【感想・ネタバレ】群雲、関ヶ原へ(上)のレビュー

あらすじ

慶長三年八月、太閤逝く――。秀吉の遺法を犯して、その勢力を伸ばさんとする家康の権謀。対峙する石田三成は、上杉景勝と結んで、東西挟撃の策を練る。迫り来る動乱の機運に、自らと一族の明日を賭ける群雄たち。日本史上最大の合戦をめぐる男たちの生きざまを、厖大な史料を駆使して、雄渾かつ精緻な筆致で描き上げた史上最強の歴史巨編、待望の登場!

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Posted by ブクログ

関ヶ原の大会戦はたった1日で終わってしまうが、そこに至るまでの流れは本流、支流含め幾千本と、そこに名を残した百数十の戦国人の数だけあった。
それを丁寧に、また面白く描いた関ヶ原ものの最高傑作。
早く下巻が読みたいよー

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2020年04月17日

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ネタバレ

関ヶ原の戦いを題材にした小説。上巻は家康と三成を中心にその周辺の人物たちも描かれている。やたらとページ数があるが、各人物の特徴や心理描写が面白いのでサクサク進んでいく。これまで自分がもっていたイメージが覆される武将や、あまり注目したことがなかった武将にも焦点が当たっているのも良かった。10年以上前に読んだ司馬版の「関ヶ原」よりも個人的には随分と面白かった。いよいよ戦いが始まる下巻が楽しみ。

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2012年06月02日

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登場人物たちのキャラ立ちは強いが話自体は客観性が強いので、主人公が居ないと云うより誰もが小さな物語の主人公と云う印象。変に力が入らずさらっとしかし大変面白く読めた一冊。邪目線で失礼だが、信犬好きな私の聖書。老人利家に激しくときめいた。あと、三成が大変愛らしく景勝様が大層格好宜しい。

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2011年03月06日

Posted by ブクログ

最初から最後まで景勝がイケメン。というかアイドル。

それでも際立った主役がいない関ヶ原モノ小説です。
たっくさんの人物が出てくるので誰でも一度はニヤリとするシーンがあるはず。
石田三成の良い悪役っぷりもさることながら、私が推したいのは宇喜多秀家の男前っぷりですかね!
勝てばよいではないか。カコイイ…!!

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2009年11月29日

Posted by ブクログ

ファンクラブ結成されるほどカッコイイ景勝さま!
有名無名問わず沢山の戦国人物が出てきますが、驚きの読みやすさ。
一番印象的だったのは、下巻の「花」の章。

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2009年10月28日

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傑作。
合戦描写はうっちゃって心理描写一辺倒なだけあって登場人物はみんないい。

特に三成が秀逸。
貧弱なせいでマッスル家臣を集めまくったり、家臣の力こぶに触りたくて仕方なかったり、人一倍臆病だったり、
さらには妬み嫉み僻みの陰険ぶりを発揮したりもするんだけど、
しょうもなさすぎて家臣団に庇護欲を抱かれたり、散々罵りつつも吉継が付き合ってくれたり、宗茂たちとは悪友状態だったり。
とにかく若々しい!
あまたの三成像があれどこの三成が一番好き。
こんな三成に策を「めちゃくちゃに」されてひいいってなってる家康も愛おしいです。
ライバルすぎる。


景勝様と福島正則と本多正信のかっこよさは異常。
東軍も西軍もどっちも好きな人は読みやすいかも。あとはやっぱり上杉景勝様。

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2009年10月04日

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これは本当にお奨めです。
関ヶ原に関わった人の舞台裏が読める本ですv
他の武将に興味を持つきっかけ本でした。

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2009年10月04日

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主役の無い関ヶ原話。こちらでは景勝様がまるでアイドルの如く崇められているのですが(笑)、そんな景勝様が一番普通の人に見えてしまうほど、癖の強過ぎる人物ばかり登場します。こんな人知らない!という人も結構登場するのですが、どなたも物凄く個性が強く、読んでいて飽きさせない面白さというか一日で読み終わりました。

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2009年10月04日

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司馬遼太郎「関ヶ原」を読んだあとに
呼んでいるが、こちらのほうが
フラットというか良くも悪くも癖がなくて
読みやすい。

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2016年08月15日

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ネタバレ

天下分け目の戦いをそれぞれの視点で描いた群像劇。結果は歴史が証明していますが、人それぞれに戦う理由が、そして正義があった事がよくわかります。

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2011年12月30日

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多くの登場人物のエピソードが少しづつ集まって大きな奔流になっていくような…!私は331頁の石田家臣団の三成に対する忠誠の在り方について触れた文章に悶絶しました。すんません。

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2009年10月04日

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(上下巻共通)
大長編なボリュームだけれど、連作短編として読むことができます。
登場人物の多さも自然に解決できているし、知らないエピソードも多く楽しく読むことができました。
視点が、やや西軍よりなのは、判官贔屓ってやつかな?(^^;

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2011年08月13日

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妙におどおどしたり福島正則を過大評価しちゃってる三成が面白い。
かなり引いた目線で客観的に話が進んでいく印象、なので他の関ヶ原関連作品の中では読みやすいかな?

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2010年06月26日

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戦国入門書。
家康視点で流れていく上杉主従他、戦国武将の話。
ホントはコイツと仲良くなりたいのに、なんでこうなるかなぁ〜て感じの
家康の気持ちが面白い。
司馬先生の家康に比べるとずいぶん可愛気がある。

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2010年02月12日

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