仁尾智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
義母が寄る波に勝てずで、飼い猫をうちの娘に預けたが、先住猫とどうしても折り合いが付かず、わが家に転がり込んできた。
犬猫は嫌いというわけではないが、子どもに手がかからなくなって久しく、今更の感あり。猫が手のかかる動物で手をかけても恩など一切感じない動物と言うことも判っておりました。
うちの場合、すでに7歳の中年猫。予防接種や病院での診断もまったくやっていない状態で、お金はかかる、手間はかかる、掃除は大変、抱っこは嫌がる、なのに夜は人の上に乗っかって眠る、吐き戻しはする、朝は四時過ぎには人を起こして食事を要求する。脱走はしたがるので窓は開けっぱなしに出来ません。
さて、本書では以上のよう -
Posted by ブクログ
ネタバレ猫歌人による初の?短歌集らしい。
既刊本『猫のいる家に帰りたい』『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』から選りすぐった短歌集とのこと。
たわいもない猫短歌が五十音順に並んでいる。
各行の終わりに、コラム的にネコとの想い出話が挿入されているのがいい。
今も5匹の猫に囲まれて暮らしているのがいい。
これまでも、何匹もの猫を拾ったりもらったり、育てては別れてきたところがいい。
著者の思い、願いは、作品にふれた人が「別にしなくてもいいことをしてしまう」ことだそうだ。それが、著者にとって「作品が届く」ということらしい。
私は、本書を、田舎の母親、妹に送ろうと思う。
今も10匹近い猫と共同