村崎羯諦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編集だと知らずに手に取ったので、期せずして短編集というものに初挑戦となりました。読みやすさは皆さんが言うとおり。隙間時間に読み進めましたが、1週間ほどで読みきれて満足度が高かったです。学生さんの朝読書なんかに良いのではないでしょうか。
個人的に笑えて楽しかったのは【彼氏がサバ缶になった】と【食べログ1.8のラーメン屋】でした。他がほとんど感動するか考えさせられる話なので、何も考えずに楽しく読めるのはこの2本。
終わり方が美しかったのは【おはよう、ジョン・レノン】ですね。すごく綺麗な気持ちになるというか…。
シュールと恐怖の共存が好きな方は【世界がそれを望んでいる】や【出産拒否】がハマりそう。 -
Posted by ブクログ
毎日のちょこっと読書におすすめの超短編集
今まで読んだことがない奇抜な世界観で展開される物語には、笑いや愛情、憎悪や後悔が詰め込まれています。
伏線回収や壮大な物語がお好きな方は満足出来ないかもしれませんが、斬新な発想や短編が好きな方、本に抵抗感がある人やスキマ時間を利用したい方はきっと気に入ると思います。
音がない街に音楽を配達する職業の男が知った大切なもの「音楽の配達人」
複数の大人にシェアして育てられた女の子の作文「子供シェアリング」
“意志”をもつ街で生まれ育った主人公とその街の物語「街の気まぐれ」
ある女子を好きになり、あの子のようになりたいと思った主人公が……「あなたに -
Posted by ブクログ
限られた文字数という制約があるからこそ、言葉一つ一つの重みが際立ち、普段何気なく使っている言葉や時間の価値についても意識させられる作品。
残り3000文字しか話せないとなったら自分は何を語り、何を語らないのか。非現実的なテーマではあるが、残りの文字数(寿命)を削ってまで話すこととはなんなのだろうか。普段、何気なく発している言葉は本当に必要なものなのか、あるいは無意識のうちに無駄な言葉で時間を消費してしまっているのではないか。限られた文字数の中で自分が何を語るのかを考えると同時に、数多く語ることが出来るからこその利点にも改めて気付かされたような気がする。