敷島シキのレビュー一覧

  • 解剖探偵

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    殺人被害者の霊が観える刑事と法医学教室の執刀医が、手を取り合ったり疑いあったりしながら事件を解決するお話。
    今作では自殺に偽装した殺人を暴いていますが、ちょっとした違和感を解剖することでより明らかにしていく感じです。
    それほど解剖シーンは多くないです。

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    2022年09月01日
  • 解剖探偵

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    仄暗い闇纏う感情が最初から最後まで消えず、謎めくままに燻り次なる展開へ、といった感じでした。次作バリバリな繋げ方なので、今作だけと踏まえると少し物足りなさはあり。
    美人で才覚ある解剖医。だがゴスロリで無口無表情といったクセのある霧崎さんは、登場から魅力を感じる描かれ方。
    中々に掴めない言動で、まだ今作では謎も多く踏み込んで深堀りされてはいないのですが、静のみかと思っていたらカッコイイ動なるシーンもあるという所を披露してくれるので、そのギャップが良かったです。
    疑惑だらけの人物達が多数出てくる中、途中途中で挟まれる犯人の心理描写があり、読んでいてあれこれと推理が楽しく、先を急いで読みました。

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    2022年08月31日
  • 祟られ屋・黒染十字 京の都に天狗は踊る

    匿名

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    今回は出張して京都に
    狐・天狗・狸 一つ一つ意味があり
    白崎の心の傷が最後には晴れて良かったです。
    あとは黒染の問題が何なのか
    次も楽しみです。

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    2022年02月20日
  • 祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    こんな系統の本が好きなので読んでみました。
    白崎・黒染コンビなかなか良かったです。
    お互い心の奥に悩みを持ってるので
    今後どんな風に解決するか楽しみです。

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    2022年02月20日
  • 祟られ屋・黒染十字 京の都に天狗は踊る

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    シリーズ二作目。今回の舞台は京都、そこで出会う天狗の祟り、とこれまた面白そうな展開です。そして白崎の過去のトラウマに関わる一件にも何やら関りが……と読みどころ盛りだくさん。楽しくそして恐ろしくもあるホラーミステリです。
    相変わらずのDIYが楽しくて仕方がありません。本当に何なんだこれ。おぞましい怪異との対比もあって、見た目想像するとものすんごくチープで笑えるのですが。特にぬいぐるみって……でもなんでも信じる者次第なのかな、と思っておきましょう。
    黒染のツンデレっぷりが加速しているようなのも微笑ましくってほっこりします。だけど怪異はきっちり怖いし、その根っこに何があるのか突き詰めていくさまもスリ

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    2021年06月14日
  • 祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

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    カウンセラーの白崎が怪異に襲われ
    藁にも縋る思いで祟られ屋の黒染に助けを求めることが始まり

    他の方のツイート通り黒染は残念なイケメンで面白かったです
    実は純粋なんだろうな〜

    でも能力は本物で重そうな過去を持っているところも好みでした

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    2021年06月09日
  • 祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

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    祟りを自らの身に引き受けて祓う「祟られ屋」の活躍を描くホラーミステリ。一見エキセントリックな黒染と、お人好しな白崎のコンビが楽しい新シリーズです。
    たしかに怪奇現象と精神疾患って、傍目には似ているのかもしれません。だからこそこの二人のコンビはおあつらえ向きでもあり。怪異の正体を探り突き止めるミステリ的な部分も充分に楽しめました。これは続編も楽しみ。
    怪異への対処法がやたらとDIYだったり、そしてこのコンビの掛け合いもとにかく軽妙で面白くって楽しくて。ものすごーくライトな感覚で読めるのがいいところなのですが。しかしそこで気を抜いていると、ホラーとしての怖さもかなりのものかも。こういう「祟り」の形

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    2021年04月24日
  • 祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

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    本の厚みはあまりなくて、サクット読める。

    読み始めが結構怖くて、ホラー嫌いにはちょっと刺激的。本当はここの部分でギブアップしようか迷ったくらい。
    ですが、そのあとはホラー的な要素は控えめ。期待以上の人間的ドロドロが繰り広げられる。根本の原因はいかにも日本人的と言っていいのか人に併せようとする集団根性から生まれる下らない出来事。それを解決するために奔走する祟られ屋とカウンセラー。今回も面白かったけど、続きがありそうなので展開が楽しみ。

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    2020年10月17日
  • 解剖探偵

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    読書録「解剖探偵」3

    著者 敷島シキ
    出版 角川文庫

    p164より引用
    “ マスコミやネットで、こいつは悪い奴
    だ、という雰囲気が作られると、その相手に
    はもう何をしても許されると思い込む。なぜ
    なら、こいつは悪い奴だからだ。悪を叩くの
    は正義。すなわち自分こそが正義。正義は悪
    に何をしても許される。
     そんな幼稚で頭の悪い理屈を、多くの人が
    無意識に受け入れてる。”

     殺された人だけを霊として見ることが出来
    る刑事を主人公とした、長編ミステリサスペ
    ンス小説。
     パッと見て自殺と判断されるであろう死体
    を前にして、その考えに異を唱える主人公・
    祝依然。先輩刑事にははっきりとした根拠を

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    2025年10月16日
  • 祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

