いわしまあゆのレビュー一覧

  • 雨が降ったら

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    素敵な本でした。どの方もとても良く生きている。洋傘やさんとの出会いで、彼女たちの日常が少し温かくなる様子が嬉しい。
    なにか特別なことじゃなくて、日常が素敵なんだな、と思えるお話でした。

    ふと認められたり褒められたりしたとき、スノさんの「そうでしょうとも」と言えたらカッコイイなぁ。
    そして、こんなペースの売れ行きでいいのかなと思ったら、不動産持ってると書いてて安心しました^^

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    2026年10月25日
  • 雨が降ったら

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    やっぱり寺地さんの描く物語が好き。
    みつほとクリームソーダが良かった。
    わかば洋傘店でつながる人と人の優しくて心温まる物語。

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    2026年10月23日
  • 雨が降ったら

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    ─── ✦ 感想   ✦ ───
    「そうでしょうとも」
    スノさんのきどらない感じが、なかなか良いです。

    中盤の時点で、面白いな〜と思いました。
    登場人物たちがカッコよくて、すごいいい。
    私の好きな連作短編集というのもいい。
    サクサクした展開もよかったです。

    スノさんの姪っ子の美禰子は、亡くなった妹のことが忘れられない様子で、悲しみを抱えて生きているんですが、そんな様子をみていたら、亡くなった母を思い出して、少し涙しました。生きていたらもっと楽しい瞬間がたくさんあったかもしらないなぁと、、、なかなかに面白い人だったので。

    40代の女性たちが主な主人公ですが、みな、いろいろな想いをかかえていて、前を向いて歩んでいく様は、なにか、こう、自分も前を向いて進んでいこうという気持ちにさせてくれました。
    自分らしく、好きなように、一歩を踏み出そうと。


    ─── ✦ あらすじ ✦ ───
    40代の女性たちが主人公で、それぞれの生活の中で、わかば洋傘店との出会いがあり、その出会いが心に変化を与えていきます。
    心の変化、輪のつながり、些細な幸せといったものが、微笑ましい読後感を与えてくれます。


    ─── ✦ 主な登場人物 ✦ ───
    わかば洋傘店
    太志 若葉、41歳、ワカヤン
    スノ 太志母

    上村初佳 もとか、48歳
    聖菜 長女
    拓海 長男
    征典 夫、離婚、死

    曽根杏子 きょうこ、43歳
    野原 昔の男

    みつほ 47歳
    沢田
    カレイドスコウプ桃谷まもる 大道芸人、マジシャン、ママヤン、太志友達

    苑美 そのみ、ソノミー、46歳
    碧唯 あおい、長男
    輝美 テルミー

    美禰子 みねこ、スノ姪っ子、45歳
    岡   7歳と9歳の子ども


    ─── ✦ 語彙  ✦ ───
    吝嗇 りんしょく
    金銭や品物をむやみに惜しむこと、またはそのさまやそのような人(けち)を指す言葉

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    2026年10月18日
  • 雨が降ったら

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    40代半ば〜後半の5人の女性が主人公の連作短編集。
    育児中だったりお一人様を満喫していたり、いろんな女性が登場しますが、同世代の私は悩みや思いにとても共感できました。
    読後は心がじんわり温かくなり、前向きな気持ちになれる小説でした^ ^

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    2026年10月04日
  • 雨が降ったら

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    どの話も心がじんわり温かくなり、前向きになれる話ですごくよかった。
    傘店での出会いがきっかけで仲良くなった女性3人の関係性が羨ましいと思った。
    さらさらした喋り方、ベビーパウダーをはたいたような声という表現が印象的だった。

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    2026年09月28日
  • 雨が降ったら

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    まず表紙のデザインが好き

    第一話 夫の浮気で離婚した初佳(48)。「きみは悪くない。だからこの家は渡す。」からの流れが素晴らしい。娘との距離感もとてもいい。

    第二話 一人でユニバに行くのが楽しみな歯科衛生士の杏子(43)。自分のペースで楽しく生きているのに、既婚者の元カレがしつこく連絡してきて…

    第三話 古くて小さいけれど自分の家を持っている会社員のもとか(47)自立して自分なりの幸せを満喫しているのに周りからはそう思ってもらえない。ある時、芸人の手品に心動かされて…

