【感想・ネタバレ】猫のいる家に帰りたいのレビュー

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Posted by ブクログ

面白いな と思ったのは

大抵の猫本は 自分の愛猫について

語るものだけど

仁尾さんは 保護猫の面倒も

見てらっしゃるから



ちょっと困ったな と思いながらも

猫を育て 

良い人にもらわれて欲しい

とご縁を望み

そして もらわれた後の

寂しさを少し噛み締める



でも わが家を思い出すことが

ないくらいに幸せになってほしい

自分を通過していく猫たち



ぐっと涙がでそうな

猫への愛もあれば



つい本来の名前と

違う愛称がついてしまうことや

猫に囲まれて 身動きできない寝姿など

ほっこりする 短歌とエッセイ

イラストの三位一体で

心地よく読むことが出来ました

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2022年03月30日

Posted by ブクログ

猫好き、猫と暮らしている方なら「そうそう!」と頷ける事が多いのかもしれない。私は猫を飼った事がないからこそ、そういう性質を持ってるのかあとか知ることが出来て楽しい本でした。大切なパートナー/家族としてなにかしら生き物と共に暮らしている人は、多少なりと共感出来る内容があると思います。短歌とエッセイと挿絵、疲れずに読むことの出来る本でした。

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2022年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

猫を詠った短歌集。
某ブログでこの本を知り、書店にてお取り寄せした甲斐があった。
イラストもとても和むし、短歌の雰囲気によく合っている。

「誕生日すらわからない猫なので 命日くらい見届けるのだ」

ウチの仔たちは保健所に持ち込まれ、保護された猫なので、野良だったのか、飼い主からの持ち込みだったのかすら分からない。まだ子猫だったこと、怖がりだったことから、おそらくは野良出身なのだろう。当然誕生日も分からない。
この短歌が作られた背景とは異なるが、私も同じ気持ちでいる。

「猫たちよいくつで死んでもいいよ でも老衰以外で死なないでくれ」

ウチの仔たちももう十歳。健やかに猫生を全うして欲しい。

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2020年10月11日

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仁尾智(短歌・エッセイ)&小泉さよ(イラスト)「猫のいる家に帰りたい」はいっ!w、2020.6発行。①未知の匂いを嗅いだ時、ポカンと口を半開きにすることがある。「フレーメン反応」というそうです。せわしなく臭いを嗅いだと思ったら、急に真顔になって口を開け、しばらく静止する。②目が合うと、うなずくようにゆっくり目を細める。また、話しかけるように、声を出さないで鳴く。「サイレント・ニャー」③窓辺に猫がいる家は幸せそうに見える。④帰るたび「どなたですか?」と嗅ぎに来る猫と十年暮らしています。(^-^)

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2020年08月11日

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猫のいる家に帰りたい

短歌っていいね
想いがギュッて詰まってる

猫との暮らしの
喜びや楽しさや悲しみや切なさや
あふれていて
あらためて
猫との暮らしの尊さを感じて
大切にしていきたいと思いました。

私はこの本の
「小泉さよ」さんのイラストが大好きで。
猫の表情や仕草が
やわらかくて、やさしくて。
何度も見てしまう。
手帳やノートなども愛用しています。

favorite sentence
・愛に似て生温かくやや痛い猫におでこを舐められている

・もらわらていった子猫にこの家を思い出さない未来を望む

・嬉しいと「る」の音で鳴く猫がいる悲しいときの音は知らない

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2023年12月27日

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同じ猫を飼ってる飼い主として共感できる箇所がたくさんありました!読んでほんわかしました。猫がいる家は幸せ!

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2022年03月13日

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ネコが好き過ぎるのがヒシヒシ伝わってくる

保護ネコちゃんだらけになっている著者のお家を想像するとほっこりする

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2022年02月12日

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 著者は(たぶん)世界初の猫歌人と自称している。ネコと暮らす風景を詠んだ歌集+エッセイ集。自分もネコを飼っているので、それ「あるある」だよと思ってしまう。

 そしてまた、イラストがとても良い。ホントにほっこりするというか、心が温かくなる本だ。ネコを飼ったことがある人や、ネコ好きの人だけでなく読んでほしい。

 石川啄木の作ですが、「猫の耳を引っぱりてみて、にゃと啼けば、びっくりして喜ぶ子供の顔かな」(悲しき玩具より)。

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2022年02月05日

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猫歌人・仁尾智さんの歌とエッセイに、なごめるイラストがついています。

猫雑誌に連載されていたもの。
のんびり気ままでちょっととぼけた猫たちを眺め、時間と空間を共にする感覚に。
保護猫の世話を長年してらしゃるということで、つかず離れずの穏やかな暮らしの奥に、切なく熱い思いも垣間見えます。

肩の力が抜けたイラストで、まったりとくつろぐ気分になれました。
この幸せを実感する人と猫が増えますように。
猫たちの穏やかな暮らしが続きますように。

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2021年09月06日

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絵がかわいくて癒された。
どちらかと言うと、生き物苦手だけど、犬か猫と言われたら猫派。
なんか、生き物に癒されたいなーって思うのは年かな。
もの言わぬ猫たちの重さ、体温、匂い、命を感じた。

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2021年05月17日

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うんうん、そうだよねー。と頷きながら読みました。
猫飼いの方なら多くの方がきっとわたしと同じなのではないでしょうか。笑
猫を飼っている方はもちろん!猫を飼っていない方も優しくて可愛いイラストに癒される1冊だと思います。

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2021年02月17日

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仁尾さんの文章がとても好きなんだよなぁ。
小泉さよさんのイラストも素敵。
猫への愛おしさが増していく。

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2020年06月23日

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愛猫が逝って、しばらくは読めずにいたこの本。
保護猫とくらす仁尾さんのポカポカするような
猫との日々が短歌に収められている。


「誕生日すらわからない猫なので命日くらい見届けるのだ」


野良猫あがりの愛猫を看取った日は
私にとってはただ辛いだけの日だったけれど
この短歌で私は救われた。

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2023年11月08日

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ねこ雑誌で連載されていたので、なんどか読んだけれど、このエッセイは、後で読んでも違和感がなく新鮮。

多頭飼いに憧れるけれど、やはりこんな大きな包容力がないとなかなか務まらないなと。

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2021年04月19日

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子どもの頃から猫アレルギーで、
あの柔らかく気まぐれにすり寄ってくる背中を
撫でるのが憧れ。

そんな憧れの猫との生活を
短歌という短い文で想像させてくれる。
やっぱりそんな心地好くて愛しくなるものなんだなぁと
少し切なさも漂わせつつ描かれてる歌の情景が
小泉さよさんのイラストと見ていくと、また良い

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2021年01月14日

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