南塚直子のレビュー一覧

  • 雪の女王

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    アンデルセンの原作に忠実。そのぶん文章量は多めなので、読み聞かせの場合は何日かに分ける感じでした。
    「絵」ではなく、「陶器」ということに驚き。

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    2025年01月16日
  • うさぎのバレエだん

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    夜桜のもとでのうさぎのバレエ。絵が幻想的で魅力的。女の子はウサギのようにバレエが踊れるようになっていきます。

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    2024年03月11日
  • 夢見ることだけはやめなかった 74歳、絵本画家の居場所を探して

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    大好きな絵本作家さんの一人。あまい夢のような、桜色が印象深い「うさぎのくれたバレエシューズ」の銅版画家。なんと10年ほど前に大学で陶板画を学んだそうで、近年は陶板画の絵本を出している。今なお歩み続ける南塚さんの、ボリュームたっぷりのエッセイ。

    1949年生まれ。ノートの余白に女の子を描いていた、すこしさみしい子ども。和歌山から上京し、大学で学び、自分の仕事、居場所を持ちたいと悩んだ若い日々。
    安房直子さんとの出会いから交流、そして別れまで。
    ハンガリーでの暮らしや銅版画のこと、もちろん「うさぎのバレエシューズ」のことも。そして50代を病気の痛みを抱えて過ごした後、新しいことを始めようと、陶板

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    2024年03月01日
  • 人魚ひめ

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    ディズニーのリトルマーメイドの原案というのは知っていたものの、きちんと原作の物語を知らなかったなと、息子と共に読んでみた。
    精霊へと昇華はしているものの、片思いのバッドエンドというのは童話としては珍しい気がする。この悲しさにはもののあわれを感じる。
    このモヤっとした気持ちを、スッキリと編集してくれたのがディズニーだったということだろう。
    こちらを読んだ後だと、コペンハーゲンの湾に佇む小さく地味な人魚姫の像が、なぜ小さいのか、なぜ派手じゃないのか、という演出具合に納得がいく。あれを大々的に押し出したり、目立たせたりしてしまうと、人魚姫自体の奥ゆかしさ、つつましさ、いじらしさ、切なさが薄れてしまう

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    2025年11月23日
  • うさぎのバレエだん

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    バレエを習っている女の子。なかなかうまく踊れません。うさぎみたいに踊りたいなと思っていると、、そこに現れたのはウサギのように踊る男の子。夜の舞台で広げられるバレエの様子が幻想的で、個性的な絵もあって引き込まれるような内容の絵本です。

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    2021年01月23日
  • 雪の女王

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    遥か昔、記憶がないくらいの幼少の頃に読んでもらった気がするが、ストーリーは全く覚えてなかったので楽しめた。
    途中、魔女が出て来るが挨拶だけしかしてないので登場意義がないし、雪の女王自体も、勝手に出かけて行ったきりなので面と向かって戦うこともない。氷のガラスの破片を落とした悪魔も、最初にうっかりするだけで特に危害があるわけでもない。
    全体的に回収されない伏線が多く、拡散系のストーリー。まぁ童話ってのはこういったナンセンスがあるのも定番だし、論理や常識や説教臭さがない方が想像力を掻き立てられて良いものなのだが。

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    2025年11月23日
  • うさぎのバレエだん

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    ネタバレ

    かこちゃんはバレエを習っています。何度やってもうまくいかない。先生には「うさぎみたいにはねてはねて、かろやかに」と言われるけど、難しい。帰り道、桜林で、バレエを踊っている男の子に気が付きました。なんて上手いんだろう、うさぎみたい。拍手して男の子と話すと、今晩、さくらげきじょうで『うさぎのシンデレラ』というバレエがあるから見においでよ、と誘われた。男の子も出ると言います。

    家に帰ってお母さんに聞いたら、夜に出かけるなんてダメだと言われたけど、晩ご飯後に外に出てみたら、かわいいランタンを持ってリスがお迎えに来てくれました。
    大きなさくらの木の下にスポットライトが当たる舞台が作られて、バレエがはじ

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    2020年11月01日