    第四話 小中学生がいるパートの苑美(30代後半?)幸せだけど納得できない日々を送っている。『夫の不快な態度大会』がリアルすぎて共感しかない。

    第五話 母を失ったばかりの美禰子(47)喪失感と同時に過去に囚われている感覚がある。離婚したら実家に帰ってくると疑わなかった母。女二人で毎日楽しかった日々。認知症と病気で壊れていく日常。立ち直ろうとする度に母親の幻が現れて…

    一人で生きている中年女性たちは自分なりの幸せを持ち、一人なりの覚悟を持っていてどの話も滲みた。

    そんな彼女たちに時に降りかかる雨を
    しのぐ居場所になってくれる洋傘店。
    パンクなお婆ちゃんと気が優しくて力持ちな息子がとてもいい。
        

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    2026年09月27日
  • 雨が降ったら

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    読んでてすごく優しいんですけどところどころの洞察力が鋭く抉ってくる。でもやっぱり優しい。
    なにかドーンと事件があってバーンと解決!っていう感じではなかったのが却ってちょうどよく、私も私の人生をもっと大事にしてもいいのかもしれないと思いました
    『夫は二週間に一度、海釣りに出かける。それはべつにいいのだが、クーラーバッグぐらいすぐ片付けたってバチは当たりゃしねえだろうがとは思う。』全体的に穏やかで抑制の効いた文体のところにぶっ込まれる、こういう言葉の使い方、センスが最高にすき

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    2026年09月26日
  • 雨が降ったら

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    もう完全に平気、なんてことは、たぶんないのだろう。平気じゃなさをどこかに抱えたまま、すこし先に楽しみな予定を入れるとか、笑えるものを見るとかおいしいものを食べるとかしてその日その日を生きていくしかないんだろう

    という一文がよい。

    いい日にも、悪い日にも、終わりがある。どんな日もかならず終わるということは、すくなくとも自分にとってはたしかな希望やな、ほかの人はどうか知らんけど

    ここも良い。

    スノさんも若葉太志くんも、親子揃って良い。
    もちろん他の登場人物も良い。
    近くにこんな傘屋があるかも知れないから、歩いて行ける商店街をのぞいてみようかな、と思うほど、読んだ後気分は晴れる。

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    2026年09月21日
  • 雨が降ったら

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    最近こういうタイプのほのぼの系短編の連作がとても増えてきたと感じる。ただ読んでなかっただけで、前からそうだったのかもしれないけど。中には極甘センチメンタルの塊みたいなのもあるが、この本はさすがに、人生のリアルな悲喜こもごもを、味わい深い日本語で描き出した、短編小説の魅力の結晶のような本だった。他と区別する魅力を少し考えてみると、一人称語りだけれども、語られている内容が作者の人間理解の成熟度を反映していることと、ところどころに飛び出す「笑い」の要素だろうか。気軽に読めるけど、じっくり味わって読みたい類の小説だった。

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    2026年09月14日
  • アパートたまゆら

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    実際にあり得る設定か?と聞かれるとほぼあり得ないんだろうけど、読んでるこちらもドキドキしてきて、読む手が止まらなくてほぼ一晩で読んだ!
    久しぶりにキュンキュンする本読んで、おかわり欲しくなった笑

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    2026年08月13日
  • アパートたまゆら

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    さこさん、モテすぎでしょーと思うけど、恋っていいよね。
    実は小学生に薦められました。すごいな、あの子。

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    2026年06月13日
  • アパートたまゆら

