仁尾智のレビュー一覧

  • 猫のいる家に帰りたい

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    大好きな小泉さよさんの表紙に魅せられて即買い。
    著者の仁尾智さんは、野良猫を保護して里親に譲渡する保護猫活動を長年されていて、白血病やエイズなどの猫はご自分が育てて(現在9匹の猫ちゃんがいるそう)いる猫歌人だそう。(全く知りませんでした)

    何匹もの猫を保護したり、里親に出したり、看取ったりした優しくて豊かな日常が短歌とエッセイで綴られていました。
    とにかく猫の描写が素晴らしくて、短い文章なのにその情景がバーーーッて浮かぶ。
    楽しい楽しいって思ってたら急に悲しい話もあって、心がかなり揺さぶられました。

    一番きゅーーーんときたのが
    『幸せは重くて苦い
    ひざに寝る猫を起こさずすするコーヒー』

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    2025年10月23日
  • 仁尾智猫短歌集  いまから猫のはなしをします

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    作者の方と同じく只今5匹の猫が我が家います
    別に悲しくないのに、分かる分かると読んでいたら、何だか泣けてきちゃって
    他に2匹看取っているので、どの言葉もじーんと入ってきました
    とても良い本です
    是非、色んな方に読んでもらいたい

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    2023年06月22日
  • 仁尾智猫短歌集  いまから猫のはなしをします

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    ネタバレ

    書店で一目惚れして購入。

    短歌集というのは初めて手にするもので、どんなものか少し不安もあったけれども、素敵な文章ばかり。

    切ないものが特に多くて、猫を飼っている自分としてはいつか来るその日を想像して泣けてきてしまう。
    くすっと笑えるような日常の短歌もあるが、猫がいなくなってしまったらこれを読んでまた泣くと思う。
    途中、著者の飼い猫についての小話がいくつか挟まっているがこれも泣ける。
    電車では読まない方が良い。

    私にとって初の短歌集だったがこれから先何度も何度も読み返すことになると思う。

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    2023年05月12日
  • 仁尾智猫短歌集  いまから猫のはなしをします

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    かんたん短歌blogきっかけの歌人さんだった。少し切ない猫飼いあるあるとその人生が31文字に詰まっている。猫には幸せになって欲しいし、長生きしてほしい。そんなことをしみじみと感じた。

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    2023年05月07日
  • 仁尾智猫短歌集  いまから猫のはなしをします

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    ネタバレ

    非常に良かった。でもなんで猫飼ってないのに自分はこんな本を楽しんでいるのか。まずは猫を飼えよ、と思ってしまう。我ながら。

    そして、ケチ臭さの極地だというのはわかっていながらも、この本が1870円というのは文字数換算で言うとだいぶ文字単価が高いな、と思ってしまう。短歌だけにな!

    でも良かったので複雑。合間合間に、作者が過去飼っていた猫たちのコラムが入っていて切ない。というか1割くらいは切ない短歌なのでだいぶ切ない。猫を看取ったこともないのに勝手に切なくなっている。

    どちらかというと、自分のために買うよりは猫好きにプレゼントするのに最適な本なのではと思う。

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    2023年05月03日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    面白いな と思ったのは

    大抵の猫本は 自分の愛猫について

    語るものだけど

    仁尾さんは 保護猫の面倒も

    見てらっしゃるから



    ちょっと困ったな と思いながらも

    猫を育て 

    良い人にもらわれて欲しい

    とご縁を望み

    そして もらわれた後の

    寂しさを少し噛み締める



    でも わが家を思い出すことが

    ないくらいに幸せになってほしい

    自分を通過していく猫たち



    ぐっと涙がでそうな

    猫への愛もあれば



    つい本来の名前と

    違う愛称がついてしまうことや

    猫に囲まれて 身動きできない寝姿など

    ほっこりする 短歌とエッセイ

    イラストの三位一体で

    心地よく読むことが出来

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    2022年03月30日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    猫好き、猫と暮らしている方なら「そうそう!」と頷ける事が多いのかもしれない。私は猫を飼った事がないからこそ、そういう性質を持ってるのかあとか知ることが出来て楽しい本でした。大切なパートナー/家族としてなにかしら生き物と共に暮らしている人は、多少なりと共感出来る内容があると思います。短歌とエッセイと挿絵、疲れずに読むことの出来る本でした。

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    2022年01月24日
  • これから猫を飼う人に伝えたい11のこと

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    短歌+イラスト+エッセイ。短くてさらりと読めるけど、これ、猫と暮らしている人間としては頷く箇所多く、おすすめの一冊である。名前とか心がけとか特に。

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    2021年10月09日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    ネタバレ

    猫を詠った短歌集。
    某ブログでこの本を知り、書店にてお取り寄せした甲斐があった。
    イラストもとても和むし、短歌の雰囲気によく合っている。

    「誕生日すらわからない猫なので 命日くらい見届けるのだ」

    ウチの仔たちは保健所に持ち込まれ、保護された猫なので、野良だったのか、飼い主からの持ち込みだったのかすら分からない。まだ子猫だったこと、怖がりだったことから、おそらくは野良出身なのだろう。当然誕生日も分からない。
    この短歌が作られた背景とは異なるが、私も同じ気持ちでいる。

