いわしまあゆのレビュー一覧
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雨が降っている日、なんとなく浮かない気分でいると、薄日が差してきた······。そんな気分になれた一冊でした。
雨がモチーフの本だったら、青や水色の表紙の色を思い浮かべますが、この本の表紙の色はピンク色。傘の花が咲いたかわいい表紙で、この小説にぴったりです。
第一話では「雨が降ったら傘を差せ」という言葉に。第二話では、一人で生きていく秘訣に。第三話では、続けることが必ずしもいいことではないこと、逆に続けることで救われることがあることに共感しました。第四話では苑美の気持ちが手に取るように分かり、泣けました。第五話では、無視する権利に首肯しました。
わかば洋傘店のスノさんと太志くん親子のさり -
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洋傘店が舞台なんて読んだ事がなかったし、専門店にも入った事もないので、どんな話かワクワクした。わかば洋傘店には雨傘、日傘はもちろん、レインポンチョや長靴なども扱っている。ガチャガチャもあるなんて楽しそう。
ウチには子供がいないので「みつほとクリームソーダ」のみつほの気持ちがよく分かる。妹に対して“私とあなたの幸せの種類が違うだけ”と思うシーンとか、そうそう!と頷いてしまった。
スノさんが芸人にいった“しんどい時に『やめる』という傘をさすのは、そんなに悪いことやろか。”という言葉も好き。
「ソノミー、テルミー」も違う道を選んだ2人が、それぞれを認めてあっていて素敵な関係だと思う。
大志とスノ -
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「わかば洋傘店」が作品の主な舞台です。
丁度、傘が要る季節ですね。
本の装画もくるくると傘の模様でとても可愛らしく優しい色合いです。
私は傘が好きなんです。
だから本当に気に入った傘を雨が降る日は持って出かけていました。
でも、気に入った傘は盗難に遭いました。何回も…。だから今は無難な無地の傘を持っていきます。とても残念で気分は上がらないです。が、
この作品を読んだらお気に入りの傘が欲しくなりました。作品にも出てきたゴッホのひまわりのような華やかな黄色の傘が素敵だな…。
登場人物たちはそれぞれが色んなものを抱えていますが、傘との出会いで気持ちを上げてたり、優しく穏やかな気持ちになったり、少 -
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軽度潔癖症で恋愛には奥手がちの主人公、紗子がアパートに越してきた隣人、琴引に恋する話。大人の恋愛小説が読みたくて、いろいろ探して見つけた本作。いい意味で大人すぎず、甘酸っぱい恋愛模様が楽しめる。
琴引さんが爽やかかっこよい。恋愛として好きなの?それとも友達として仲良くしてくれてるの?って紗子に感情移入してしまった。恋って感情のジェットコースターで上がったり下がったり忙しい。1番の下りどころでは、わたしも悲しくなって泣けてきてしまった。ただ、そんな紗子を最初はかわいいな〜って思ってたんだけど、だんだんこの人面倒すぎる!!ってなった。でも、第三者だからそう思うだけで当事者からしたら真剣だし面倒にな -
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こういうのが読みたかった!不倫でも、肉体関係中心でもなく、闇を抱えてるわけでもない大人の恋愛話。小説でそういうのが実はあんまり無いような気がする。すぐ相手か自分になにかしらの暗い過去があって、不倫してて原因は過去にあるとか。なんかそういうの多くないですか。これ、全くなんですよ。昔の相手は男性側にも女性側にも現れるけど、ま、大人のお話なので。そういうのどっちもなんもないとかもはやそれは作り話であろうしそんなのが読みたいわけでもない。そういうのが読みたいなら普通に少女漫画に手を出すわけです。まあでも、少女漫画的と言えばそうでしかないのだけど。それを良しとするか、どうか。私は良しとしました。(笑)癒