ペズルのレビュー一覧

  • 人生は地獄よりも地獄的である。――芥川龍之介 地獄の2コマ名言集

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    芥川龍之介の名言を動物のニコママンガとともに紹介。
    名言だけ読んでも今一つ理解できないものが、その名言の内容を的確に表したマンガのおかげでスっと落とし込める。
    「阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている」
    「罰せられぬことほど苦しい罰はないなど」
    メモに残したくなる胸に響く名言がたくさんあった。
    是非原作の方もフルで読んでみたい。

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    2025年02月04日
  • 人体先生図鑑――絵で楽しむ体のふしぎ

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    小学生くらいの子でも読みやすい 人体図鑑。
    既知の内容が多かったけど、簡単な解説とポップな絵が教科書よりも読みやすく、楽しみながら改めて人体の基礎を知れた。
    「何でよく噛んで食べないといけないの?」いう疑問に対し、「いいことだらけだからです」という あまりに端的な回答には思わず吹いてしまった。
    「のどちんこって何であるの?」も印象的。
    飲み込んだものが鼻ではなく、ちゃんと食道に行くよう誘導してくれる。
    またのどちんこがなかったら、「ぱ」や「ぴ」の発音ができない。
    今まで考えたことすらなかったけど、1つ1つの部位には大切な役割があって、それぞれがちゃんと働いてくれているから生きていられるのだろう

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    2025年02月04日
  • もしも虫と話せたら――昆虫が教えてくれた生きづらい世の中を生き抜く自然の鉄則15

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    空気感の温かい、生きる気持ちがジワジワ湧いてくる、どちらかというと、哲学書の部類に入るのではないでしょうか。

    ページをめくる時のワクワク効果を、最大限に活用しています。

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    2023年03月10日
  • もしも鳥と話せたら

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    面白かった。リア充になるために、鳥類から学ぶツガイ獲得戦略。多分、コアな鳥屋がからんでない所為か、内容がとても浅くて軽いので、全く肩の凝らない、万人向の娯楽本になっている。大学3年21歳、片思い中の春野花という女性が、いろんな鳥たちの繁殖事情や、各鳥種におけるモテについて、その鳥種と会話と漫画を交えて、恋愛のアドバイスを受ける、という流れ。まあ、鳥類の繁殖はほんとうにバラエティに富んでいるいるので、実際の人間のブリーディングにはなんの参考にもならんかもしれないが、もしかしたら、ここから学ぶことがあるかもしれない。という、示唆が、、あるんか、ないんか、、。とはいえ、「フラミンゴのおしえ」とか「マ

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    2022年02月20日
  • もしも虫と話せたら――昆虫が教えてくれた生きづらい世の中を生き抜く自然の鉄則15

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    じゅえき太郎さんの絵も好きですが,内容が「響く」.
    ムシできないコラムでは虫の知識がつきます!
    外で見る蟻は若い蟻じゃなくて年を取った蟻とか,羽じゃなくて翅が正しい表記とか.

    オオクロアリ:「何かほしい」と思ったら、まずは「何かあげる」。
     ☞自分の利益を考えるのなら,まずは相手に利益を与える

    サバクトビバッタ:一番変えやすいのは自分自身だぞ。
     ☞つらいとき,周りを変えようとしないこと.自分を変えるほうが間違いなく簡単だから.

    サカダチゴミムシダマシ:どんな生き物も結局、「つらい」と「うれしい」を繰り返していくしかないんです。
     ☞「つらい」がないと,本当の「楽しい」「うれしい」もない

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    2021年02月07日
  • 孔子先生が教えるこども論語

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    論語は難解な文章ばかりで苦手意識を持っていたけど、本書の小学生でも分かる敷衍した解説のおかげで内容がスラスラ入ってきた。
    イラストも豊富に使われていてとっかかりにちょうどいい。
    『子曰わく、「過ちて改めざる 是れを過ちと謂う。」』が印象的。
    人間は誰しも間違いを犯すもの。
    一番いけないのは間違いを正そうとせず、そのままにすること。
    間違いをごまかさずに真っ向から認め、それを糧に成長していくことが大事なんだと気づかされた。
    これ以外にも印象的な教えがたくさんあったので、忘れないよう胸に刻んでおきたい。

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    2025年01月23日
  • もしも虫と話せたら――昆虫が教えてくれた生きづらい世の中を生き抜く自然の鉄則15

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    和むイラストと、ユーモアのある文章。
    現代の悩みを、温かく聞いてくれた一冊。
    ラストのアリさんのお話しにハッと気付かされ、涙がにじんだ。
    上ばかり見ず、たまには下も見てみたい。
    昆虫がすぐそこで頑張って生きている。

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    2023年06月19日
  • もしも鳥と話せたら

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    春野花さんが鳥の生存戦略に学ぶ愛とか恋とか理不尽だとか。もしも鳥とはなせたら
    花ちゃんに春はやってくるでしょうか。

    最後でも、どんなに落ち込んだって、きっと
    また、春はやってくる。最初と最後に漫画がありました。とてもストーリーは読みやすく他の
    もしも虫と話せたら
    もしもカメと話せたら
    どれも面白そうです。

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    2022年05月05日
  • もしも虫と話せたら――昆虫が教えてくれた生きづらい世の中を生き抜く自然の鉄則15

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    色んな面で非常によく出来ている本でした。

    図鑑としても楽しめるだけでなく、虫からどんなことを学べるか、ダメサラリーマンと虫とのコミカルな会話から面白いほどよくイメージすることができます。人間は誰しもこのサラリーマン太郎のような気持ちを持っているものです。虫の生態が会社でどう活きるか、具体的な気持ちや実例とともに挙げられていたのは秀逸だと思いました。

    特に良かったのは、虫たちの生態を教えてあげようということを、虫たちが太郎への愛情からしていたという最後の部分です。生き物から学べることは人間へのプレゼントだと考えることもできるわけです。

    数千年前に書かれた聖書の中にも、この本のテーマのような

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    2020年12月29日
  • もしも虫と話せたら――昆虫が教えてくれた生きづらい世の中を生き抜く自然の鉄則15

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    人間と同じ見方、人間のように昆虫を捉えると昆虫も生きるために工夫をしているというか、うまく世界が回るようにできているんだなぁと感じる。
    たくさんの格言がある中で生きる上で大事だなということをこういう世界観で伝えることができたら頭にずっと入ってきやすくていいなと思った。

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    2020年10月14日
  • 孔子先生が教えるこども論語

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    生き方のお手本。子ども向けの本だけに(子ども向けの本であることが功を奏して)、素直に頭に入ってくる。人生の後半、前を向いて生きて行きたい自分にとっては、ありがたい本。

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    2025年07月22日
  • 人生は地獄よりも地獄的である。――芥川龍之介 地獄の2コマ名言集

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    「阿保はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている」
    背表紙の言葉に、にやりとして買ってしまった
    芥川の小説を今もう一度読むのはできそうもないから、抜粋された言葉にいちいち反応して楽しんだ

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    2025年06月22日