仁尾智の作品一覧
「仁尾智」の「これから猫を飼う人に伝えたい11のこと」「仁尾智猫短歌集 いまから猫のはなしをします」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「仁尾智」の「これから猫を飼う人に伝えたい11のこと」「仁尾智猫短歌集 いまから猫のはなしをします」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
大好きな小泉さよさんの表紙に魅せられて即買い。
著者の仁尾智さんは、野良猫を保護して里親に譲渡する保護猫活動を長年されていて、白血病やエイズなどの猫はご自分が育てて(現在9匹の猫ちゃんがいるそう)いる猫歌人だそう。(全く知りませんでした)
何匹もの猫を保護したり、里親に出したり、看取ったりした優しくて豊かな日常が短歌とエッセイで綴られていました。
とにかく猫の描写が素晴らしくて、短い文章なのにその情景がバーーーッて浮かぶ。
楽しい楽しいって思ってたら急に悲しい話もあって、心がかなり揺さぶられました。
一番きゅーーーんときたのが
『幸せは重くて苦い
ひざに寝る猫を起こさずすするコーヒー』
Posted by ブクログ
非常に良かった。でもなんで猫飼ってないのに自分はこんな本を楽しんでいるのか。まずは猫を飼えよ、と思ってしまう。我ながら。
そして、ケチ臭さの極地だというのはわかっていながらも、この本が1870円というのは文字数換算で言うとだいぶ文字単価が高いな、と思ってしまう。短歌だけにな!
でも良かったので複雑。合間合間に、作者が過去飼っていた猫たちのコラムが入っていて切ない。というか1割くらいは切ない短歌なのでだいぶ切ない。猫を看取ったこともないのに勝手に切なくなっている。
どちらかというと、自分のために買うよりは猫好きにプレゼントするのに最適な本なのではと思う。