岳宏一郎のレビュー一覧

  • 御家の狗

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    本多正信、正純、大久保忠隣、長安、福島正則。戦国時代が終わり徳川治世のもと戦がなくなるが新たに権力争いが始まる。

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    2021年02月27日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    関ヶ原の大会戦はたった1日で終わってしまうが、そこに至るまでの流れは本流、支流含め幾千本と、そこに名を残した百数十の戦国人の数だけあった。
    それを丁寧に、また面白く描いた関ヶ原ものの最高傑作。
    早く下巻が読みたいよー

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    2020年04月17日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    ネタバレ

    関ヶ原の戦いを題材にした小説。上巻は家康と三成を中心にその周辺の人物たちも描かれている。やたらとページ数があるが、各人物の特徴や心理描写が面白いのでサクサク進んでいく。これまで自分がもっていたイメージが覆される武将や、あまり注目したことがなかった武将にも焦点が当たっているのも良かった。10年以上前に読んだ司馬版の「関ヶ原」よりも個人的には随分と面白かった。いよいよ戦いが始まる下巻が楽しみ。

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    2012年06月02日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    登場人物たちのキャラ立ちは強いが話自体は客観性が強いので、主人公が居ないと云うより誰もが小さな物語の主人公と云う印象。変に力が入らずさらっとしかし大変面白く読めた一冊。邪目線で失礼だが、信犬好きな私の聖書。老人利家に激しくときめいた。あと、三成が大変愛らしく景勝様が大層格好宜しい。

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    2011年03月06日
  • 花鳥の乱 利休の七哲

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    岳さんの描く武将が心の底から大好きです。
    利休の七哲という副題ですが、ストーリー的には利休はあまり関係無かったかな。
    時代を追いながら、7人の短編が続いてる構成です。
    とにかく好きな武将が好きな作家さんに描かれていて、私としては大満足な一冊です。

    個人的に久秀・光秀・村重が仲が良い設定なのに胸の内を暖かくしてもらいました。すてき。
    他にもすっごく素敵な描写や人物関係、心情の機微が沢山で、繰り返し読みたくなるような作品ばかりです。
    おすすめ!

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    2010年04月03日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    最初から最後まで景勝がイケメン。というかアイドル。

    それでも際立った主役がいない関ヶ原モノ小説です。
    たっくさんの人物が出てくるので誰でも一度はニヤリとするシーンがあるはず。
    石田三成の良い悪役っぷりもさることながら、私が推したいのは宇喜多秀家の男前っぷりですかね!
    勝てばよいではないか。カコイイ…!!

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    2009年11月29日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    ファンクラブ結成されるほどカッコイイ景勝さま!
    有名無名問わず沢山の戦国人物が出てきますが、驚きの読みやすさ。
    一番印象的だったのは、下巻の「花」の章。

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    2009年10月28日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    傑作。
    合戦描写はうっちゃって心理描写一辺倒なだけあって登場人物はみんないい。

    特に三成が秀逸。
    貧弱なせいでマッスル家臣を集めまくったり、家臣の力こぶに触りたくて仕方なかったり、人一倍臆病だったり、
    さらには妬み嫉み僻みの陰険ぶりを発揮したりもするんだけど、
    しょうもなさすぎて家臣団に庇護欲を抱かれたり、散々罵りつつも吉継が付き合ってくれたり、宗茂たちとは悪友状態だったり。
    とにかく若々しい!
    あまたの三成像があれどこの三成が一番好き。
    こんな三成に策を「めちゃくちゃに」されてひいいってなってる家康も愛おしいです。
    ライバルすぎる。


    景勝様と福島正則と本多正信のかっこよさは異常。
    東軍

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    2009年10月04日
  • 群雲、関ヶ原へ(下)

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    短編集の連続みたいな感じで、大勢の人に焦点をあてながら進む関ヶ原。思惑の錯綜。三成が「大人になる」シーンが印象深いです。あと景勝と吉継がはんぱなくかっこよい。

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    2009年10月04日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    これは本当にお奨めです。
    関ヶ原に関わった人の舞台裏が読める本ですv
    他の武将に興味を持つきっかけ本でした。

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    2009年10月04日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    主役の無い関ヶ原話。こちらでは景勝様がまるでアイドルの如く崇められているのですが(笑)、そんな景勝様が一番普通の人に見えてしまうほど、癖の強過ぎる人物ばかり登場します。こんな人知らない!という人も結構登場するのですが、どなたも物凄く個性が強く、読んでいて飽きさせない面白さというか一日で読み終わりました。

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    2009年10月04日
  • 群雲、関ヶ原へ(下)

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    上巻と合わせて一体何人の武将が登場しているんだろうか??出てくる人出てくる人皆どこかしら癖ある(と言うより強過ぎる)人ばかりで、その人間性が面白くてたまりません。この巻では特に九鬼親子が好きです。

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    2009年10月04日
  • 群雲、関ヶ原へ(下)

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    上下巻を通して、かなりのボリュームだったけど
    ようやく読みきった。

    上巻ではややピントが広く当てられていたがゆえに
    漠然としたところがなきにしもあらずだったけど、
    上巻から下巻に進むにつれ、
    関ヶ原の合戦というポイントにフォーカスが絞れてきて
    来るべき大合戦に向けたそれぞれの思惑や群像劇を経て
    クライマックスに至るまでを堪能した。

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    2016年08月15日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    司馬遼太郎「関ヶ原」を読んだあとに
    呼んでいるが、こちらのほうが
    フラットというか良くも悪くも癖がなくて
    読みやすい。

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    2016年08月15日
  • 群雲、関ヶ原へ(下)

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    毛利元就時代に「福原広俊」が活躍していたことは記憶していて、一方でこの本にも「福原広俊」が出てくるので「福原広俊」ってそんなに長く生きたの!?っと思って調べてみたら、福原家では同じ名前が多く、「広俊」が4名もいるということだった。「貞俊」が2名、「元俊」が2名ということだった。

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    2012年10月25日
  • 群雲、関ヶ原へ(下)

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    関ヶ原は人間の人生の縮図のよう。司馬遼太郎の関ヶ原を読んだ感想。関ヶ原に纏わる人々の人生を細部まで事細かく描写し、今までにないエピソードも含め臨場感と共に一気に読み終えた!関ヶ原の全てがここにあると言っても過言でない。

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    2012年09月09日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    ネタバレ

    天下分け目の戦いをそれぞれの視点で描いた群像劇。結果は歴史が証明していますが、人それぞれに戦う理由が、そして正義があった事がよくわかります。

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    2011年12月30日
  • 軍師 官兵衛(上)

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    「群雲、関ヶ原へ」の岳さんが官兵衛を書いてると聞いて。
    やっぱり読みやすくて面白い。
    荒木村重と官兵衛の関係が、濃いっていうか深いっていうか…複雑に感じた。

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    2009年11月03日
  • 群雲、関ヶ原へ(下)

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    主役のない群像劇は、大袈裟なクライマックスもなく義と利と、いろいろなモノが絡み合いながら関ヶ原へ。それぞれの決戦がとても読み応えありました。情感ある書き方で素敵だ!と思ったのは大谷さんの直垂に描かれた蝶の件と土壇場で武士として目覚める三成でした。

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    2009年10月04日
  • 群雲、関ヶ原へ(上)

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    多くの登場人物のエピソードが少しづつ集まって大きな奔流になっていくような…!私は331頁の石田家臣団の三成に対する忠誠の在り方について触れた文章に悶絶しました。すんません。

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    2009年10月04日