気分。

    インテリウーチェンのながーい御託を聞きながら、臥龍街に思いを馳せ、パニック障害に共感し、
    わけのわからない事件に目を白黒させ…

    パニック障害と付き合いながらなんとかやっているウーチェンの心理描写、台湾社会の鋭い観察、台湾人論もお見事。もちろん連続殺人鬼のねじれに捩れて暗く病みきった心理も!

    コージーミステリーな要素も多分にあり、
    事件は面白いし、とても好み。

    将来、ウーチェンみたいな生活も悪くないかも。

    台北が好きなのでタイトルでなんとなく手に取った本だったけど大正解。第二巻、早く文庫本求む!!

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    2025年03月01日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    ネタバレ

    いやー面白かった!二十年前の殺人事件のことを調べていたら真犯人が分かって逮捕に至り、それで終わりかと思いきや別の事件の真相も明らかになるという話。最後まで楽しめました。

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    2024年12月08日
  • 台北プライベートアイ

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    面白かった!
    主人公のキャラクターも個人的にハマったな 台北の街並みや雰囲気が頭に浮かんでそれも楽しかった
    続編も読みます

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    2024年08月06日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    ネタバレ

    前作の内容をほとんど忘れたころになって読むことになった。複数の事件を並行して扱い、彼我の進展が交互に現れるおかげで、やきもきしながらテンポよく進んでいくという珍しくも楽しい体験ができた。主人のパニック発作の話もあり、彼自身もひとつの謎として展開を面白くしている。
    他にも気持ちのいい登場人物が多いおかげで、読み進めるのが楽しかった。クライマックスの悪人対決は三頭の蛇などと述べられているが、高慢ながら同情の余地もある弁護士氏が生き残れたのは素直によかったと思う。
    ところであとがきに「三作目は主人公をダークサイドに落とす」などと書かれていたのだが、なにそれこわい。

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    2024年07月23日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    ★5 あの私立探偵が返ってきたよ! 高品質、超濃厚な探偵小説 #DV8 #台北プライベートアイ2

    ■あらすじ
    元大学教授の私立探偵の呉誠は、前回の連続殺人事件の解決以降、台北の淡水に引越しをしていた。彼は淡水にあるバー「DV8」に通うようになっていた。

    ある日、新人弁護士の安安から仕事の依頼を受ける。少女時代、ある事件に巻き込まれた際、助けてくれた少年を探してほしいというものだったのだが… 前作、台北プライベートアイに続く、シリーズ第二弾。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 高品質な探偵小説、どなたでも安心して読める一冊ですね。台湾の街並みやそこに住む人間たちを味わいながら、ボリューム

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    2024年07月10日
  • 台北プライベートアイ

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    主人公の思考垂れ流しぐだぐだ文が楽しい。
    物語としての驚きは少なかったけど、ずっと主人公の話を書いていたいなと思わせてもらえた。

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    2024年07月04日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    ネタバレ

    2026年の1冊目は、紀蔚然の「DV8台北プライベートアイ2」です。長らく積読状態でしたが、年末年始の時間が有る今こそ、読み時と判断しました。ずっと読みたいと思っていた中の1冊です。
    台湾発のネオハードボイルド・スリラーです。舞台は、台湾の淡水。主人公は、私立探偵の呉誠(ウー・チェン)です。呉誠は、鬱病とパニック障害を患っています。そして、鬱病とパニック障害が、事件解決の鍵を握っています。その為、呉誠の症状についてが、精神内の部分含めて、大きく割かれて描写されていますが、個人的には、ちょっと苦手でした。
    事件の中にもう1つ事件が隠れていたという構図自体は、面白いと思いますが、一緒にまとめる必要

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    2026年01月03日
  • 台北プライベートアイ

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    訳者の後書きまで含めて面白かった。

    台湾への悪口(?)が山盛りでクスッと笑える部分があった。

    途中で、「巧妙な犯罪が起こる社会は……」みたいなくだりがあったと思うが、こんな犯罪が起こる台湾は、主人公が愚痴っていた台湾から変わっているんじゃないかと少し思った。

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    2025年12月03日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    台北郊外の街・淡水に引っ越した私立探偵の呉誠は、人捜しをきっかけに20年前に容疑者死亡で幕を閉じた連続殺人事件の真相に迫る。

    10年ぶりに書かれたシリーズ第2作。ミステリ好きの主人公が好きな作家が、マンケル、コナリー、横山秀夫とくれば、好感度アップ!

