滝沢カレンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
滝沢カレンのレシピ本(?)
レシピと言ってもまるで物語のような描写で、メルヘンな料理絵本みたい
分量の表現がとても感覚的
「料理なんて人それぞれでいいんだよ」というメッセージ性を感じる
例えば
「鶏肉一つ一つにアクセサリーをつける気持ちで」
「二の腕を気にして触ってるくらいの力で揉む」
「糸を通して遊んだビーズくらいの大きさ」
「キャピキャピ音が高くなってきたら、ほんとに出してくれの合図」
「お砂糖は、きっとここを踏んだらややジャリジャリしそうな程度」
「個人差♪個人差♪」
「包丁を信じてそれぞれ思い思いに好きに切っていきます。口にこんな形だったら運んでもいいなを見つけてください」
自 -
購入済み
楽しい !!
料理本というか読み物として買ったのですが、糸井重里さんがコメントされているように新しい日本語をデザインしているというのがまさにピッタリ !
読んでいて楽しくなります。 -
Posted by ブクログ
『ベーシック国語』を見て以来、大ファンになったカレンちゃん(/О\)
金田一秀穂先生とナイツ土屋さんに見守られながら珍回答をする姿に釘付けになりました。
私は料理が得意ではないので、この本は料理するために買ったのではなく、カレンちゃんのお言葉が見たくて買いました。
期待以上に良かったです。始めのほうは、ふむふむカレン節だなと思いながら読んでいましたが、段々ページが進むと、腹筋が痛くなってきた笑
そっか、カレンちゃんは想像力と妄想力が溢れこぼれているからあんなに魅力的だったのね・・・。擬人化とアテレコが炸裂していました。
私はどんぶり勘定が苦手(ベルトコンベヤー式に決められたことをひたす -
Posted by ブクログ
「ある日目が覚めたら、自分がベッドになっていた」、「眼鏡からコンタクトレンズにかえるタイミングを悩む少年」。
カフカの『変身』や、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』など、お馴染みの名作小説を、滝沢カレンがタイトルと少しのヒントをもとに、「馴染み知らず」に変身させた15話の物語。
タレント・ファッションモデルとして活躍する滝沢カレンさんが、ウェブサイト「好書好日」に連載していた「滝沢カレンの物語の一歩先へ」に、書下ろしの『ザリガニの鳴くところ』を加えて再構成した短編集です。
小林多喜二の『蟹工船』、エドワード・ゴーリーの『うろんな客』など、読書好きな方であれば馴染みのある15の物語を、タイトル