竹下文子のレビュー一覧

  • 旅のはじまり
    年中さんと小2年生男児に読み聞かせ始めて、シリーズを2年かけて読み聞かせ終える。結構難しいところもあるけど、飽きずに読み終える。
  • 風町通信
    風の街を舞台にしたファンタジー短編集。
    どのお話にも、ちょっとあやしくておかしい住民が出てきて、季節の匂いがする風を感じる。
    あぁ、夢の中でもいいから、こんな世界に迷い込んでのんびりしたいなぁ。

    すごく色彩豊かな世界観だから、色鉛筆とか水彩で絵本にしたものがあれば、子どもも大好きな絵本になりそう。...続きを読む
  • 最後の手紙
    終わってしまった~、サンゴロウの物語。ナギヒコもイカマルもカジキ船長も、みんなありがとう。そして、全編通して素敵な挿画をありがとう。また最初から読もうっ。
  • 新しい日本の幼年童話 しっぽ!
    友だちとケンカした次の朝、しっぽがはえていた!
    お母さんには見えないみたいだけど…

    小学校低学年におすすめ。
  • キララの海へ
    前巻との繋がりが一旦きれて、
    2巻はサンゴロウの語りに変わっています。

    クールなサンゴロウが
    なかまのために、危険な海に冒険にいく話。

    なぜか前巻までの、
    ケンのことやハナミサキのことを忘れてしまっていて、
    すっかりマリン号の船長になっている。
    マリン号の名前の由来、思い出したりするのかな?

    ...続きを読む
  • 旅のはじまり
    一人旅が好きなケンは、1人乗った電車で
    同じく一人旅をしている黒猫のサンゴロウに出会う。
    サンゴロウは「宝の地図」を持っていて、
    2人は宝を探しに出かける、、
    というお話。


    サンゴロウがめちゃかっこいいです。
    読書好きな5年生が大絶賛していました。
    中学年以上からかなと思う分量だけど、
    読み仮名...続きを読む
  • 風町通信
    仕事のストレスに苛まれた日々の中で通勤電車内で読むこれが一服の清涼剤でした。使い古された比喩は詩歌の世界では「死喩」といい良いものではないと短歌の大家、笹公人さんが著していたのを思い出しました。「死喩」のかけらもない表現の自由さに驚きの連続でした
  • 旅のはじまり
    おもしろい!文字の分量からすると、中学年〜が無難という感じだが、ひらがなやルビで工夫されていて、ストーリーが分かり易いので、本好きな子は低学年から読んで欲しい。ストーリーが面白く、わくわくするので、はじめは一緒に読んであげると、文字量で敬遠するタイプの子も読みたくなりそう。
  • 風町通信
    不思議なお話の短編集。
    この作家さん初めて知りました。もとは、児童書として出版されていたみたいですね。埋もれてしまっている優れた作品を再度届けてくれる試み、とてもありがたいです。今後もどんどんお願いしたい!
  • 新しい日本の幼年童話 しっぽ!
    しっぽは心に抱えている不安だったり、不満だったり。 でも、それを解消したら消えてしまった。 よくある子供同士の喧嘩だけど、しっぽが生えたお蔭ですぐに仲直りをすることが出来たのが可愛かったです。
  • やまねこの島
    小学校以来。今回はナギヒコ視点。サンゴロウ視点じゃないからこそ明らかにされるサンゴロウの事情。ナギヒコがちょっと不憫。そしてサンゴロウとナギヒコはやっぱり対称的。ナギヒコは良くも悪くも普通のひとという感じ。この時点で「旅のはじまり」から最低5年は経ってるのか。
  • キララの海へ
    多分小学校以来。このシリーズは挿絵や装丁もすき。絵のことはよく分からないけど、輪郭線はほぼなく、斜線だけで陰影が表現されていて光の方向が分かる。黒い線で光を描くという感じ。今回読んで、ナギヒコとサンゴロウは対称的だと思った。しがらみと自由。社会と孤独。サンゴロウの一人称で語られる物語はぶっきらぼうで...続きを読む
  • 旅のはじまり
    少なくとも5年以上ぶりに再読。小学校の頃からだいすきなシリーズの第一作目。今回読んで、サンゴロウが三兄弟の末っ子だった事実に驚いた。もともとサンゴロウは飄々としている印象が強くて、それは変わらないのだけど、この巻は地に足着いてるというか根なし草感が少ないと思った。きっとこの時点では過去が明確にあるか...続きを読む
  • キララの海へ
    黒ねこサンゴロウシリーズ2巻。
    ネムリ病の薬となるガラス貝を求めて、危険なキララの海へ。

    無事にマリン号の船乗りになっているサンゴロウだけど、ケンのことやハナミサキのことをすっかり忘れてしまっているのがなんともせつない。

    ミリとイカマルは可愛い。

    あたし、鳥になりたい。
    信じていれば、いつかか...続きを読む
  • 旅のはじまり
    20年ぶりの再読。
    当時大好きで仕方がなかったシリーズ。
    いつまでも、彼が憧れの男性なのである。

    大人になって読んでも面白いなぁ。
    シリーズ全巻まとめて文庫になったりしないかな。

    うみねこ族の宝をもとめて冒険へ。
    旅のはじまり。
    ケンが「そんなのはよわむしだ。」って言う場面がいいよね。サンゴロウ...続きを読む
  • キララの海へ
    ガラス貝を手に入れるため、危険な海域に向かう黒ねこサンゴロウの冒険。なぜか海猫族の会話術を使いこなす少女に出会ったりして、読むほどに謎が深まっていく。また、「サンゴロウにはわかっていないが、1巻を読んだ人にはわかる」事柄もいろいろとあって、もどかしい気にさせられる。
    続きを読まざるを得ない。
  • 旅のはじまり
    特急でひとりお父さんのもとへ向かう男の子ケン。隣席に座ったのはなんと猫!しかも、その猫サンゴロウは、宝の地図を持っていた…。
    小4娘の強烈なプッシュをかわしきれず読んでみた。なかなかおもしろかったし、次作以降話が広がっていく予感。
    (以後ネタバレ)何が出たとしても、期待を超えるのは難しい…それが宝の...続きを読む
  • キララの海へ
    ネムリ病の薬となるガラス貝を手に入れるため、サンゴロウはきららの海へと向かうのだった。
    1巻のラストからの繋がりが判らず、おや?と思ったのですが、どうやら話の中に色々と伏線が張られている模様。これから色々明かされていくんでしょうね。また前作ではケン少年の目から見たサンゴロウが描かれていましたが、今回...続きを読む
  • 旅のはじまり
    小学校のときに猫の本を漁って読んでました。
    飄々として、でもちゃんと感情や意思があるサンゴロウ(や、その後登場する猫たち)は
    幼い私のなかで理想の猫像でした。

    この「旅のはじまり」は主人公に感情移入して
    ちょっとどきどきしながら読んだ記憶があります。

    挿絵や装丁も可愛くてすき。
  • 最後の手紙
    サンゴロウシリーズ最終巻。
    足掛け10年、やっと最後まで読むことが出来ました…!!
    三回くらい途中で断念したんですよね(^^;;

    サンゴロウらしい終わり方だったと思います。

    サンゴロウが記憶と向き合う話。
    とにかく記憶が戻ってよかった…ケンが報われなすぎて可哀想だったからね!!

    ナギヒコに手紙...続きを読む