大前壽生のレビュー一覧

  • 殺人鬼狩り

    Posted by ブクログ

    タイプの異なるサイコパスが次々と登場。
    二つ名が面白い。
    血のナイチンゲール、ごはん男、膣幼女、真面目ハンド、人形解体屋、真紅の妖精。
    基本的にサイコパスって物語の中で1人だけ登場することが多いけど、これはサイコパス同士のバトルだから、それぞれのこだわりがきちんと描かれていて面白い。人を躊躇なく殺せる点は一緒だけど、なぜ殺すのか。一言でサイコパスと言っても理由はさまざま。
    それぞれのサイコパスの生い立ちからその心情形成されていく様子が分かりやすくてさらっと読めた。

    0
    2024年01月13日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    まさかって感じでした。騙されたし、主人公、登場人物への見方も変わってくる。あっとゆう間に見終えてしまいました。めちゃくちゃ好きな本です。

    0
    2023年02月22日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    完全に騙されてしまいました。
    ソウスケの人形に対する情熱だとか、こだわりだとかがヒヨリの心理描写によって凄く分かりやすく説明されていて読みやすかったです。
    最後の方は凄く緊迫感が伝わってきて手に汗握りました。好きこそ物の上手なれと言いますが、好き過ぎて夢中になり過ぎると、狂うって言葉がしっくりくるようになるんですね。

    0
    2022年01月15日
  • 殺人鬼狩り

    Posted by ブクログ

    サイコパス=心がないただただヤバいやつ
    と思っていたけれど、サイコパスにはサイコパスなりの悩みとか葛藤があるし、ちゃんと自分のルールを持っているのだなとビックリした。
    ただ「境界線」が分からないだけなんだな。

    改めて考えてみれば、何で虫は殺して良くて、人間はダメなんだろう。何でダメって分かるんだろうって思う。潜在意識。本能なのだろうけど。

    サイコパスにも色々な種類があるんだなと新発見だった。

    ユカは本当に読んでいて哀れな子だなと思った。人間の心を持ったサイコパスだなって。

    「ありのままの自分でいい」などの肯定する言葉は、現実がそうなっているなら、不要な言葉ばかりだ。
    て、それな。と思っ

    0
    2025年07月02日
  • 殺人鬼狩り

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    サイコパス物好きかもなあ。色んな種類のサイコパスが書かれていて良かった。
    背表紙のあらすじ関係あるか?とはなったけど、それで選んで読み始めた訳では無いからまあ良い。
    この人の他の本読たいな

    0
    2025年03月21日
  • 殺人鬼狩り

    Posted by ブクログ

    サイコパスに興味がある人はおすすめ。六人のサイコパスがそれぞれどんな考えや感情を持っているか、おもしろいです。予想していた結末とは少し違いましたが感動できる感じでした。サイコパスが圧倒的に異質な存在で興味深いです。

    0
    2025年02月09日
  • 殺人鬼狩り

    Posted by ブクログ

    こんな殺人鬼おらんやろ〜が続くけど、殺人に至る過程は現実にあり得るなと思う。
    冗談で済ますことって実は殺人並みに罪悪だと思った。人によって何がダメって違うのだから簡単に言ってはいけない。
    タイトルから殺人鬼を無双する殺人鬼ものを期待してたのでその点では違ったけれど予想外の気づきはできたのがよかった。

    0
    2024年11月28日
  • 小指物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結果最後妹ミサエが小指から言われていた言葉を待っていたのかな?と感じました。

    少しモヤモヤした。ほかの読者さんと意見交換したい。

    0
    2023年02月24日
  • 殺人鬼狩り

    Posted by ブクログ

    様々な環境でサイコパスは生まれるし、自分の意志ではないところで作り上げられていくってことか‥
    わたしはずっと信じて読み進めていたよ!ユカちゃん!

