【感想・ネタバレ】人魚ひめのレビュー

あらすじ

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読み継がれるアンデルセンの愛の物語。

世界中で愛されているアンデルセン童話の代表作。
人間の世界に憧れていた人魚ひめ。ある日、船の上にいる王子さまに一目惚れをします。
もう一度会いたい、王子さまのそばに行きたいと願うあまり、人魚ひめは、魔女の魔法の薬で人間になります。
王子さまと無事に再会を果たし、妹のようにかわいがられますが、ついに王子さまは、隣国のお姫さまと結婚することになりました。
人魚ひめは、真の愛を得られなければ、泡と消える運命にあるという魔女の言葉通り、海の泡と消えていきました。
心のに残る悲しい愛の物語です。

※この作品はカラーです。

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Posted by ブクログ

ディズニーのリトルマーメイドの原案というのは知っていたものの、きちんと原作の物語を知らなかったなと、息子と共に読んでみた。
精霊へと昇華はしているものの、片思いのバッドエンドというのは童話としては珍しい気がする。この悲しさにはもののあわれを感じる。
このモヤっとした気持ちを、スッキリと編集してくれたのがディズニーだったということだろう。
こちらを読んだ後だと、コペンハーゲンの湾に佇む小さく地味な人魚姫の像が、なぜ小さいのか、なぜ派手じゃないのか、という演出具合に納得がいく。あれを大々的に押し出したり、目立たせたりしてしまうと、人魚姫自体の奥ゆかしさ、つつましさ、いじらしさ、切なさが薄れてしまうということに違いない。

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2025年11月23日

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