金沢景敏のレビュー一覧
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私の人生に影響を与えただろうと思う1冊。
単なる営業手法というより、人生哲学を説いている。
どうやったら物が売れるかではなく、どうやったら自分という人間を信頼してもらえるか、価値ある人間として認めてもらえるか、ということが全てわかる。
例えばポジティブシンキングは危険である、という主張は新鮮だった。営業で断られて傷ついた結果「メンタルブロック」が発動した時にきちんと自分の弱さを見つめ、いたわる事が大事だと言う。ここで自分にメンタルブロックは無い、と弱さから目を逸らしていると、ある時心が折れてしまうことがある。
他にも全体的に熱量が高いエピソードが多く、それだけで元気をもらえる本だった。全力で -
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ネタバレ管理職という立場になっても営業からは完全に離れることは出来ていません。
俗に言うプレマネというのが今の私の立場。
社会人となってからはずっと営業に携わって来ました。
そんな中でありがたいことに師との出会いもありました。
大学を出て最初に勤めたのはいわゆる丁稚奉公で、そこの社長に最初に教わった大切なことは「物を売る前に自分を売って来なさい」。
そして、丁稚奉公から戻り両親と共に仕事をする中で出会った師からはまさに「お前がやりたい商売ってこういうやり方だろ?」と言われた訳ではなく、それを目の前で実践して見せてくれ、そばに居ることで感じさせて頂きました。
そんな中で築いてきたのはまさに「 -
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・営業は「確率論」。
母数を最大化することが成功の条件。
・ロープレ、練習より実戦の量を増やせ。
・結果を出すには、結果を出している人を徹底的 にマネするのが近道。
・「原因は我にあり」で失敗の要因を問い詰める。
・相手は無意識の行動をよく見ている。
・for me→for youお客様のための契約を。
・すべてをお客様目線で考える。
・「私という人間」を信頼してくれる母数を増やす
・お客様との共通点を見つける。
・お客様の嬉しい「点」を見つけ出し、会話を掘り下げる。
・お客様自身に興味を持つ。
・自分が商品をなぜ売るのか?想いを伝える。
・×専門知識→保険の概略を分かりやすく絵で
伝える。 -
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プルデンシャル生命に入社して1年で全社1位の成績を収めた金沢さんの思考法を紐解く一冊。
そこに魔法のような方法はないが、愚直に行動を続け、お客様に寄り添うことこそ一番の近道であると気付くことができる。
営業職として共感する部分も多いが、新たな発見を得ることもでき、その中から特に印象に残ったものを2点以下に挙げる。
1つ目に、理屈で語らず「絵」で語ること。難しい話を小難しく話すのは論外(だが犯しがち)であり、我々はお客様に頭の中で「絵」を描いてもらうためのボキャブラリーを増やしていく必要がある
2つ目に、「触診」するように話を聞くこと。お客様の無意識の反応にこそ「本心」が隠れている。我々は本人 -
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同じ営業職として共感できる部分も多いが、割と根性論が強い傾向
営業職に多いのは、目標達成する行動力だが、頑張りすぎてバーンアウトになりやすい側面もあります。本書で個人的に一番の学びは、著者は「目標数字」という「絶対目標」ではなく、あくまでも「信頼という資産を増やす」という「状態目標」を目標にしたことです。このマインドが結果がすべての保険営業業界でバーンアウトになることなく、活躍し続けられる理由かなと思いました。なぜなら、「結果」に焦点を当ててしまうと、それが達成できなかったとき、または達成してしまったあと、バーンアウトになりやすいからです。 -
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プルデンシャル生命のトップ営業マンの本で、良い本だった。
営業となると、その質を重視しがちだけど、一番大事なのは量をこなすこと。
たくさん打席に立たないと、バットすら振れない。
確かに、周りを見渡しても成績を上げている営業マンは、たくさんの人に出会って、圧倒的な数の知り合いがいる。それくらい社交的ってのが、営業マンに向いている、ってことなんでしょうね。
また、例えば見積もりを提示して、先方が「検討します」で終わることがよくあるが、これに対して
①期限を決めること
②何を検討するのかを明示して正しい決断をサポートすること
はとてもよい学びになり、早速使った。弊社では標準のトークとしていく。
こ -
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著者の体験ややる気になる時の【悔しさ、怒り】などのフックで、【明るく、根に持つ!】という思考法が自分に近く共感でき、なるほどっ!ということが多かった。
本を読むことで、自分の考えと近い人の考えに巡り合うことを無意識的に探していたのだと痛感した。
自分も営業なので、毎日毎時間が、自分という人間=商品を選んでもらう商談チャンス(仲良くなる)という思考になれた。
サラリーマンでもサラリーマンでなくても、目先の数字や売り上げ予算からは逃げられないが、
そんな中でも、自分は、【自分のスタイル】で生きたいからこそ、今の環境を選んだ。
著者の金沢さんは、考え方の根本が自分と近い人で、しかも、日々ス