    0
    2023年02月12日
  • 小指物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初から最後までずっと騙されていました。
    小指くんと俗物くん、ふたりの関係が謎で、でも読んでてどきどきしてました。
    死なないための自殺、「なんだそれは」という感じでしたが、読み終わっても理解できる人とできない人に別れると思います。
    Kや検算くん、登場人物が多いですがみんな普通に狂っているように感じました。いや、私たちの普通が狂っているのか。
    この本を読んだ皆さんと感想を共有したいです。

    0
    2021年04月11日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    己の彼氏の職業は、人形師。
    そんな彼に愛される主人公は、特別な存在。

    バカップルだ、と思って読み進めていけば
    驚きの真実が待ってました。
    それ以上に、事件の真実もすごかったですが。

    現実が見えた時点で、思い出してみれば
    確かにそんな事は一言も…でしたし
    うまくかわしたな、な驚きが。
    やはり人間が一番怖いですが、それ以上に
    怨念も怖いものです。

    0
    2021年01月27日
  • 小指物語

    Posted by ブクログ

    屋上から飛び降りる寸前、僕は小指の曲がった謎の男と出会った。ネットで評判の「自殺屋」らしい。
    僕は彼と共に、自殺志願者たちの最期を見届けることに……。


    『最後の医者シリーズ』などの二宮敦人さんの「既刊発掘シリーズ第三弾」として発行された新装本。ちょっと調べたら魔法のiらんどで掲載されていた痕跡が見つかってびっくりしました。なつかしいな魔法のiらんど!

    自殺をメインテーマにした1冊ですが、一概に自殺を否定も肯定もせず、自分の存在意義や自我、意識について考えさせるような問答が続くのが特徴的。
    登場人物の設定や考え方もめちゃくちゃなんですが、とってもライトな哲学書を読んでいるような気分にもなり

    0
    2025年03月20日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ


    途中なにがなんだか頭がこんがらがる!
    なにかがおかしいし、結末を知ったときは恐怖…いろいろな意味で!

    200ページくらいなのでサクッと読めた

    0
    2025年01月07日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    面白みのある怖さじゃなくて、現実味あふれる恐怖だった、夜読むの怖かった、二宮さんはそういうのが上手で、とっても好きです。叙述トリックも爽快でした、すぐ読み終わっちゃった、

    0
    2023年12月29日
  • 殺人鬼狩り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    見たかったサイコパス同士の対決は見れたのだが、対普通の人間のが多い。まぁでもこのお題で書くとしたらこうなるのかも。
    想像よりもサイコパスの内面が書かれていて、最終的には思想の対決みたいになってた。社会主義vs暗黒啓蒙みたいな。
    作者は宮台真司が好きとみた。

    0
    2023年11月22日
  • 殺人鬼狩り

    Posted by ブクログ

    サイコパスの敵役について、背景と彼らの理屈の部分が丁寧に描かれています。
    なので、ただの殺し合いに留まらず、楽しめました。
    最後の終わり方もよかったです。
    もう少しミステリ的な要素があると、個人的には嬉しいかなと思います。

    0
    2023年10月06日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    狂人(人間と人形の区別がつかなくなっていく人)の内側がよく描写されていて、かつ理解しやすい文体で、純粋に恐怖を味わうことが出来た。最初の100ページくらいまでは普通に騙されてた。

    0
    2021年07月27日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    球体関節人形作家のソウスケと恋人のヒヨリ。そもそものこの「人形作家」をモチーフのホラーって若干展開が読めてしまうところもあるけど、確かに伏線結構入ってたなぁと。バラバラ連続殺人の犯人は結構意外。

    0
    2021年02月19日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    追求し、追い続けた先に失ってしまう感覚の怖さ。初めて見たり、聞いたり、感じた時とはまるで変わってしまうあの感覚、誰もが感じた事ある身近な狂気をこの本を通して触れる事が出来た。
    「孤独は何処までも孤独になれるし、本当に孤独の人間は自分が孤独な事に気付かないんだよ。」という言葉がまさにこの本にピッタリで、自分の中にある異常や倫理 誰もが持っている物だからこそ、追求した先に見えた狂気の感覚 が際立っていると感じた。
    話の展開や流れが綺麗で読みやすく、のめり込んで結末まで読めました

    1
    2020年12月30日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    ☆2.5~3くらい
    叙述トリックに割と前半で気付いてしまったため、ちょっと辛口。

    まぁ、そのネタで大オチまで引っ張っていたらもっと評価低かったかもだけど。
    むしろ中盤にネタばらしがあるから、気付きやすくしてたのかなーってくらい分かりやすかった。

    その中盤以降、ホラーなのかミステリーなのかサイコパスなのかまとまらないで散らかったまま終わってしまった印象。

    サイコパスな殺人犯とサイコパスな素養を持ちながら人間でいようとする主人公とのぶつかり合いも特に無く。
    見たくないものには蓋をして、殻に閉じこもってサイコパスさを磨く主人公。
    でも狂気が足りない、物足りない。
    もっとボロ雑巾になるまで追い詰

    0
    2020年02月17日