たてのひろしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『第28回日本絵本賞』受賞の本書(2022年)は、「たてのひろし(舘野鴻)」さんの物語と、その弟子、「なかの真実」さんの絵による師弟コンビの、見事な阿吽の呼吸を感じさせられた作品で、特に、なかのさんの絵の美しさは、ちょっとびっくりしてしまうくらい、驚異的な素晴らしさがあり、その水彩による細密画で確立された世界観は、見開きの扉絵の、匂い立つように様々な緑が織り成す大自然の風景から、既に物語の中へ引き込まれる魅力がある。
その中でも更に特筆すべきなのが、表紙にも見られる彩り豊かな花たちの絵であり、これだけ多くの形や色が取り混ぜているのに、決してお互いを邪魔せずに、それぞれが凛と佇む、その存在 -
Posted by ブクログ
ネタバレ絵にひかれて読みました。細かく、色鮮やかな自然はもちろん、ねこの毛並みやことりの羽、画集をみているようです。ねことことりの会話やふれあいもイラストが伝えてくれます。
ねこだけど、においがわからない。
とりにはねこのまわりにあふれるにおいが分かります。
そんなねこから毎日1本だけ枝をもらって帰ります。幸せな楽しい生活がイラストから溢れています。
約束の数の最後の小枝を渡すと、ことりが去った後は寂しい生活になりました。
花瓶の花も枯れています。
やがて、とりが帰ってきます。
今度は家族も一緒に。小枝は巣を作るのに必要だったのでした。
空を飛ぶ鳥達の視点で窓から待つ猫がみえてきます。
とりはねこ