くさか里樹のレビュー一覧

  • ヘルプマン!! Vol.2 高齢ドライバー編

    Posted by ブクログ

    ちょっとおかしいな、と思ったからと言ってどれだけの人が免許を手放すことができるだろう。
    それを考えると母が60代のうちに免許返納したのは立派な決断だったと思う。
    対して難しいのは父や夫を始め、男性の方の気がする。

    一律に決めることができないとはいえ、認知症であるかどうかではなく高齢者に運転をさせるというのはやはり反対だ。
    判断力や体の機能は確実に衰えていく。
    17歳に認めていないものを90歳に認めるのか、ということではないのか。
    認めるのであればそれなりの(今以上の)措置を講じなければならないのではないか。

    0
    2022年07月03日
  • ヘルプマン!! Vol.1 介護蘇生編

    Posted by ブクログ

    千代の立場になれば誰でも同じ判断になるだろう。
    病院に言われ、介護施設で言われれば当たり前に胃ろうにする。
    そうではない道がある、と知識だけは持っている私でも同じようにするだろう。
    病院や実際に世話になっているプロに「いや、違うんじゃないですか」なんてたてつく勇気はない。
    本人の希望に沿った選択ができる社会ができることが急務だ。

    0
    2022年07月03日
  • ヘルプマン!(27)

    Posted by ブクログ

    出版社が変わる影響でか、やや唐突感のある終わり方。

    大半の行政職員はもっと良くしたい、と思っている。
    でも業務時間の大半は手を抜こうとする民間に目を光らせたり、その指導に費やされている面も確かにあるのだ。
    (悪意はなくても手抜きの書類をチェックするだけで確実に時間は浪費されることになる)
    官民それぞれがプロとして職責を全うする、これに尽きると思う。

    0
    2022年06月26日
  • ヘルプマン!(26)

    Posted by ブクログ

    行政の一端を担うものとして耳の痛い部分もあり…
    福祉部局ではないものの、内部の感情はよく分かる。
    行政が個別の事案に丁寧に向き合うことは現実には不可能なのだ。
    それをどんな形で組立て、どう社会を回していくか。
    それはやはり国の制度設計なのだと思う。

    0
    2022年06月26日
  • ヘルプマン!(25)

    Posted by ブクログ

    老い、さらにこの時期の認知症との向き合い方…
    本当に難しい。
    本人を尊重しつつ支える側も倒れない、そしてみんな笑顔…
    そんな未来は来るのだろうか。

    0
    2022年06月26日
  • ヘルプマン!(24)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ようやく仁たちの登場。
    これまでに関わってきた人たちのネットワークができている。
    飛石の言う通りサービス業なのにこんなに広がらないのはなぜなのだろう。

    0
    2022年06月19日
  • ヘルプマン!(23)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高齢者はそもそもデイサービスの内容に満足しているのだろうか。折紙や輪投げ、カラオケ。本人たちも諦めて受け入れるしかないのか。
    食事、入浴、機能低下の防止…家族には確かにありがたいサービスなのだが。

    0
    2022年06月19日
  • ヘルプマン!(22)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    飛石の言うことは危ない、食い物にされる気がする。
    でも、確かに一理ある。需要はあるのにサービスが伸びないのは割に合わないからと思い込んでいたが…

    0
    2022年06月19日
  • ヘルプマン!(20)

    Posted by ブクログ

    複数の子がいてもみんなが仲良く親の面倒を見るわけではない。中にはきょうだいに押し付けて遺産だけ狙うような輩がいるのもむしろ当たり前だ。遺言制度を活用できる知識のない人も多い中、公平性を担保するのも簡単ではないということか。
    そして本作に出てくるように地域で見守るというのは理想ではあるけれど、自分に置き換えてみると夢物語だなと思ってしまう。

    0
    2022年06月19日
  • らぶり~ 日本一のダメ教師 1

    匿名

    無料版購入済み

    担任となった米子が生徒たちにもまれ、成長していく様子が面白い。クラスとは担任と生徒との信頼関係の上になりたつものだとしみじみ思う。

    0
    2022年09月28日
  • ヘルプマン!(19)

    Posted by ブクログ

    親と離れて暮らすことのリスク。
    百太郎の言葉は分かる。でも、家族が抱えるものも大きいのだ。何が最適解か分からない。

    0
    2022年06月19日
  • ヘルプマン!(21)

    Posted by ブクログ

    被災時、それでなくてもいっぱいいっぱいの状況下で高齢者に配慮できるかというと否だ。
    けれど災害列島のこの国で、これから先に起こる可能性も分かっている中であまりに脆弱な備え。
    今のままではいけない。分かっているなら動かなければ。

    0
    2022年06月19日
  • ヘルプマン!(18)

    Posted by ブクログ

    きっとこんな家庭いくらでもある…。「福祉のお世話になりたくない」こう思っている人もきっとたくさんいる…。
    私は直感的に思ったのだ。抱えていたら確実につぶれるって。その先には黒い未来しかないって。

    0
    2022年06月06日
  • ヘルプマン!(17)

    Posted by ブクログ

    世話をする人の都合でことが進む…ひどいことのように見えるけれど、人の世話がのしかかってきた人にしてみれば大変な重責でもある。個人レベルでなんとかできる話ではそもそもないのだ。

    0
    2022年06月06日
  • ヘルプマン!(16)

    Posted by ブクログ

    ある人を思い浮かべながら読んだ。見ないようにしているのか、あるいはきちんと備えているのか…後者には思えないが。

    0
    2022年06月06日
  • ヘルプマン!(14)

    Posted by ブクログ

    仕事が評価されないというのは何よりも辛い。
    奉仕ではなくビジネスとして成立し、職員の人間らしい生活も保障されなければ未来がないのは分かり切ったこと。

    0
    2022年07月10日
  • ヘルプマン!(12)

    Posted by ブクログ

    11巻と12巻の表紙、対照的な絵が本人の心中を物語っている。

    日頃気をつけていても、とっさの時は怒鳴ってしまうことがある。
    言っても詮無いことを言ってしまう。
    ヘルプマン!に出てきた理解のない家族と同じじゃないか…と思いながら。
    家族もどうしていいか分からないのだ。
    先に対する不安、いらだち、そんな感情と闘っている。
    でも、「生きててよかった」その一言を聞きたいために
    今日をがんばっている。

    0
    2022年07月04日
  • ヘルプマン!(11)

    Posted by ブクログ

    老いたことに対する辛さに加え、認知症の自覚があるのは
    言葉に表せないほどの辛さではないだろうか。
    本人にとっては、何もわからなくなってしまう方が楽なのだろうか。

    0
    2022年07月10日
  • ヘルプマン!(10)

    Posted by ブクログ

    知りあいがひとりずついなくなっていく
    想像できない
    でも早死にしない限り現実に訪れるのだ
    そしてそういう現実を高齢者は生きている

    0
    2022年07月10日
  • ヘルプマン!(8)

    Posted by ブクログ

    仕事が欲しい外国人を当てにするという国の方向性…
    介護に限らず贅沢に慣れ切った日本人が好まない(でも必要な)職業をひどい待遇であてがうやり方はもとから気に入らない。
    国民性も違う見慣れない外国人を受け入れにくいのはむしろ当たり前だ。
    必要なのはお互いを理解しあう場を設け、選択できること、十分な待遇があることだ。

    それって、ただの理想論なのか?

    0
    2022年07月10日