ジュリア・ジェイムズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アレサンドロは高級車を降り、荒れ果てた屋敷を見つめた。ここにトマソの孫娘、ローラ・ストウがいるはずだ。“孫娘を見つけ、イタリアに連れてきてほしい”亡き父の共同経営者であるトマソにそう頼まれたのは、数日前のこと。孫娘を連れて帰れば会長職を辞すると約束され、アレサンドロは会社の全権を得るため、イギリスにやってきたのだ。とにかくローラに会って任務を果たしてしまおうと、彼は屋敷の近くにいた使用人らしき女に話しかけた。まさかこの不器用でずんぐりとした無愛想な女性が、当のローラ・ストウだとは思いもせず。
会長職を得るためにヒロインを迎えに行かなくてはならなかったヒーロー。そこにいたのは野暮ったい格好をし -
- カート
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試し読み
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ネタバレ 購入済み
王道
はじめは私も騙されました…ヒロインが不倫!?そんなの初めて!と。読み進めていくと、これは、王道だった。。。ヒーローはもうすこし反省して欲しい。
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Posted by ブクログ
ネタバレヒロインが誤解から責められて責められて……というヒーロー馬鹿話かと思ったら、あれは誤解しても仕方ないかも……という間の悪いヒロインの話だった。
ヒロインは何度もヒーローには関係ないと言うし、確かにヒーローには関係ないんだけど、ヒーローとしては惚れて裏切られて感情をプラスにもマイナスにも大きく揺さぶられた相手を放っておけずにおせっかい。可愛さ余って憎さ百倍のヒーローはねちねちとヒロインを責めつつ、あれこれ気を遣い手を尽くしてヒロインを助けようとするんだけど、ヒーローにあれだけ嫌味を言われてヒロインが心をひらけるはずもなく。
事情が分かってみれば誰も悪くなくてただめぐりあわせが悪かったというのが -
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Posted by ブクログ
まさかあなたが、私の運命の人だったなんて…!ジュリア・ジェイムズはじめ4人の人気作家があなたに贈る、至福のウエディング・ロマンス。
「愛人の秘密」
相変わらず傲慢で利己的な考え方しかできないヒーロー。いったいヒロインはヒーローのどこがいいのか。アンソロジーのため内容はテンプレのみ。
「フィアンセを演じて」
妹のスキャンダルを封じるために自分の婚約をでっち上げるというのはいかがなものか、ヒーロー。結局、なにも解決していないし。
「花嫁の決心」
結婚式当日の花嫁出奔。土壇場で真実に気がついて良かったと言うべきか、その前になんとかしろと言うべきか。
「パリでの出来事」
再会もの。といっても同