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    軽度潔癖症で恋愛には奥手がちの主人公、紗子がアパートに越してきた隣人、琴引に恋する話。大人の恋愛小説が読みたくて、いろいろ探して見つけた本作。いい意味で大人すぎず、甘酸っぱい恋愛模様が楽しめる。
    琴引さんが爽やかかっこよい。恋愛として好きなの?それとも友達として仲良くしてくれてるの?って紗子に感情移入してしまった。恋って感情のジェットコースターで上がったり下がったり忙しい。1番の下りどころでは、わたしも悲しくなって泣けてきてしまった。ただ、そんな紗子を最初はかわいいな〜って思ってたんだけど、だんだんこの人面倒すぎる!!ってなった。でも、第三者だからそう思うだけで当事者からしたら真剣だし面倒になりたくないけど大好きだから面倒になっちゃうんだよな、恋が女性をより面倒くさくさせると実感させられました。

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    2026年04月20日
  • アパートたまゆら

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    きゅんきゅんする大人の恋愛。
    ときめきまくった。
    恋がしたくなった。
    隣人の顔でも覗いてみようかしら。

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    2025年12月20日
  • アパートたまゆら

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    最高だった、いままさにこういうのが読みたかった!を叶えてくれる隣人ラブ。琴引さん私も好きになってしまったー!

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    2025年12月13日
  • アパートたまゆら

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    ネタバレ

    最初から最後まですごく良かった!!
    初対面のソワソワした距離から、徐々に心惹かれていく感じ。読んでて片想いの一喜一憂の擬似体験が楽しい。
    久米には申し訳ないけど、主人公目線で読んでるから終始邪魔な奴だったな〜。
    欲を言うと琴引さんがどうして主人公を好きになったのか、その過程や心情をもっと知りたかった。

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    2025年10月07日
  • アパートたまゆら

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    こういうのが読みたかった!不倫でも、肉体関係中心でもなく、闇を抱えてるわけでもない大人の恋愛話。小説でそういうのが実はあんまり無いような気がする。すぐ相手か自分になにかしらの暗い過去があって、不倫してて原因は過去にあるとか。なんかそういうの多くないですか。これ、全くなんですよ。昔の相手は男性側にも女性側にも現れるけど、ま、大人のお話なので。そういうのどっちもなんもないとかもはやそれは作り話であろうしそんなのが読みたいわけでもない。そういうのが読みたいなら普通に少女漫画に手を出すわけです。まあでも、少女漫画的と言えばそうでしかないのだけど。それを良しとするか、どうか。私は良しとしました。(笑)癒されましたよ!

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    2025年09月11日
  • アパートたまゆら

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    アパートの隣人との恋っていう、もしかしたらあり得るかもっていう絶妙なリアリティがある設定にドキドキした。アップルパイを持って行ったり、カレーをご馳走になったり、隣同士だからこその特権を謳歌してる二人が羨ましい。隣人への恋心を自覚していく紗子ちゃんの心の動きが可愛すぎた。紗子ちゃんがモテるの、わかるなぁ。
    片想い中の駆け引きとか相手の何気ない仕草を反芻してベッドの上でドタバタしちゃうのとか、抱きしめられて体温が一気に上がっちゃうのとか、恋愛の楽しい要素がギュッと詰まってて最高だった!
     

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    2025年08月11日
  • アパートたまゆら

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    縮まりそうで縮まらない、上手くいきそうなところで絶妙な邪魔が入る。それと紗子の控えめなようで大胆な性格と行動。このもどかしさがたまらなく好き!久しぶりのきゅんでした。

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    2024年11月03日
  • アパートたまゆら

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    「ときめきが致死量」って言葉に笑ってしまった。
    共感できたりクスッと笑えたり読みやすい恋愛小説だった。

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    2024年10月26日
  • アパートたまゆら

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    「ときめきが致死量だ」まさにこの言葉通りにときめきで死にました。琴引さんがかっこよすぎて即死。これはもう少女まんがレベルの恋愛小説。ただ砂子ちゃんの魅力がいまいち分からず。男性目線では魅力的な女性なんだろうけど、琴引さんは紗子ちゃんのどこに惹かれたのか最後まで分からなかった。女性目線からしたら、「ただ男にモテる女子」という感想以外なし。まさか顔のみ?だったらショック。ということで、ぜひ琴引さん目線での「アパートたまゆら」を砂村かいりさんに書いてほしいな。

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    2024年10月04日