ダンテのレビュー一覧

  • 神曲 煉獄篇

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    ここに世界のすべてが整理されていると言っても過言ではない。百科全書でありながら、縦横無尽な想像力を見せてくれる。語りの視点の揺らぎも含め、現代人でも普通に読む分には十分楽しめる。

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    2025年11月09日
  • 神曲 天国篇

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    ここに世界のすべてが整理されていると言っても過言ではない。百科全書でありながら、縦横無尽な想像力を見せてくれる。語りの視点の揺らぎも含め、現代人でも普通に読む分には十分楽しめる。

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    2025年11月09日
  • 神曲 地獄篇

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    ここに世界のすべてが整理されていると言っても過言ではない。百科全書でありながら、縦横無尽な想像力を見せてくれる。語りの視点の揺らぎも含め、現代人でも普通に読む分には十分楽しめる。

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    2025年11月09日
  • 神曲 地獄篇

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    ネタバレ

    ダンテ(作者)、現実で嫌いな上司とか人々を地獄に落としてるの笑う
    ダンテ(主人公)、ウェルギリウス師匠への敬愛っぷりが面白いし、道中、二人とも口が悪くなる瞬間が面白すぎる ダンテの気絶シリーズ、悲恋の二人が可哀想すぎるの回も面白かった
    とても面白い地獄旅

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    2025年06月08日
  • 神曲 地獄篇

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    ネタバレ

    イタリア古典文学の最高峰

    作者ダンテが自分を主人公に描いた夢物語小説

    1265年フレンツェに生まれたダンテは9歳の時にであったベアトリーチェに恋し、その愛が彼の創作活動の源となった。

    彼はわざわざ市民たちが読みやすい口語体のイタリア語で『神曲』を13年かけて書き上げた。完成直後に亡命先のラヴェンナに没す。他にもベアトリーチェを称えた最初の作品を残している。

    ーーーー地獄篇あらすじーーーーー

    地獄はイタリア語で”inferno”(インフェルノ)といい、一応死んではいない若いダンテ視点なので、時々この恐ろしい世界にビビりながらすすんでいく。地獄の全体像としては漏斗のように、上が広く下に行

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    2022年02月22日
  • 神曲 煉獄篇

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    ネタバレ

    イタリア古典文学の最高峰

    作者ダンテが自分を主人公に描いた夢物語小説

    1265年フレンツェに生まれたダンテは9歳の時にであったベアトリーチェに恋し、その愛が彼の創作活動の源となった。

    彼はわざわざ市民たちが読みやすい口語体のイタリア語で『神曲』を13年かけて書き上げた。完成直後に亡命先のラヴェンナに没す。他にもベアトリーチェを称えた最初の作品を残している。

    ーーーー煉獄篇のあらすじーーーーーー

    地獄→生前の罪を、罪の重さに応じた刑罰で永遠に罰せられる所

    煉獄→生前の罰を、罪の重さに応じた刑罰で償えば天国へ登れる所(キリスト教の中でもカトリック独特のもの)

    実は「煉獄」は旧約聖書に

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    2022年02月27日
  • 神曲 天国篇

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    ネタバレ

    イタリア古典文学の最高峰

    作者ダンテが自分を主人公に描いた夢物語小説

    1265年フレンツェに生まれたダンテは9歳の時にであったベアトリーチェに恋し、その愛が彼の創作活動の源となった。

    彼はわざわざ市民たちが読みやすい口語体のイタリア語で『神曲』を13年かけて書き上げた。完成直後に亡命先のラヴェンナに没す。他にもベアトリーチェを称えた最初の作品を残している。

    ーーーーー天国篇のあらすじーーーーーー

    煉獄の頂上でベアトリーチェと出会い、案内役はウェルギリウスからベアトリーチェに移る。

    天国は”paradiso”

    天国篇はダンテ自身も言っていることらしいが、解読が本当に難しい。かなり神

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    2022年02月27日
  • 神曲 天国篇

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    ネタバレ

    ああ この喜悦(よろこび)!いうすべのないこの愉しさ!
    ああ 愛と平安に満ちたこのいのち!
    ああ 望むものとてないこの富(たから)よ!

    前作の煉獄篇での地上の楽園から、いよいよダンテは天国の世界に足を踏み入れます。

    といってもこの天国篇、なかなか難解です。
    前作の地獄篇や煉獄篇よりも難解に感じるかもしれません。

    というのも、あとがきにも言及されていますが、天国篇には「物語性」がほとんどありません。最初から天国の仕組みやキリスト教神観の解説や論争ポイントの議論に話が費やされます。
    「キリストのペルソナ問題」や「神の本質と存在」、「信仰と懐疑の問題」、「神の正義と人間の正義の矛盾問題」が議論

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    2021年03月01日
  • 神曲 煉獄篇

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    ネタバレ

    パンデミックの影響で在宅テレワーク時代が到来し、往復3時間の通勤から解放。
     自分時間を持て余す幸福なライフスタイルを信じて疑わなかったにも関わらず、フタを開けると忙しすぎて読書どころかランチの時間すら取れない有様。。。

     おかしい。。。明らかに何かが間違っている。。。

     考え抜いた挙句、「これまでの度重なる罪過のせいで天の怒りをかっているのだ」と結論。
     ああ、もはやダンテの『神曲(煉獄篇)』にすがるしかない。

     くだらない前置きはこの程度にして、『神曲(煉獄篇)』の感想を手短に表現すると、地獄篇以上に隠喩表現がふんだんに盛り込まれており、その一つ一つが教養の塊。同時に非常に示唆に富み