    「猫たちよいくつで死んでもいいよ でも老衰以外で死なないでくれ」

    ウチの仔たちももう十歳。健やかに猫生を全うして欲しい。

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    2020年10月11日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    仁尾智(短歌・エッセイ)&小泉さよ(イラスト)「猫のいる家に帰りたい」はいっ!w、2020.6発行。①未知の匂いを嗅いだ時、ポカンと口を半開きにすることがある。「フレーメン反応」というそうです。せわしなく臭いを嗅いだと思ったら、急に真顔になって口を開け、しばらく静止する。②目が合うと、うなずくようにゆっくり目を細める。また、話しかけるように、声を出さないで鳴く。「サイレント・ニャー」③窓辺に猫がいる家は幸せそうに見える。④帰るたび「どなたですか?」と嗅ぎに来る猫と十年暮らしています。(^-^)

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    2020年08月11日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    猫との暮らしで感じられる悲喜交々を描いたイラスト&短歌エッセイ。
    ほっこりする柔らかいテイストのイラストと、これぞ猫という感じの自由気ままな言動がよくマッチしている。
    ねこあるあるの数々に癒される。

    10匹以上の多頭飼い経験者であるところの著者ゆえに、猫に関する愛と達観している様は、さすが。
    猫から得られる幸せな感情だけでなく、避けて通ることはできない悲しい現実も、つぶさに描かれている。

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    2025年01月14日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    かわいい〜。この猫のイラストがめっちゃかわいい。
    サバトラ、キジトラ、ミケ、茶トラ、ハチワレいろんな猫たちがそれぞれかわいい。
    そして著者、9匹?くらいの多頭飼い。
    野良猫を保護して譲渡する、応募がなければ我が家の猫として飼う。
    どれだけ猫愛が強いんだ。
    猫アレルギーがないって素晴らしいね。
    私は今、庭にくる懐いてる野良猫を飼いたい気持ちMaxだよ。

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    2024年08月18日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    猫のいる家に帰りたい

    短歌っていいね
    想いがギュッて詰まってる

    猫との暮らしの
    喜びや楽しさや悲しみや切なさや
    あふれていて
    あらためて
    猫との暮らしの尊さを感じて
    大切にしていきたいと思いました。

    私はこの本の
    「小泉さよ」さんのイラストが大好きで。
    猫の表情や仕草が
    やわらかくて、やさしくて。
    何度も見てしまう。
    手帳やノートなども愛用しています。

    favorite sentence
    ・愛に似て生温かくやや痛い猫におでこを舐められている

    ・もらわらていった子猫にこの家を思い出さない未来を望む

    ・嬉しいと「る」の音で鳴く猫がいる悲しいときの音は知らない

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    2023年12月27日
  • 仁尾智猫短歌集  いまから猫のはなしをします

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    2022年現在、著者の家には五匹の猫がいるそうです。
    多いときは、十一匹いたこともあるそうです。
    みんな保護猫だそうです。
    2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始めたそうです。
    猫の歌を詠む猫歌人だそうです。

    家でも、元ノラ猫のミケちゃんをずっと飼っていたので思い出しながら読みました。



    <雨の日は猫が静かで雨の日はいつか来る日の我が家みたいだ>

    <生きようとしている猫を看るうちにゆっくり覚悟ができてしまった>

    <大きくておっとりしていておおらかでおっちょこちょいな猫はほぼオス>

    <飼い主が猫に望んでよいことはもはや長生きだけであること>

    <仮の名を呼

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    2023年10月26日
  • 仁尾智猫短歌集  いまから猫のはなしをします

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    猫飼いの1人として共感できる短歌がたくさんあった。

    好きなのは私が猫を思うとき猫は私を思わぬところ(p.51)

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    2023年08月13日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    同じ猫を飼ってる飼い主として共感できる箇所がたくさんありました!読んでほんわかしました。猫がいる家は幸せ!

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    2022年03月13日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    ネコが好き過ぎるのがヒシヒシ伝わってくる

    保護ネコちゃんだらけになっている著者のお家を想像するとほっこりする

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    2022年02月12日
  • 猫のいる家に帰りたい

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     著者は(たぶん)世界初の猫歌人と自称している。ネコと暮らす風景を詠んだ歌集+エッセイ集。自分もネコを飼っているので、それ「あるある」だよと思ってしまう。

     そしてまた、イラストがとても良い。ホントにほっこりするというか、心が温かくなる本だ。ネコを飼ったことがある人や、ネコ好きの人だけでなく読んでほしい。

     石川啄木の作ですが、「猫の耳を引っぱりてみて、にゃと啼けば、びっくりして喜ぶ子供の顔かな」(悲しき玩具より)。

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    2022年02月05日
  • これから猫を飼う人に伝えたい11のこと

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    大好きな 小泉さよさんのイラスト と 仁尾智さんの 組み合わせ(猫のいる家に帰りたいも大好き)で 思わず手にとりましたが 絵本のように 5分で読み終わってしまう 薄さ。それでも 猫愛に溢れてます

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    2021年10月02日
  • 猫のいる家に帰りたい

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    猫歌人・仁尾智さんの歌とエッセイに、なごめるイラストがついています。

    猫雑誌に連載されていたもの。
    のんびり気ままでちょっととぼけた猫たちを眺め、時間と空間を共にする感覚に。
    保護猫の世話を長年してらしゃるということで、つかず離れずの穏やかな暮らしの奥に、切なく熱い思いも垣間見えます。

    肩の力が抜けたイラストで、まったりとくつろぐ気分になれました。
    この幸せを実感する人と猫が増えますように。
    猫たちの穏やかな暮らしが続きますように。

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    2021年09月06日