滝沢カレンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
料理本大賞を受賞した、ベストセラー。
滝沢カレンの独特な表現が光ります。
めちゃ面白い。
テレビ番組で見る喋り方がすごく面白くて、ボキャブラリーが豊富なんだけど、ちょっとその組み合わせがずれている!
でも、そのズレ方、突拍子もないようで、一部はわかるような気もしたり。
一生懸命に表現しようとしている姿勢に、真面目さを感じてました。
この本の料理の説明は、すごく感覚的。
ユニークで、豊かなイメージが広がるファンタジーのよう。
食べ物さんが楽しそうに、遊ぶように、美味しい料理になっていくのね。
こんな言葉で考えたことはなかった!
けれども~わかるんですよ。長年ふだんから料理をやって来た身としては。もう全部、目分量だし。
この辺で、と見当つける時の感覚。そうそうそう!って、笑っちゃう。
分量や時間は、具体的には書かれていません。
レシピというのではないので、初心者がこれを読んで作ろうというのは、ちょっと無理だけど(笑)
料理って、楽しそうだな!
と感じる入り口には、なれそう。
慣れてる人も、素材を生かして、過程を楽しむ気分を取り戻せそう。
それ、大事でしょ☆ -
Posted by ブクログ
滝沢カレンのレシピ本(?)
レシピと言ってもまるで物語のような描写で、メルヘンな料理絵本みたい
分量の表現がとても感覚的
「料理なんて人それぞれでいいんだよ」というメッセージ性を感じる
例えば
「鶏肉一つ一つにアクセサリーをつける気持ちで」
「二の腕を気にして触ってるくらいの力で揉む」
「糸を通して遊んだビーズくらいの大きさ」
「キャピキャピ音が高くなってきたら、ほんとに出してくれの合図」
「お砂糖は、きっとここを踏んだらややジャリジャリしそうな程度」
「個人差♪個人差♪」
「包丁を信じてそれぞれ思い思いに好きに切っていきます。口にこんな形だったら運んでもいいなを見つけてください」
自分の感覚でいいという表現と共に、大きさを揃えなければいけない部分では
「誰もが同じレベルであるように、細い棒切りしてください。1人だけひいきするとそれはそれで実力派の気を曲げますからご勘弁ください」
という感じでやんわりと忠告してくれる表現も優しい
テレビ番組に出てたときも、フードプロセッサーに入れる牛乳の量を「金魚が一匹飼えるくらい」と表現したり
人それぞれの感覚だけれどもなんとなくわかる表現が面白い
全力脱力タイムズで、読み間違えだらけのナレーションを思い浮かべれば近いかも
そう言えば、千鳥の大梧も「砂糖は思ってる倍」って言ってて、それでいて美味しい料理が出来上がったりと
感覚的な料理が最近は注目されてるのか?(笑)
メニューも最初の唐揚げに始まり、肉じゃが、ぶり大根、サバの味噌煮、シューマイ、ロールキャベツ、ラザニアなど一般的なものがほとんど
ひき肉や玉ねぎを使ったものが多い印象
多分、玉ねぎのみじん切りに対する恨み節の描写の印象が強いのかしら?
でもまぁ、玉ねぎは常備野菜で使い勝手がいいのがよくわかる
そんな一般的なメニューなんだけど、料理を作るのは一つの物語を紡ぐような行為に思える
ロールキャベツは、包まれたい欲の強い乙女なひき肉と、包みたい欲が強い男気溢れるキャベツとのウェディングストーリー
豚の角煮は圧力鍋との小旅行
肉じゃがは、「カレーかと勘違いされがちメンバーも行き先変えたらこんなに違うんだぞ」と大御所の本領を発揮するベスト料理
この本を読んでから、自分で料理するときも食材が何か喋っているような妄想を繰り広げながら作るようになってしまった
そんな中毒性の高い本かもしれない
でも、あとがきでは、読み終わったらキッチンの片隅にでも置いてと、読み返したりレシピを参考に作る事を推奨しない姿勢も好感が持てる
料理をできる人にとっては「そんな表現をするかー」という面白さを感じるし、料理したことない人にとっては料理することのハードルを下げるものだろうと思う -
購入済み
楽しい !!
料理本というか読み物として買ったのですが、糸井重里さんがコメントされているように新しい日本語をデザインしているというのがまさにピッタリ !
読んでいて楽しくなります。 -
Posted by ブクログ
滝沢カレンさんが
超絶美しいのはもちろんですが、
テレビに出ている時の話し方や雰囲気、
インスタなどの投稿の文って面白いですよね?笑
なんか唯一無二な感じというか。
かなり独特。
この私小説を読んで、
編集の方とかとは
かなり調整をされているのかもしれないですが
(勝手な憶測)、
それでも残る滝沢カレンさん特有の文章や
比喩がとても良かったです。
綺麗な例えだなぁと思うときもあれば、滝沢カレンさんの色々なものの見方、捉え方に、私の笑いのツボがくすぐられ、声を出して笑いながら読むときもありました!!
ちびまる子ちゃんを背の高い自分のために文字って
「でかまりなちゃん」っていうタイトルにしたのも最高です!!笑
(滝沢カレンさんの本名は「まりな」だそう。)
そしてどんな家庭環境で育ったかを読めるのも
とても興味深かった。
あえて触れないところも沢山あるのだろうなぁと
思ったのですが、
それでも滝沢カレンさんの周りに
どんな家族がいたのかが分かるのが面白かった。
お父さんのいない家庭で、
おじいちゃんとおばあちゃんとお母さんの
ユニークな愛に包まれて育った滝沢カレンさんのお話は、
時にちくっと胸を刺し、
時にクスッと笑わせ、
時にゲラゲラと声を立てて笑わせ、
時にじーんと温かく胸に響いてくる感じでした!
どんな環境も自分の見方次第で、明るくなる!!
というポジティブな力強さを感じる本でした。
沢山の人に読まれたらいらいいのになぁ!