リード・ヘイスティングスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「自由と責任」、非常に刺激になる本でした
・プロセスより社員、効率よりイノベーション
・コントロールではなくコンテキスト
・日々率直に接し、能力密度を高める
・フィードバックのガイドライン
①相手を助けたいという気持ちで(aim to assist)
②行動変化を促す(actionable)
③感謝する(appreciate)
④取捨選択(Accept or discard)
⑤適用させる(Adapt)
・ルールを設定するとそれを了解する人が出る
・管理職の監督がなくても優れた判断ができるよう必要な情報は全て提供する
・社員は雇われているのではなく、自分も一員
・成功は小声で囁き、失敗は大きな -
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勤めているJTCとは真逆のNetflix文化、とても面白い!ビジネス本久々だけど、モチベ上がるな。
↓は自分用メモ。
no rules
* 能力密度が高める必要がある
* 怠け者や悲観者がいると全員のパフォーマンスが下がる
* 率直にフィードバックを行う
* ①相手を助けようとする気持ちで
* ②行動変化を促すフィードバックをする
* ③フィードバックを受けた時は感謝し、取捨選択をする
* フィードバックをしないのは会社のために動かなかったということになる
* 社員は意思決定権を持ち、賭けをする権限がある
* 賭けの時は反対意見を集め、アイディ -
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Posted by ブクログ
Netflixには、休暇規定や出張旅費の承認プロセスがない。社員が全員「Netflixの利益になる行動をする」ことを意識しているという。早朝の会議で飛行機の深夜便で移動しなければならない場合、ビジネスクラスに乗ることが翌日のパフォーマンスを最大限引き出すのであればその選択は「Netflixの利益」につながることとしてOKとなる。反対に1時間のフライトでビジネスクラスに乗ることは逆行した考え方となる。要は利益を最大化するための選択であれば誰もNOは言わない。能力密度を高める、率直さを高める、コントロールを減らす、この3点が徹底して社内に浸透している。
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、Netflixのカルチャーを“奇抜な事例”としてではなく、高業績を生み出す組織設計の論理として提示している点に価値があります。特に、自由と裁量を「結果の伴う高い基準」とセットで運用している構造は、経営者にとって示唆が大きい部分です。
本書が強調する自由と責任・優秀さの密度・正直なフィードバック文化・ルールよりコンテクストといった要素は、単なるカルチャー論ではなく 高速意思決定と組織の適応性を高めるための経営戦略として整理されています。これにより、カルチャーが“情緒”ではなく“仕組み”であることを再認識できます。
一方で、Netflixが成功している背景には、優秀人材の高密度採用・高 -
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Posted by ブクログ
Netflixのクリエイティビティは、その自由な文化とキーパーテストによる優秀な社員で成り立つ仕組みにある。それらの文化の醸成は簡単なものではなく、どのような方針を持たせることで維持できるかが分かる。多国籍企業であるがの困難を乗り越える方法として、異文化理解力にも触れた一冊。
Netflixは自由な組織である。
その自由さはcontrolではなく、contextを与えることで「上司を喜ばせようとするな、会社にとって最善の行動をとれ」とメンバーを奮い立たせる。
「部下が同業他社に転職きたいというとき、何と知してでも引き留めたい」という人かどうかというキーパーテストを行うことで、十分な能力や人 -
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Posted by ブクログ
Netflixの社員は「有給取り放題」で「勤務時間の指定も無い」等、型破りで自由な社風だとは聞いていた。実際に本書を読んでみると、想像していた自由とは良い意味で違うことがわかった。Netflixの利益を第一に優先する精鋭達が、最高の給料をもらいながら己の才能と時間をフルに開花できる環境のもと、失敗を恐れず前に突き進んでゆく、まさに「多様性」を求められる新時代にふさわしい会社だった。
以下、本書より抜粋。
「フィードバックのガイドライン「4A」
1. 相手を助けようという気持ち (Aim to Assist)
フィードバックは前向きな意図をもって行う。自分のイライラを吐き出すため、意図的に相手 -
Posted by ブクログ
『自由と責任』『ルールと手順』どちらを優先するかは事業の目的に応じた選択である
Netflixのカルチャーは前者が大層を占め、それを多国籍企業として社内に浸透させてきた。
そのために能力密度を高め、率直さを高め、コントロールを撤廃してきた。
コントロールではなくコンテキストであるべきということ。
その率直さとしてのフィードバックサークルに活かす5Aのフィードバックガイドラインを設けている。
・相手を助けようという気持ちで(AIM TO ASSIST)
・行動変化を促す(ACTIONABLE)
・感謝する(APPRECIATE)
・取捨選択(ACCEPT OR DISORDER)
・適応さ -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本の企業で醸成するには難易度の高いカルチャーではあると感じたものの、非常に面白く、日本に合うやり方でイノベーションを起こせる風土作りに取り入れられると良いのではないかと思った。
フィードバックのテクニックや、異文化理解に関する内容は勉強になった。
一方で、能力密度を高めた状況で成果を出せるのはある意味当たり前で(もちろん自由と責任のカルチャーをつくる必要はあるが)、やはりメンバーをいかに生かすか成長させるか、の部分がリーダーとしては必要なのではないかと思った。「the HEART of business」などとは対極にあるようなやり方で面白かった