駒井稔のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2006年9月に創刊された光文社古典新訳
文庫の初代編集長が、過去に出版した翻
訳者との対談などをまとめた本です。
対談の中では、その出版書のエピソード
はもとより、翻訳の対象となった著者を
研究することにより、従来の訳本とは違
った背景が浮かび上がってくることが知
ることができます。
原本の言語に忠実に訳してしまうと、日
本語では意味不明になってしまいます。
かと言って、あまりに簡略化して「意訳
」にしてしまうと、軽い印象を与えてし
まう「超訳」となります。
光文社古典新訳文庫はその中間を位置づ
けることにより、非常にヒットしている
と言います
亀山郁夫氏による「カラマーゾフの兄弟