久米絵美里のレビュー一覧

  • 天国にたまねぎはない

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    正解を押し付けないさっぱりとした終わり方だった。
    主人公の思考が私と近くてとても共感できて良かった。
    メンタルがしんどくなった時には玉ねぎのみじん切りでもしようと思う。

    起承転結の転の部分に当たるところもなかなか予想外で、何かの時にインスタで見た「お前は【正しいところから】しか助けられないんだな」という音源を思い出しながら,主人公はある意味正しくはないところから動いていたのかもと思ったけど,それはそれでいいのかもと寛容な気持ちになれた。

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    2025年10月08日
  • 嘘吹きパスワード

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    クソ面白い。主人公の友達のいとこが、主人公の友達の携帯のパスワードを知っちゃって…という話なんだよ(10歳1ヶ月本人談)

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    2025年01月31日
  • 天国にたまねぎはない

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    ある日死んだはずのいとこから天国にたまねぎを密輸する事を頼まれたー。ってなんそれ!?(⁠^⁠^⁠)

    もうタイトルと帯の文章に惹かれ即買い。
    おもしろかったよ。
    志真人の前向きな無茶振りと、キートの突っ込み。

    でも、沙都子の心情は理解できんかったなぁ。

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    2024年09月15日
  • 嘘吹きネットワーク

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    ネットは怖いこともたくさんあるよね…と思って読み進めていったけど本当に怖いのは平気で嘘をつける私達人間の方ではないか、と思ってきました。

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    2024年06月27日
  • 嘘吹きネットワーク

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    対象年齢は小学校高学年から中学生。
    そして、その世代の子ども達に関わる大人達(保護者や教師など)。
    ネットリテラシーの本はたくさんあるけれど、その中でも具体的なトラブルから解決に至るまでのストーリーがこんなに面白く読めるものはなかなかないと思います。

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    2024年05月21日
  • 嘘吹きパスワード

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    これわ結構面白かったです。まず粋が全だったことや粋を真里奈がすきで粋(全)が真里奈の携帯をのっとたことやらびっくりがいっぱいでした。そのびっくりが面白かったです。

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    2023年07月07日
  • 嘘吹きネットワーク

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    〈野瀬小学校では、みんなでカワウソを飼っています。この子です〉(画像添付)
    SNSで上げられたこの投稿は、バズって拡散されTV局の取材依頼がきて、しまいには考察班によってフェイクだと見破られ、学校に問い合わせが殺到し、野瀬小学校は一躍有名になった。
    野瀬小学校に通う6年生の小野寺理子は、嘘が大嫌い。最近学校内に蔓延している嘘動画を作っている犯人が八吹写真館、通称、嘘つき写真館にいると聞きつけ、本人を突撃。
    そこには錯という名の、理子と同じ年頃の少年がいた。


    嘘が大嫌いな理子VS嘘をばら撒く錯という図式で展開しているように見せながら、クラス内の歪みが露見されていき弾ける、そして根本にある問題

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    2023年04月12日
  • 嘘吹きネットワーク

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    何を信じるのかは自分が何を守りたいのかで決めることを知った。また、錯と理子の真実が最後に明らかなって、錯は水川という名前であり、理子はカワウソ事件の犯人だったことを知って驚いたけど、理子やまりなが嘘をつくという経験をしたことで、学校が嘘を信じないようにするためのポスターを作ったことがすごいと思った。そのポスターに書かれていた事で心に残ったものは、アカウントは何個でも作れて、みんなが投稿していると書いてあっても少ない人が書いているかも知れないから簡単には信じてはいけないということと、様々なメディアの内容を確認しないといけないということだった

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    2021年09月19日
  • 天国にたまねぎはない

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    注2にしては大人というべきか、キートがそうなのか。
    客観的に相手を観察しているなーと思う。
    聡子の危うさはハラハラするし、やっぱり褒められたものでもないけど生い立ちとか出会いとか、いろんなものを踏まえたら必然でもあるのかなと。
    結局シマとは本当に会いにきてたんだろうか。
    消化しきれないキートの妄想だけでは片付けられない気はするし。
    神様が休みなんだなって気持ち、ちょっと拝借しようと思った。

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    2025年06月24日
  • 天国にたまねぎはない

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    何者かになりたいというのは誰にだってあるし、何者かになりたくて手を伸ばした平凡の子の話。最後の言葉が良かった。終わり方も良かった。最後のところは共感した

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    2025年04月16日
  • 嘘吹きアンドロイド

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    ネタバレ

    アンドロイドと人間の違いについて世の中で議論されている事を、物語を通して知れる一冊。その分説明口調で、一旦ちゃんと考えないと頭に入ってきづらい固さがちょっとある。でもお話としては、主人公の理子が友達が他の子に気を取られてモヤモヤしたり(この感じなんだか覚えがあるぞ・・・)、人との付き合いに難点があった錯が一歩踏み出したり、突然自分はアンドロイドだと言った同級生の真相に考えさせられたりと、いろいろな心模様が描かれていろいろ感じるので飽きないし奥が深い。
    ◯◯の有無が人間とAIの違いだと指摘するシーンにハッとして。納得。人間であるってどういうことだろう?を考えるきっかけになる本。

