あらすじ
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あまがえるのラッタ、チモ、アルノーの3匹は、かくれんぼが大好き。いつものように遊んでいると、ラッタの体がへんな色になっていました。一体どうしてしまったのでしょうか。小学館児童出版文化賞受賞作家 舘野鴻と、生物画家 かわしまはるこが初めて描く“会話するカエル”。愛しき小さな者たちの成長物語。
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Posted by ブクログ
たてのひろしさんの絵本ですね。
絵は、かわしまはるこさん(1967年、埼玉県生まれ)
2006年より、たてのひろしさんに師事し、昆虫や植物などの監察法や生物画を本格的に学ぶ。絵本作家、挿絵画家。
いけの そばの くさむらに
ちいさな あまがえるが 3びき。
ラッタ、チモ、アルノーです。
3びきは、きょうも かくれんぼを して
あそぶようです。
おには アルノー
ラッタと チモは、かくれる ばしょを さがしに
ぴょんぴょん とんで いきました。
「もう いいかい?」
「まぁだだよー」
かわしまはるこさんの、瑞々しい水彩画の絵が、可愛らしく物語を飾ります。
あまがえるの生態を、楽しく学べる絵本ですね。
『子供のアマガエルは緑色ですが、じつは大きくなるにつれ、周りの色に合わせて体の色を変えられるようになります。……この本は、「もし、わたしが陸に上がったばかりのアマガエルだったら」というお話です。』と、あとがきにたてのひろしさんが、語られています。
かくれんぼをしながら、ラッタ、チモ、アルノーの3びきは、自分たちの体の色が変わって行くのに驚きます。鳥に食べられそうになって、じっとしていると、気がつかれずに助かりました。
絵本を通して、こうしたアマガエルの生態を、愉しく学べますね。どこにかくれているか、さがすのも愉快ですよ♪
Posted by ブクログ
2y3m|187冊目
アマガエルは親しみのあるカエルですが、
大きくなるにつれ、周りの色に合わせて
体の色を変えられるようになること
忘れていました。
ちなみに赤いアマガエルは
見つかっていないみたい。
子供と過ごす時間は今だけ。かけがえのないもの。
今夜は小さな世界のできごとを
一緒に味わいました。
Posted by ブクログ
池から出てきたばかりの小さなあまがえるが3びき。かくれんぼをしています。ところが、つちのくぼみにいたラッタの体の色が変わってしまいました。あらってももとの色にはもどりません。そのうちのこりの2ひきの体の色も変わり始めて、みんな泣き出してしまいました。するとそこへおそろしいサギが舞い降りてきましたが…。
あまがえるがかわいらしく、また、体の色を変える不思議な面白さもわかりやすく、楽しい絵本です。