相山夏奏のレビュー一覧

  • ヴェリティ/真実

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     冒頭から人の頭が割れるというインパクトの強さに驚く。事故で寝たきりとなった人気作家ヴェリティの作品を引き継ぐローウェンが、彼女のいる家に泊まり込み、目にした原稿から次々と驚愕の事実を知らされるし、動けないはずの彼女が動いている気配を感じるしで、どうオチをつけるのかと思いながら読んだ。
     期待を裏切らず、ラストにえ〜っという気分になり、エピローグで更に嫌な気分になり、作品を楽しむことができた。
     ロマンス要素、こんなにいる?と思い−1。

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    2024年02月11日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ネタバレ

    一般的な恋愛小説かと思いきや、DVを繊細に扱ったリアルな恋愛小説だった。

    主人公リリーは、聡明で明るい女性。そんな彼女は自分の父の葬儀のあと、脳神経外科医のライルと出会い恋に落ちる。2人は順調に愛を育むが、ちょっとしたことが原因でライルがリリーを殴り、お互いのトラウマを引き起こすことになる。それはリリーの父がDV男であったこと、ライルは自分の兄を誤って銃で殺してしまったことだった…
    そんなあるとき、とあるレストランでリリーたちはアトラスに再会する。アトラスは昔ホームレスのときに、リリーに助けられて恋に落ちた過去があった。アトラスはリリーの傷ついている姿を見て見ぬふりができず何とか支えようと努めるが、ライルが彼に嫉妬心を抱きリリーに近づけないようにする。
    しかしリリーはライルに3回目の暴力を受けられたときに、ライルの元を離れアトラスに助けを呼ぶ。そこで連れていかれた病院でリリーの妊娠が発覚し、リリーは途方に暮れる。
    リリーはその悩みを周りに打ち明け、出産を機に離婚することを決意した。そしてリリーは、我が子エマとライルの面会に向かう途中で遭遇したアトラスを追っかけて、最後2人は気持ちを確認して抱き合ってラストを迎えた!!

    本作を通して、DVの本質を知れた気がした。
    DVを受けたら別れたらいいと思っていたけれど、そんな簡単な問題じゃなくて、リリーみたいに自分のこと身近な人のことをしっかり考えて、考えて答えが出るようなセンシティブな内容だと強く思った。
    あとは周りに助けを呼ぶ強さを持つこと、抱え込まないこと。絶対に助けてくれる人はいるから、諦めないで頼ることは大切だと思う!!

    リリーに出会えて良かった。
    続編も楽しみ

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    2024年02月09日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    DVを受けていた側の人間として感じていたことがリアルに書かれていた。
    DVから逃げないのは馬鹿って見放すんじゃなくて、なぜ逃げられないのかよくよく考えて欲しい。本当に根深い問題だとおもう。

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    2023年12月27日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    たしかブックチューバーさんの紹介で本作を知り、読み始めたのですが…
    原書でないのできっと細かなニュアンスはつかめないのかも、なんて思っていましたが訳者さんによるものなのかサクサクと読めました。
    400ページめにある母の言葉、涙でした。

    読めて良かった作品です。

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    2023年12月13日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ネタバレ

    アメリカの恋愛小説

    著者後書きにもあったように、すごく実体験に添ったリアリティのある作品で、日本の小説とは違う読後感。

    文化が違うので、暴力に対する感受性も違うし、社会課題としての扱われ方も違う。
    その中でボストンという街やテレビコメディアンのエミリーとか、アリッサマーシャル夫婦とか、リリーの母の「愛してるなら、きっと彼の方から離れていくわ」という言葉など、ストーリーを支える登場人物や描写がとても色鮮やかで豊かであった。

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    2023年10月15日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    DVの話なので重い話なのかと身構えてしまったけど惹き込まれてあっという間に読めてしまった。第三者である自分には分からない当事者の気持ちや当事者である母の言葉が響く。力強い女性の物語だった。
    続編も読もうと思う。

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    2023年08月02日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ネタバレ

    売れたらしく、また恋愛小説ということで、読みやすそうだなと思って読んだ。

    予想より性描写がロマンチックに描かれていたが、こんなもんか。

    DV。なぜ妻は夫から逃げないのか?の気持ちを追えて面白かった。今回だけかもしれない。自分が悪いのかもしれない。良いところもたくさんある。許さない自分こそ変わるべきかもしれない。そんなのくそくらえ。

    ライルのほうは、よくある恋愛モノだと良いキャラだと思う。読んでて、乙女ゲームで見たな感。
    だけど、やっぱりリリーは笑ったのは良くないし、ライルに対して不安な気持ちを抱かせたのも良くない。だからといって暴力をふるっても良いわけじゃないので、そこは別だがリリーが反省してんのかなと思った。逆の立場で暴力をふるわずにいたら、笑ったのも過去を隠していたのも責められてもしょうがなくない?という気持ち。