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    ネタバレ

    お人好しというか、完全に同級生の自殺がトラウマになって進行形で苦しんでる人な気がする

    摂食障害の女性患者に助言したら祟られたカウンセラーの白崎
    元患者に祟られ屋の男・黒染を紹介され2人で祟りの元凶を探ることになる

    百均やハンズで買った材料で作った手製魔除けを駆使して祟りと対峙する様を想像すると、そういう道具の見た目ってそれなりに大事なんだなってちょっと思った

    ギリシャ神話のゴルゴン姉妹の祟りとか初めて聞いたけど、なるほどと思える結末だった

    白崎さん、仕事こなしながら黒染さんに付き合うのえげつない体力だ

    生田が投稿した社員旅行の写真に小さく写る土倉さんは社内いじめで旅行中も孤立した姿が

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    2025年09月27日
  • 解剖探偵

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    ゴスロリ解剖医と霊が視える刑事のバディ物。
    表紙とタイトルの印象とは逆に淡々と事件が進行し、解剖表現もグロくなく非常に読みやすい!
    医学的知識を使っての推理が物語に説得力を持たせており、シリーズ通しての謎を残しつつ終わるのが消化不良気味かな。

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    2025年03月09日
  • 解剖探偵

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    殺された人の幽霊が見える主人公だが、そこまで幽霊要素は強くないかも。
    とても読みやすく、あっという間に読み終えました!

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    2025年02月12日
  • 祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

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    オカルト✕男性ふたりのバディもの。
    超絶イケメンの設定がここまで活かされていないのも面白い。
    イケメンだったことを忘れてしまう。

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    2024年11月11日
  • 解剖探偵

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    ネタバレ

    死者が見える新人刑事と、ゴスロリを着こなし人を寄せ付けない法医学者の一風変わったコンビもの。

    解剖学に基づく知見・推理力をベースに事件の真相を解き明かしていくストーリー。解剖シーンの丁寧な描写や登場人物たちの疑わしさがテンポ良く展開され、どんどん引き込まれました。

    物語の中で描かれるマスコミとSNSによる過剰なバッシングは近年社会問題になっている事例でもあり改めて考えさせられましが、その被害について異なるキャラが似た言葉を用いて長文で訴えかけるシーンがあり、作者の思想を感じてしまったのは残念。物語の山場となるシーンだったのでスッと現実に戻されるような感覚を覚えました。

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    2024年03月01日
  • 祟られ屋・黒染十字 京の都に天狗は踊る

    購入済み

    前作よりはまとも…

    主人公の性格が酷すぎた前作に比べ、かなり読みやすいように改良されていました。
    しかし怪異にしろ、キャラクターにしろ、話のつくりにしろ、全体的に稚拙な感じがぬぐえません。
    前作も白崎さんて二年前まで京都にいたのに何で標準語で話せるのだろうと思っていましたが、今回、京都から出たことない白崎さんの姉もみんな標準語を話していて、作者の問題なんだと察しました。

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    2024年02月19日
  • 解剖探偵

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    殺された人の幽霊が見える刑事と、ゴス衣装の法医学者が事件を解決していく〜という、一風変わったコンビだけれど、幽霊が見えるからといって犯人がわかるわけではないので比較的地に足ついた展開ではある。
    話のテンポも良くて面白いんだけど、いまいち入り込めなかった。

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    2023年11月03日
  • 祟られ屋・黒染十字 京の都に天狗は踊る

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    祟りの本体らしきものが次々と出てきて大物になっていくのが面白い。元バチカンのエクソシストという祟られ屋がほんとに怪しげだが、それが面白いんだよねえ。オロオロするカウンセラーの白崎もいいね。

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    2023年02月18日
  • 祟られ屋・黒染十字 京の都に天狗は踊る

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    ネタバレ

    相変わらずの百均DIYクオリティに緊迫した場面でも笑ってしまった。
    今回も容赦なく人は死ぬけれど、その分救える魂もあった。
    白崎の抱えていたトラウマもまた、ここで一つの終着点を迎える。

    今回の舞台は京都。
    序章の「こっくりさん」をした少女の視点から、その流れで一話目のこっくりさんのお祓いに入って終わったから、てっきりこの序章、一話目の前ふりだと思いんでいたところにまさかの全編こっくりさん絡み。
    個々の話では違うネタだし(何しろ天狗退治に行くのが名目だった)謎の陰陽師の思惑を探るのがメインになりもしたが、ちゃんとこっくりさんが芯に通っている話になっている。
    それが最後には巨大なハイブリッドタイ

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    2022年10月27日
  • 祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

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    ネタバレ

    サラッと読めて面白い。

    和洋折衷の呪術ネタで新しい。
    蛇の呪いとゴルゴン三姉妹、九字切り、柏手をすると思ったら正体はエクソシストなどなど。
    特にゴルゴン三姉妹のステンノやエウリュアレは知らなかったから勉強になった。

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    2022年01月11日
  • 祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

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    ネタバレ

    第一章 キレイさまが憑いてくる
    第二章 祟られ屋とカウンセラー
    第三章 病みと祟り
    第四章 贖罪のふたり
    第五章 東京ミステリー・ツアー
    第六章 蛇と女と祟りの元凶

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    2021年09月20日