浅井逸郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
・適応障害は軽いうつ病ではない
・適応障害は海馬など記憶に関する神経回路が障害されるが
・他にもうつ表紙や不安障害などに関係する神経回路も巻き込まれる
→その結果、適応障害は、さまざまな神経経路を巻き込むため、複雑な症状があらわれる
・「消えちゃいたい」は疲れているしるし。
心身ともにしっかり休む。
・適応障害には、衝動的な自殺の恐れがある
・ストレス因子から離れていても反芻するのが適応障害の特徴
・家族は課題の分離を
病気の解決法をあれこれ考えるのは、健康な人ならでは
本人を休ませてあげる
・昔に比べると、日本社会全体のストレス耐性が低下している
・人間に必要 -
Posted by ブクログ
(心がしんどくなったので自己啓発本を読む⑧)
適応障害になったので、読んでみた。
漫画は挿絵的。ただ、分かりやすいし、実際に適応障害になった身としては、なってから復帰に向かうまでどうすればいいか分かりやすく書いてあって、参考になる。
実際のところ、心療内科医と産業医は他の患者もいるから、ここまで丁寧に取り合ってはくれないし、カウンセラーに話を聞いてもらうにも、お金がかかるのです。。
適応障害は骨折と違って、自分が主体になって直さないといけないから、こういう本を読んだうえで、自分がどうするか考えて、医者やカウンセラーをうまく使わないといけないんですよね。。
大事なのは、まず休むこと。とに -
-
-
Posted by ブクログ
適応障害は、ストレス因子への囚われとコーピングの失敗が原因
今の環境が自分にとって受け入れ難い理由を考える、ストレス因子を明確にする
なぜ解決できないか、解決するにはどうすれば良いか考える
発症には複数の要因が絡んでいることもある、自分の向き不向きを分析することが重要
認知行動療法
考え方のクセを見つめ直す
問題解決法
問題を整理し、目標と解決策を考え実行する
他人にも見てもらうことが有効
現実の状態と理想の状態を比較する。理想の状態とかけ離れているようなら解決できそうなレベルに変える
問題を分解し、取り扱い可能なレベルにまで持って行く -
-
Posted by ブクログ
生きているだけですばらしいというメッセージを送り続ける
適応障害を起こす人の多くに「〜ができる自分は優秀」という条件的考え方が見られます。うまくいかないことがあると二分思考が働いて「優秀でない自分はだめ」だと自分を否定的に見るようになるのです。
生きることに条件をつけて肯定することはやめる
とくに自殺企図が見られる人では、こうした傾向が強くなっているように感じます。
人は本来、生きていることそのものに価値があります。しかし家族は本人に対して、条件付きの肯定をしてきたのではないでしょうか。
子どもが誕生したときには、生まれてきてくれただけで喜びだったのに、期待はどんどん膨らみます。
初め -
匿名
購入済みわかりやすい
専門家の立場から客観的な情報を書いてくださっていて、勉強になりました。
適応障害の経験者の本とは違う専門家ならではの内容で、安心できました。
同種の本の中では、この本が一番細かく書かれてると思います。 -
Posted by ブクログ
この本を読んでいると、大切な家族が「適応障害」と診断されたことを告白しているような感じになるが、別にそうした状況にあるわけではない(恐らく)。そもそも「適応障害」というものを理解できているかという観点で勉強のために読んだ。
― 仕事や学業にとり組んでいると、ときにはがんばって困難を乗り越えていかなければならないこともあるものです。根性論がときにその人が成長するうえで、よい効果をもたらすこともあるかもしれません。しかし本人が耐えられるレベルを超えて根性論がくり返され、その人の限界を超えてがんばるように促し続けると、恒常的な過負担からエネルギーレベルは低下していきます。このような状況下で、病気が -
-