    女性人気は得そうだが、男性のほうはどうだろう。そっちの感想が気になる。

    続編はどうするんだろうな。だいたいの問題を解決してしまったが。

    最後、ライルが離婚に同意してくれたが、娘の父親になってようやくのところがなんだかな。というか、そこで身を引くの良いやつすぎて、そこまでのクズじゃなかった。ほんとのクズは自分と他人の区別がつかず、自分のDVと向き合わない。ライルの暴力性が同僚や部下や患者に向かないと良いな。

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    2023年06月16日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    海外の雰囲気好きぃってなる。
    なんか日本だともっとドロドロなんだけど、なんだかどこか冷静で、詩的で、互いを尊重し合えている感じが、こう、いいなぁって思える。
    そんで、最後の別れを選んだ感じで、こう、あ、これ、ただの恋愛小説じゃないんだなっていう、、、感じがした。
    こういう雰囲気、なんの宗教って聞かれたらどうしよう!?とか狼狽える感じ、海外に根付いてる雰囲気を味わうのはすごくいいなって思った。
    いい意味で、自分を尊重してて、それを相手にもやっている感じ、、、。
    よかった、かな。

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    2025年05月29日
  • リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの

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    ネタバレ

    死んだ恋人を自分の不注意で交通事故で亡くし、刑期中に産んだ子供に会いに行く話。
    子供に会う為に街まで戻ってきて、そこのバー(恋人の親友)とすぐキスの流れになっちゃうところから始まり、正直感情移入出来なかったけれど、事故の真相を知りたくて読んだ。
    結局、パニックになってその場を離れたって理由だったので、深みはあまり感じなかったが、主人公や親友、義理父母が娘をとても大事に考えてる描写には何度も涙を流した。
    再読はないかな。

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    2025年01月20日
  • ヴェリティ/真実

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    物語が進むにつれて漂う、サイコパスな怖さ。
    と思ったら…
    『真実』に込められた意味、人も長短併せ持つけれど、恐ろしくてゾワッとしました。
    物語の筋はとても面白かったのですが、如何せんお盛んで、この作家さんの特徴なのでしょうか?

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    2024年10月15日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ネタバレ

    私の場合、みんなの評価よりも少し星の数が少なくなりました。

    フーヴァーさんのメッセージはすごく響いた。
    DVから逃れことが、どれほど簡単でないことか。
    決して、DVされる側の決心が弱いとか、すぐ別れればいいじゃんとか、そういうことじゃないんだって。 そこは、本を通して視野が広がったなと。

    でも、読後すぐの感想としては、
    暴力は絶対ダメだけど、
    んー、、ライルが怒る気持ちもわかる。でした。
    リリーが自分は置いといて、
    完全にライルを悪としてるのがなぁ。

    それとラストが、ライルと別れてすぐに、
    アトラスの方に行くのがなぁ、、。
    彼女を幸せにしてくれそうなアトラスと結ばれるのは喜ばしいことですけどね!!
    (あと、ラブラブシーンの多さがちょっとなぁ 汗)

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    2024年07月16日
  • リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの

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    5年の服役後に出所したカナが獄中出産した娘ディエムに会いに町に戻ってくるが、事件を知ってるレジャーに阻まれて会うことは叶わない。

    希望本当にあるのだろうかと思えてしまうくらい悲しさが漂っていて読むのに時間がかかってしまった。
    カナが町で悪意ある人に後ろ指刺されたりしないことと、レジャーの存在が救い。

    主人公のカナの悲痛な思いにもレジャーの葛藤にもパッとリックとグレースの許せない気持ちにも全ての人物に共感してしまうほど巧みな感情表現に心揺さぶられて、終盤は泣いた。

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    2024年07月02日
  • リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの

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    飲酒運転を起こし、最愛の人を置き去りにして死亡させてしまった。
    収監を経て、どんな人生が待っていたのか…

    大なり小なり、人は過ちは犯す。
    それに全てのことのように判断して、人を見ては本質を見失うことがある。
    自らも人生をそこで諦めてしまわぬように。

    ちゃんと反省して、今に活かすことが出来たら、事によっては経験が今後にいきてくる。

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    2024年05月06日
  • ヴェリティ/真実

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    彼女は本当はどんな状態なんだというホラーっぽいのはよかった。
    セクシャルなシーンが多いところはちょっと好みじゃなかったな。

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    2024年03月08日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ネタバレ

    とても衝撃的な、DVをテーマにした恋愛小説。

    愛しているのに手を上げてしまう。愛しているから許したい。
    次はもうしないかもしれない。
    そんな期待をこめ暴力を振るわれてもまた許してしまう。

    DVを受けた65%はDVをした男性のもとへ戻るという。(本文より)
    衝撃的な話だった。

    恋は盲目というけれど、DVの当事者同士で解決策を見つけることは難しいんだろうなと思った。

    主人公の母が言った
    「愛しているなら、彼の方から離れていくわ」というセリフ。
    とても刺さった。

    全員の立ち位置や心の変化がとても分かりやすく、
    ごりごりの恋愛小説!というわけでもないので
    すらすらとページが進んだ。

    映画化もされてるということで観てみたいなと思う。

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    2023年12月30日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    展開とかスピーディで面白いけどどことなく携帯小説みたいだった。原文で読むとニュアンスとか違っていいのかな?

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    2023年07月19日