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    2025年01月13日
  • 台北プライベートアイ

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    劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。
    にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれる。呉誠は己の冤罪をはらすため、自分の力で真犯人を見つけ出すことを誓う。
    監視カメラが路地の隅々まで設置された台北で次々と殺人を行う謎のシリアルキラー〈六張犂の殺人鬼〉の正体は?

    華文ミステリにも、少しずつ慣れてきた。文庫化されたので読んでみた

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    2025年01月04日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    前作があまりに良かったので比較するのは酷だけれど、それでも十分すぎるほど面白かった。相変わらず文体が軽快で読んでいて楽しい。一方、引き続き登場人物はなかなか多くて覚えるのが大変なので、一気読みがおすすめ。

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    2024年12月15日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    2024. 19

    今回も400頁近くある(しかも2段組)
    続編出てることを知らなかったので
    たまたま見かけてハ!!となった
    前作の話はすっかり忘れてしまってたけれど
    面白かった記憶がはっきりとあった

    今作も面白かった
    ものすごいボリューム
    物語のスピードが
    ぎゅいんと上がるタイミングがあって
    私のページをめくる速度もあがるのが気持ち良い

    淡水を歩き回りたくなる

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    2024年12月10日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    またまた二段組の長編、読み切った自分を褒めたい。笑
    前作の内容を忘れてしまっていたけど、問題なく楽しめた。淡水に引っ越し、マドンナ的存在のエマの店"DV8"で新たな友人たちと出会った呉誠が、依頼人の持ち込んだ人捜しをきっかけに過去の事件に向き合っていく。淡水の街の描写も素敵で、行ってみたくなったなぁ。前回同様、呉誠の思考、特にパニック障害との向き合い方に関する描写は哲学的で理解しきれないところもあった。それでも人捜しから始まり20年前の事件、さらにもう1つの事件の真相まで明らかになり、読み応え充分な内容でした。

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    2024年11月01日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    みなさま、ご無沙汰しております。しばし、漢字だらけの航路に出ておりました。
    その航路の名は『DV8 台北プライベートアイ2』。台湾発の探偵小説『台北プライベートアイ』の続編でございます。

    続編だからもう慣れたはず…と思われそうだが、今回も漢字の海にアップアップだった。
    事件に次ぐ事件、その度に増える登場人物や重要ワード…。予感はしていたけど前作よりもページ数が増えていて、おまけに漢字を吸い込みすぎて腹パン…というのが正直な感想である。

    「友だちになりたいわけではないが、人とつながっている感じは欲しい。もっと正確に言えば、おれは人類を憎んでいるが、人間を必要としているんだ」(P14)

    主人

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    2024年10月31日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    前作より面白い!
    テンポのいい会話と、サクサク進むストーリーにすっかり引き込まれてしまった!
    過去の幼馴染を探してほしいと言われ、はじまるストーリー。それだけではなく、謎に次ぐ謎を解き明かす。
    主人公だけでなく、周りのキャラもすごくよくて人情がある。
    エマもキップがよくてかっこいい!
    続編もあるのかな?楽しみ!

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    2024年10月13日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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    元大学教授で私立探偵の呉誠は郵便局のわずかな貯金を頼りになんとか暮らしている。調査依頼は二年間で僅か三件しかなかった。古い友達がやっている雑誌に連載コラムを書いて細々と凌いでいる。古い町から新北の淡水に引っ越しした。こちらは家賃が安くて助かっている。この町で店を見つけた。DV8と言う名前だ。Deviate(逸脱する)という名前が面白い。この店の主人が美人のエマだ。男の客はみんなエマにまいってる。呉誠もその一人だ。これから呉誠とエマの仲はどうなるのか?そしてこんどの事件は何だろうか?呉誠の活躍に乞うご期待を

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    2024年10月12日
  • 台北プライベートアイ

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    台湾旅行にいくときに、台湾気分味わえるかな〜と購入。
    登場人物の名前が覚えられず、はじめは読みすすめるのに時間かかったけど中盤からは勢いがついて結構一気に読めた印象。

    おもしろかった

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    2026年01月13日
  • 台北プライベートアイ

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    だめな中年男性のファンタジー。できすぎな気もしないではないが面白かった。台北の湿気や臭いがする。登場人物のやりとりや、ジンクスまわりは、昔の日本を思い起こさせるのかもしれない。

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    2024年09月11日