出久根育のレビュー一覧

  • 火の鳥ときつねのリシカ チェコの昔話

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    他の国の昔話と似ている話でも、チェコ独特のテイストが感じられてとても面白かった。
    特に七羽のからすは面白かった。

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    2022年09月14日
  • いたずらこやぎと春まつり

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    小学校低学年向け。
    淡いイラストがとにかく素敵。
    お話も優しくて、心が温まります。

    第一弾から読みたいなー

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    2018年06月09日
  • グリム童話集 上

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    上巻・下巻のそれぞれに25編ずつ、全部で50編の物語が収録されています。  いや~、なんかタイトルを見るだけでウキウキしちゃうような、と~っても懐かしい感じがします。  

    そうそう、まずは先日読んだペローとの関係をかる~くおさらいしてみようかな(笑)  えっと、但し、岩波少年文庫版に収録されている作品のみでの比較としたいと思います。  

    いばら姫(G) - 眠れる森の美女(P)
    親指こぞう(G) - おやゆび小僧(P)
    赤ずきん(G) - 赤頭巾ちゃん(P)
    まずしい人とお金持ち(G) - おろかな願い(P)
    千匹皮(G) - ロバの皮(G)

    一応これら(↑)は明らかに同じ物語であること

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    2009年10月10日
  • 火の鳥ときつねのリシカ チェコの昔話

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    地続きの国々ならではの似たような話がけっこうあるよね。
    ただ苦難の歴史を持つチェコの人々とあるように、強国に隣接してるが故の支配の歴史があるからこそ、自国の昔話を大事にしている解説が胸にしみた。

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    2025年01月01日
  • 火の鳥ときつねのリシカ チェコの昔話

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    きれいな表紙に惹かれて読んだ。
    昔話は時空を超えて東西を問わずある一定の型があるのが面白い。日本昔ばなしの親指姫やわらしべ長者に似た話がでてきます。

    死や信用、正直さなど訓話的なものもあるけど、少し怖いお話もあり、最後までワクワクしながら読みました。

    おすすめです。

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    2022年02月10日
  • グリム童話集 上

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    ネタバレ

    悪い人の殺され方がえげついですね
    昔ながらの話やマイナーな話も具だくさんですね
    カエルの王様の話が一番覚えてます
    まじか!!ってなりました
    イケメンは得するんだね…
    童話らしいグロさも満足です

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    2012年12月28日
  • グリム童話集 上

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    グリム童話って有名なものもおもしろいけど、
    意外とあまり知られていないものがおもしろかったりする!

    ・ものしり博士
    ・いばら姫
    ・ガチョウ番の娘
    ・ホレばあさん

    でも、王女と王子がくっつく話とか
    実は怖いライオンが王子とか・・・

    単品で読んでいくのにはいいんだろうけど、
    グリム童話集をずーっと読んでいくのはつらいね(笑)
    1日2個とかかな。

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    2014年05月23日
  • カタミミの森

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    小森香折さんと出久根育さん、どちらも好きなので読んだ。

    森の様子はだんだん緊迫感が増していき思わぬ終盤に。それでも希望はある。短いながらも勢いがあって出久根育さんの挿絵がより一層の躍動感を引き立ていて良かった。
    寓話っぽいと思ってたら実際そうらしい。
    人間の争いも鎮めてくれたらいいのにな。

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    2025年11月25日
  • グリム童話集 上

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    初めて、グリム童話をちゃんと読む。
    教訓めいたものもあればそうでないものも。


    オオカミと7匹の子ヤギ。
    ・子ヤギは毎回、狼と見破った理由を言って追い返す。すると、狼はその対策をしてまた来る。
    お話だから、こういう展開を積み重ねていくのがおもしろいのだが、現実でこういう対応をしている人がいるなぁとおもう。
    卑近な例で言うと、Twitterで女性vsアンフェミニストの口論を見かけるのだが、そこに「私女だけど」「女子高生だけど」みたいな感じで、女性側に不利?な発言の人間が加わる。内容的に女性が発信するものではないので「おじさんのなりすまし」と一目で認定されるのだが、そこで「〇〇はおかしいからあん

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    2025年07月28日
  • 川まつりの夜

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     子どもの持つ瑞々しい五感で捉えたのもの、それは、かつて目に見えるかたちで存在していたものの恩恵を受けていたものたちが、複雑な胸中を秘めながらも歌い上げた、ささやかな喜びの声だったのかもしれない。


     夜中に開催された不思議なお祭りは、最初こそ、ちょっと奇妙で怖い印象があったけれども、次第に増してきたのはやるせない哀愁感であり、そうさせたのは、おそらく私たち人間なのである。

     テーマとしては昔から取り上げられてきたものなので、てっきりこのような民話があるのかと思ったら、岩城範枝さんのオリジナルだそうで、時の経過と共に変わってしまったものからでも変わらないものを感じられることによる、『あの頃

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    2024年08月02日
  • グリム童話集 下

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    上巻より知らない話があった下巻ですが
    印象的なのは最後の『ふたりの兄弟』かと。
    裏切りがない、という意味で出しているのでしょうが
    夫婦ではないのに、という状態が。
    しかしこれ、寝相が悪い人はさっくり♪ ですよね…。

    娘と結婚させよう、とお触れを出している割に
    諦めが悪い王様が多い事。
    娘に苦労は~というならともかくとして
    ふさわしくないという理由はどうなのでしょう?
    だったら最初からお触れに注意書きをお願いします、という気が。
    むしろ、突如として王様の座を渡されても困りますけど。
    確実に操り人形決定、ですね。

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    2012年06月17日
  • グリム童話集 上

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    かなりの話数が入っていたグリム童話ですが
    驚くほど読んでいるものがありました。
    こういう題名だったのか、と。

    落ちというか、落ちに行くまでの流れ? が同じようなのが
    『歌いながらおどるヒバリ』と『鉄のストーブ』かと。
    本人に聞かせたいなら、なぜ叩き起こさない…?
    完全に善悪に別れているので、どうしてここまで悪人になれるのか。
    むしろ何故それほどまでに動かない? と思ってしまいます。
    そこを言ってしまったら、色々駄目なのでしょうがw

    自分がいいならいいよね、という『しあわせハンス』には
    頷くものがかなりあります。
    しかし、どう考えてもぼられてるわけですが…w
    やはり最初の人が、一番いい思いを

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    2012年06月16日