大前壽生のレビュー一覧

  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    追求し、追い続けた先に失ってしまう感覚の怖さ。初めて見たり、聞いたり、感じた時とはまるで変わってしまうあの感覚、誰もが感じた事ある身近な狂気をこの本を通して触れる事が出来た。
    「孤独は何処までも孤独になれるし、本当に孤独の人間は自分が孤独な事に気付かないんだよ。」という言葉がまさにこの本にピッタリで、自分の中にある異常や倫理 誰もが持っている物だからこそ、追求した先に見えた狂気の感覚 が際立っていると感じた。
    話の展開や流れが綺麗で読みやすく、のめり込んで結末まで読めました

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    2020年12月30日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    ☆2.5~3くらい
    叙述トリックに割と前半で気付いてしまったため、ちょっと辛口。

    まぁ、そのネタで大オチまで引っ張っていたらもっと評価低かったかもだけど。
    むしろ中盤にネタばらしがあるから、気付きやすくしてたのかなーってくらい分かりやすかった。

    その中盤以降、ホラーなのかミステリーなのかサイコパスなのかまとまらないで散らかったまま終わってしまった印象。

    サイコパスな殺人犯とサイコパスな素養を持ちながら人間でいようとする主人公とのぶつかり合いも特に無く。
    見たくないものには蓋をして、殻に閉じこもってサイコパスさを磨く主人公。
    でも狂気が足りない、物足りない。
    もっとボロ雑巾になるまで追い詰

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    2020年02月17日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中盤にさしかかりずっと人間だと思っていたソウスケの彼女のヒヨリが人形だったことに気付いた時にぞくり。

    ヒヨリはソウスケがずっと人間だと思って話し続けたせいで魂が吹き込まれて人間としての魂が宿ってしまう。

    人をバラバラにするのが趣味なキョウコに殺されそうになる。サアヤを殺している主人公の罪はキョウコに被さり免れた。

    人形を愛しているからこそ、人間と人形の区別がつかず、人形に魂を宿らせてしまう。人間を殺しバラバラにしてしまう。狂気が感じられた一冊

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    2020年02月07日