相山夏奏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ一般的な恋愛小説かと思いきや、DVを繊細に扱ったリアルな恋愛小説だった。
主人公リリーは、聡明で明るい女性。そんな彼女は自分の父の葬儀のあと、脳神経外科医のライルと出会い恋に落ちる。2人は順調に愛を育むが、ちょっとしたことが原因でライルがリリーを殴り、お互いのトラウマを引き起こすことになる。それはリリーの父がDV男であったこと、ライルは自分の兄を誤って銃で殺してしまったことだった…
そんなあるとき、とあるレストランでリリーたちはアトラスに再会する。アトラスは昔ホームレスのときに、リリーに助けられて恋に落ちた過去があった。アトラスはリリーの傷ついている姿を見て見ぬふりができず何とか支えようと努めるが、ライルが彼に嫉妬心を抱きリリーに近づけないようにする。
しかしリリーはライルに3回目の暴力を受けられたときに、ライルの元を離れアトラスに助けを呼ぶ。そこで連れていかれた病院でリリーの妊娠が発覚し、リリーは途方に暮れる。
リリーはその悩みを周りに打ち明け、出産を機に離婚することを決意した。そしてリリーは、我が子エマとライルの面会に向かう途中で遭遇したアトラスを追っかけて、最後2人は気持ちを確認して抱き合ってラストを迎えた!!
本作を通して、DVの本質を知れた気がした。
DVを受けたら別れたらいいと思っていたけれど、そんな簡単な問題じゃなくて、リリーみたいに自分のこと身近な人のことをしっかり考えて、考えて答えが出るようなセンシティブな内容だと強く思った。
あとは周りに助けを呼ぶ強さを持つこと、抱え込まないこと。絶対に助けてくれる人はいるから、諦めないで頼ることは大切だと思う!!
リリーに出会えて良かった。
続編も楽しみ -
Posted by ブクログ
ネタバレ売れたらしく、また恋愛小説ということで、読みやすそうだなと思って読んだ。
予想より性描写がロマンチックに描かれていたが、こんなもんか。
DV。なぜ妻は夫から逃げないのか?の気持ちを追えて面白かった。今回だけかもしれない。自分が悪いのかもしれない。良いところもたくさんある。許さない自分こそ変わるべきかもしれない。そんなのくそくらえ。
ライルのほうは、よくある恋愛モノだと良いキャラだと思う。読んでて、乙女ゲームで見たな感。
だけど、やっぱりリリーは笑ったのは良くないし、ライルに対して不安な気持ちを抱かせたのも良くない。だからといって暴力をふるっても良いわけじゃないので、そこは別だがリリーが反省してんのかなと思った。逆の立場で暴力をふるわずにいたら、笑ったのも過去を隠していたのも責められてもしょうがなくない?という気持ち。
女性人気は得そうだが、男性のほうはどうだろう。そっちの感想が気になる。
続編はどうするんだろうな。だいたいの問題を解決してしまったが。
最後、ライルが離婚に同意してくれたが、娘の父親になってようやくのところがなんだかな。というか、そこで身を引くの良いやつすぎて、そこまでのクズじゃなかった。ほんとのクズは自分と他人の区別がつかず、自分のDVと向き合わない。ライルの暴力性が同僚や部下や患者に向かないと良いな。
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Posted by ブクログ
ネタバレ私の場合、みんなの評価よりも少し星の数が少なくなりました。
フーヴァーさんのメッセージはすごく響いた。
DVから逃れことが、どれほど簡単でないことか。
決して、DVされる側の決心が弱いとか、すぐ別れればいいじゃんとか、そういうことじゃないんだって。 そこは、本を通して視野が広がったなと。
でも、読後すぐの感想としては、
暴力は絶対ダメだけど、
んー、、ライルが怒る気持ちもわかる。でした。
リリーが自分は置いといて、
完全にライルを悪としてるのがなぁ。
それとラストが、ライルと別れてすぐに、
アトラスの方に行くのがなぁ、、。
彼女を幸せにしてくれそうなアトラスと結ばれるのは喜ばしいことですけどね!!
(あと、ラブラブシーンの多さがちょっとなぁ 汗) -
Posted by ブクログ
ネタバレとても衝撃的な、DVをテーマにした恋愛小説。
愛しているのに手を上げてしまう。愛しているから許したい。
次はもうしないかもしれない。
そんな期待をこめ暴力を振るわれてもまた許してしまう。
DVを受けた65%はDVをした男性のもとへ戻るという。(本文より)
衝撃的な話だった。
恋は盲目というけれど、DVの当事者同士で解決策を見つけることは難しいんだろうなと思った。
主人公の母が言った
「愛しているなら、彼の方から離れていくわ」というセリフ。
とても刺さった。
全員の立ち位置や心の変化がとても分かりやすく、
ごりごりの恋愛小説!というわけでもないので
すらすらとページが進んだ。
映画化もされてるということで観てみたいなと思う。