竹下文子のレビュー一覧

  • ほのおをこえて
    かつてこんなにカッコ良くてクールな黒ねこがいただろうか、いやいない。

    過去のことが少しずつ分かってきて…あと二冊で終わっちゃうなんて( ;∀;)
  • 旅のはじまり
    出張中のお父さんの元へ「ひとり旅」している途中、電車で隣の席に座ってきたのは「ねこ」だった。ねこのサンゴロウは、知り合いのねこからもらった宝の地図をもとに、宝探しに行くところだった。サンゴロウに宝探しを誘われた僕は…

    男の子がひとり旅の途中で、ファンタジー世界に誘われる。これだけでもなかなかワクワ...続きを読む
  • 旅のはじまり
    むすめの本。
    面白そうなので(やっと)読んでみた。

    旅の続きが気になって、早く続きが読みたくなる!!
  • キララの海へ
    『黒ねこサンゴロウ』シリーズ第2巻。
    第1巻とは打って変わって、《うみねこ島》での物語。

    危険を承知でキララの海に向かうサンゴロウ。
    ●●●●やミリとの出会い。

    ある意味、もっとも“サンゴロウの物語らしさ”が詰まった巻です。
  • 黒い海賊船
    『黒ねこサンゴロウ』シリーズ第4巻。

    今回は見習い船員イカマル視点です。
    イカマル視点ですので、本当にサンゴロウが格好良く描けています。
    “憧れ”が入っていますからね。
  • やまねこの島
    『黒ねこサンゴロウ』シリーズ第3巻。

    今作はお医者さんのナギヒコ視点です。
    《うみねこ族》と《やまねこ族》との確執を描いた物語。

    ナギヒコ先生のロマンスに注目です。
  • 霧の灯台
    『黒ねこサンゴロウ』シリーズ第5巻。

    灯台守カイとサンゴロウの物語。
    ちょっと悲しくも、美しい。
  • やまねこの島
     あまり他人(他猫?)と係り合いを持ちたくない主人公サンゴロウですが、ふとしたことから何やら秘密めいた島に行きつきます。それは自らのルーツとも関係のありそうな島でした。
     子供に与えていましたが、次第に親の方ものめり込んで来ました。児童書って、シンプルだけど、逆に必要なものだけが凝縮されているかもし...続きを読む
  • 黒い海賊船
     サンゴロウに憧れる若者の視点を交えることによって、サンゴロウの心のヒダを少し覗かせてもらっています。

     覚えていない過去。あまり人に心を開かない性格。
     それも多少強引なイカマルのアプローチで溶けていくようです。

     船とサンゴロウの関係がやはり、いい。

     イカマルが子供の頃見かけた、マリン号...続きを読む
  • キララの海へ
     第1作で登場した黒ねこのサンゴロウが、ねこの世界で出会う冒険の始まりです。
     と言っても、本人(本ねこ?)はいたってクールで、冒険しようとは考えていないようですが。
     サンゴロウの秘密が少しずつちりばめられながら、シリーズは進んでいきます。初めての人は、ここから読み始めてもいいかと思います。
  • 最後の手紙
    サンゴロウは自分の記憶を取り戻すべきかそうしない方がいいのか迷っていた。
    迷いつつしだいに近づいているのだった。
    そしてヤツとふたたび出会う。

    こども向けかもしれないけど高い年齢層のためでもあるでしょう。
    その点ではムーミンのお話に近いかもしれません。
  • 金の波 銀の風
    短編集。
    あちこちの島で、旅のなかでサンゴロウがであったことごと。

    今回は周辺海域の地図が載っていた。
  • 霧の灯台
    霧に閉じ込められたサンゴロウは灯台森のカイに助けられしばらくをともに暮らすことになった。

    このシリーズの最高傑作といえるかもしれません。
  • やまねこの島
    サンゴロウシリーズ第三弾。サンゴロウとはゆっくりしたような、やさしいようなナギヒコ先生視点の文章がとてもいい。
  • 霧の灯台
    好きな児童書。明らかに小学生とかその辺向けだけど奥深い。サンゴロウが本当に格好いい。猫だけど惚れる。
  • ケンとミリ
    1.ケンとミリ
    2.青いジョーカー
    3.ほのおをこえて
    4.金の波銀の風
    5.最後の手紙

    やっと読めた。4巻を読んだ記憶がまるでなかった。こんな終わり方だったんだなぁー昔ほど感銘は受けなかった、気がする。だけど相変わず理解できてないだけなのかもしれない。なんせちょっとまた前の数巻の内容とか忘れかか...続きを読む
  • やまねこの島
    ここで私(ナギヒコ)が登場します。「ポケットから手をだそう」という言葉があります。新しいところに踏み出してみよう,ということです。フツーに言われても「そうかもしれないけどさ」と思うところですが,サンゴロウに言われるとそれができるような気がしてきます。
  • キララの海へ
    やっと本編に入りました。サンゴロウの“ねことなり”は,ここでだいぶわかると思います。充足している,落ち着いている,サンゴロウが“ヒーロー”と言えるのはこういう点でしょう。
  • 金の波 銀の風
    「旅のつづき」のシリーズは,第3巻や第5巻のようにずっしりした話が多いですが,第4巻はちょっと別。普段着のサンゴロウのよさが一番感じられる本かもしれません。
  • 旅のはじまり
    10冊シリーズの最初。ケンくんは子供ながらにとても自立しています。これはこれでよくできていますが,残りのシリーズの導入編にすぎません。