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    2021年02月11日
  • 神曲 地獄篇

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    ネタバレ

     「人の命の道の半ば
      正しい道を踏み迷い
      はたと気付くと 闇黒の森の中」

     気付くと深い森に迷い込んでいたダンテは、そこに住まう獰猛な野獣に囲まれ危殆に瀕します。
     しかし突如現れた詩人ウェルギリウスの助けでその場を切り抜け、代わりに地獄への道に足を踏み出すことになります。

     「・・・我は無窮に続くものなり
      一切の望みを捨てよ 我を入る者」

     ロダンの作品でも有名な「地獄門」(レプリカが国立西洋美術館(東京都)にも展示されていますね)を通過し、ダンテはその先々で、過酷な罰に呵責される様々な亡者たちを目の当たりにする・・・、『神曲』 は言わずと知れたダンテの代表作です。

     本

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    2020年09月11日
  • 神曲 天国篇

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    天国編では訳者も解釈にかなり苦労なさったあとが、脚注や巻末解説のあちこちに見られる。カトリックの神学用語に脳内変換しないと読みづらい箇所も多かった。キリスト教嫌いが多いこの国では、どう受容されているか考えたくもない感じだが、カトリックにシンパシーを抱く人なら、誰でも感動するだろうと思う。

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    2017年04月15日
  • 神曲 煉獄篇

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    地獄もそうだったが、煉獄も主にトマス・アクイナスの神学に倣って描いている。伝統的な聖歌や聖書のワンシーンで7つの徳を鮮やかに戯画的に描くことで、煉獄の各場で償われる罪がどういうものかがわかる仕掛けになっている。訳文は変な文語調の解りづらいものではなく、平易で読みやすい。またカトリックの聖人を「聖~」「~上人」と意識的に呼んでいることなど、カトリック信徒への最低限のリスペクトも感じられていい。

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    2017年04月11日
  • 神曲 地獄篇

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    面白い。文語調でわけのわからない日本語になっている訳が多いけれども、この訳は平易さを追及しているようで、とても読みやすい。カトリックに多少なりともシンパシーを覚える人ならば、楽しく読めると思う。キリスト教に否定的な人が多いこの国で、このような平易で読みやすい訳があるのはありがたい。

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    2017年03月28日
  • 神曲 地獄篇

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    終盤。ピサ、飢餓の塔における、ウゴリーノ伯とその子、孫らが閉じ込められた実話。絶望感。カニバリズム的表現。
    「父よ、どうして助けてくれないのか」という、子の絶命の声。これは新約聖書の「主よ、我を見捨て給ひしか(主の元へ召されることの確約?)」に似せられている。
    作者ダンテが追放された時、ダンテとその子らの状況にも重ねられている。

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    2016年10月15日
  • 神曲 煉獄篇

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    むつかしいむつかしい。ファンタジーでも馴染みのある「七つの大罪」が軸に進む分読みやすい。
    結局誰の話してるのかわかんないのがどうしようもないんだろうなぁ。神様の名前はメガテンとかで知ってるけど、町の人とか知らないよ…
    七つの大罪を憎しみと善の行き過ぎとどちらでもないものに分けるのはなるほど。

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    2013年12月30日
  • 神曲 地獄篇

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    む、難しい…。一時流行った「地獄」だったかの絵本みたいな感じ?には楽しめた。地下に行くほど寒そうなのが印象的。マグマじゃなくて太陽が大きな存在だったのかなぁ。
    歴史に疎くてピンと来なかったのが大きい。でも当時の人たちは「あーあいつが8つめの地獄ね。ざまー!」みたいな感じで読んだのかしら…とか思ったけど、やっぱ当時の人たちは識字とかあるしあんま読んでなかったのかな。
    帯のアオリは良くないね。文脈を無視した文章の切り取り。注釈も個人的には読みづらいけど他のがわからないからなんとも言えない。
    宗教観の違いとは面白いものだなぁ。もう少し周辺知識があれば再読したい。

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    2013年12月14日
  • 神曲 天国篇

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    ダンテの旅もようやく集結。最後を飾る天国篇は風景描写がイメージしにくかった。そして、ベアトリーチェがやたらと出てくる。まあ、ダンテの個人的な愛を反映しているので、聖母マリアではなくベアトリーチェでいいのだろうけれど。理解するには膨大な知識が必要だと思い知った。

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    2020年01月29日
  • 神曲 煉獄篇

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    煉獄のイメージがよくわからない。地獄編よりは穏やかだった。それにしても、このイマジネーションを持続できるのはすごい。

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    2020年01月26日
  • 神曲 地獄篇

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    ダンテ自身に危害が及ぶことはなく、歴史上の人物やダンテの身近な人物などがみんな地獄に落ちている。敵の多い人だったのだろうか。ダンテには嫌われたくないものだ。

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    2020年01月23日
  • 神曲 天国篇

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    やっと読み終わった…。興味がなくてもそのうち湧いてくるかと思ったけど無理だった!笑
    なんかでもてんごくって割とぶらっく企業?私の信仰は学生時代スコラ神学の本を読むことで得られました!会社のルールと自分のルールが違う?会社のルールが一番です!
    しかも役員には伝説~歴史の教科書に載るレベルでないとなれないという。うーん。こんな読み方しかできない自分は情けないな
    信仰の源泉てなんなんだろうなぁ。日々の生活なのかしら

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    2014年03月18日