ルイーズ・アレンのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
☆3.5かな〜
控えめで自分の身分や立場をわきまえて、頑なにヒーローとの結婚を破棄しようとするヒロインは思いやりのある賢く誠実な女性で好ましい人物像です。
ヒーローの救出劇もサスペンスあって面白い。
ただ最初感じていた好意的なヒロインの心根の良さが、最後の方まで頑固に求愛を拒否していたのはしつこ過ぎるように感じました。謙虚さもやり過ぎると嫌らしく、せっかく爽やかに乗りに乗っていたお話のリズムと二人のスマートな絡み合いが段々減じらてきた印象です。
乗馬や隠れ家や舞踏会の話など、蛇足ではなかったかと。。。
個人的には、なぜ原作の「The Marriage Debt」(婚姻負債?) が「花嫁は絶体絶 -
Posted by ブクログ
いや、これはもう、なんと言っていいか。
超私好みな作品だった。
もうドストライク。
背景も設定も
ヒロインもヒーローも細部に渡るまで
ほうっと(良い意味での)溜息出まくりな作品だった。
いいね。
いいね。
そういう想いがすれ違いしてって所が好き。
お互いにお互いを愛していて護りたいがゆえに...って所がさ!!
いいよね、
アン・アシュリーのヒストリカルも大好きだけど
ヒロインが何と言うか子供っぽいじゃじゃ馬なのが難点なの。
その点、このヒロインは....!!
ふふふ、私はこのヒロイン好きよ。
『5千ポンドもの借金の肩代わりなんてさせられない。』
『命の恩人というだけでこんな借金まみれの -
Posted by ブクログ
ネタバレマルタの島で出会い惹かれ合うヒロインと少佐のヒーロー。
ただヒーローには島に来る前玉砕目当てでプロポーズをした女性がおり、その女性からまさかの了承の返事が来たことにより事態は変わっていく。
後半はイギリス・ロンドンを舞台にロマンスを繰り広げるんだけどどこぞのコントか、というぐらいのすれ違いっぷりに笑ってしまう。
ヒーローは過ちからヒロインに怖がられてると思い込み手を触れないと誓う、ヒロインはヒーローがプロポーズをした女性を愛していると勘違い。
早くどっちか折れて!と思わずにはいられない。
出てくる人が皆いい人ばかりだったのが良かった。 -
Posted by ブクログ
『指輪はイブの日に』
トニー・ダンゼッタは高校時代の友人の訃報を知り、急遽故郷に戻った。友人はミリセント・エバンズという悪女のせいで、自殺に追い込まれたという。猛烈な怒りに駆られたトニーは、弔問に現れたミリセントを罵倒し、憤怒の形相で詰め寄った。とたんに彼女の顔は青ざめ…。
『王子様と聖夜を』
クリスマスイブの前夜、フェリシアは十年前に別れたきりだったギデオンと思いがけない再会を果たした。二人は高校時代、学校の演劇公演でロミオとジュリエットを演じ、実生活でも恋人同士だったのだ。クリスマスの休暇を一緒に過ごすうち、二人の胸に昔の恋がよみがえる。
『魅惑の舞踏会』
貴族の令嬢ローワンは、友人ペネラ