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〈電子書籍版について〉
本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。
【猫歌人・仁尾智、待望の猫短歌集!】
「57577」のリズムに乗せて、猫の愛しさ、やるせなさ、そして切なさを詠みこんだ短歌集です。
猫たちとの日々の中で、生まれてきた短歌の中から厳選した作品を五十音順に並べて掲載しています。
著者と時を過ごす(過ごした)猫たちのエピソードを写真とともに綴ったコラムエッセイも収録。
〈収録歌より〉
いい人と思われそうでも まあいいや いまから猫のはなしをします
なぜ猫を愛するように人間を愛せないのかよくわからない
幸せは前借りでありその猫を看取ってやっと返済できる
〈出版社 編集担当より〉
猫を保護したり、預かったり、譲渡したり、看取ったり、をくり返し、たくさんの猫と関わってきた著者だからこそ生まれた愛おしい歌がつまった「宝物」のような一冊です。
〈プロフィール〉
仁尾 智(にお・さとる)
1968年生まれ。猫歌人。1999年に五行歌を作り始める。2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始める。短歌代表作に『ドラえもん短歌』(小学館文庫 枡野浩一編)収録の《自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった》などがある。著書に五行歌歌集『ストライプ』(市井社 共著)、『猫のいる家に帰りたい』、『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』(ともに辰巳出版 絵/小泉さよ)。
Posted by ブクログ 2023年10月26日
2022年現在、著者の家には五匹の猫がいるそうです。
多いときは、十一匹いたこともあるそうです。
みんな保護猫だそうです。
2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始めたそうです。
猫の歌を詠む猫歌人だそうです。
家でも、元ノラ猫のミケちゃんをずっと飼っていたので思い出しな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月12日
書店で一目惚れして購入。
短歌集というのは初めて手にするもので、どんなものか少し不安もあったけれども、素敵な文章ばかり。
切ないものが特に多くて、猫を飼っている自分としてはいつか来るその日を想像して泣けてきてしまう。
くすっと笑えるような日常の短歌もあるが、猫がいなくなってしまったらこれを読んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月03日
非常に良かった。でもなんで猫飼ってないのに自分はこんな本を楽しんでいるのか。まずは猫を飼えよ、と思ってしまう。我ながら。
そして、ケチ臭さの極地だというのはわかっていながらも、この本が1870円というのは文字数換算で言うとだいぶ文字単価が高いな、と思ってしまう。短歌だけにな!
でも良かったので複...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月07日
猫歌人による初の?短歌集らしい。
既刊本『猫のいる家に帰りたい』『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』から選りすぐった短歌集とのこと。
たわいもない猫短歌が五十音順に並んでいる。
各行の終わりに、コラム的にネコとの想い出話が挿入されているのがいい。
今も5匹の猫に囲まれて暮らしているのがい...続きを読む
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