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    2024年06月28日
  • 嘘吹きネットワーク

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    6年1組がSNSで大混乱。
    正義感で「オリコー」と揶揄される理子は立ち上がる。が本当は後悔からの行動でもあった。
    どれが本当でどれが嘘なのか?
    途中、現実的な暴言の数々が耳に(目に)痛いが、終わりよければ全て良し❗️

    SNSに振り回されている小学生に読んでほしいなあ。

    #小学生#中学生

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    2023年11月04日
  • 嘘吹きネットワーク

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    全体的には読みやすかったですが、前半が少し長いなぁと感じました。
    ただ、後半はストーリーがどんどん進むので、面白かったし、小学生の親としては子どもに読んで欲しいです。
    今の小学生、中学生に是非読んでもらいたい本です。

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    2023年10月12日
  • 嘘吹きネットワーク

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    本の内容としては、小学生のフェイク情報のトラブルの話であるけど、
    実際には大人でも読んで欲しいと思う。
    コロナ禍でどれだけの大人がフェイクニュースに翻弄されていることか…。

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    2021年08月05日
  • 嘘吹きネットワーク

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    情報の拡散、誤情報と偽情報、真実はすべて正しいのか?情報の扱い方を考えさせられる、児童書だけれどしっかり読める本だった。
    嘘吹きの力があったらいいなぁと思ったけれど、錯の言うとおり今の時代だと難しいんだろうな。情報が溢れているこの時代で、うまく付き合っていくのは子どもも大人もなかなか大変だ。

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    2021年07月20日
  • 嘘吹きネットワーク

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    嘘をつくひとが悪い?
    嘘を信じてしまうひとが悪い?
    真実はいつも正しい?
    なにが正しくてなにが間違っている?
    SNS、メディアリテラシーを書いた力作。

    冒頭、情報が拡散されて炎上していく様子が数ページにわたって書かれているのですが、まあその様子が恐ろしくてゾクゾクする。あっという間に燃え上がるのよね。
    この話を児童書とヤングアダルトで出したことに意味がある。作者さんの力作だとおもいます。

    情報とSNSにうまく付き合っていかなくてはならない、いまの時代を生きる子どもに読ませたい作品です。

    登場人物が
    嘘を絶対に許せない正義の学級委員長と
    嘘を使って楽しく生きている謎の少年。
    どちらが正しい

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    2021年03月15日
  • 嘘吹きネットワーク

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    「野瀬小学校ではカワウソを飼っています」というツイートが拡散し、学校には取材の申込や抗議などが殺到する。その後急速にクラス内に普及したSNSでは、フェイクやいじめなどが問題になり、正義感の強い理子は、フェイクニュースの出どころとの噂のある写真館を訪れた。そこにいたのは、錯と名乗る男の子だった…。
    SNSと嘘について真正面から描き出した意欲作。主人公の正義感が「ウザイ」のですが、読み進めていくと、そこにも大きな理由があり、ただ流行りのテーマを取り上げたのではなく、子どもの物語として成立しています。

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    2021年02月23日
  • 天国にたまねぎはない

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    ネタバレ

    亡くなった7つ歳上の従兄弟が、天国にはないという玉葱を密輸するということで毎週月曜日の早朝に会うキート。
    そこで何者かが従兄弟のSNSアカウントを乗っ取っていることが判明し、犯人を突き止めるため、唯一乗っ取りに遭っていないレシピ投稿アカウントへの投稿を始める。

    設定は面白そうだったけど、私にはハマらず。紗都子の境遇には同情するけど、亡くなった後の恋というのもあるだろうけど、共感はできなかった。かといって、それが自分勝手だと残酷だと憤るキートの気持ちにもなれず。アカウント乗っ取りは確かにどうかと思うけど、どちらかというとスマホにここまで預けてしまう現代社会の怖さを感じた。

    キートの本名をラス

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    2025年10月26日
  • 天国にたまねぎはない

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    良いところもたくさんあったけど、最終的によくわからないお話だった。もう一度読んだらわかるのかな。

    いとこの志真人を亡くした中2のキートくん。
    公園で亡くなったはずの志真人に会い、たまねぎを持ってくるように言われる。
    そして、亡くなった後も更新されている志真人の色々なアカウントの更新犯人探しをしていく。
    色んな人と関わっていくキートの頭の中の考えがとても冷静で刺さる言葉が多かった。

    人の感情をわかったように言うのは良くないっていうのはいつも気にしておきたい
    つい憶測でこうだよね、って言いたくなるけど、人のほんとのところなんてわからない

    サトコさんに対するキートくんの分析?も的確だった。自分

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    2025年07月14日
  • 天国にたまねぎはない

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    中学生である僕(キート)は7つ年上のいとこである志真人を亡くしてしまう。ある日、死んだはずの志真人から連絡が来る。それから毎日玉ねぎを1つ朝の5時に公園に届けるように指示される。
    さらに、死後も続いている志真人のSNSの更新についても誰が動かしているのか犯人探して欲しいというお願いからキートが動き出す。
    常に主人公の視点で物語が進められていくため、中学生ならではの心の声を読みながら知ることができる。
    本に出てくる人間は誰しもおかしいという言葉にこの物語はピッタリであると感じた。

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    2025年04月21日