筧菜奈子のレビュー一覧
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読みやすく、わかりやすい。
美術に縁遠いが、興味があるという人におすすめ。
特に、美術に対して歴史やロジックによる裏付けが欲しい、という人にいいと思う。
ぼんやりと絵を眺めるのも悪くないが、こういった本を読んでからだとより楽しめるかもしれない。
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美術史に興味があるし、美術館が好きでよく行く。ただ、現代美術は本当にわからないなと思ってたけど意外と知っている作品があって嬉しくなった。金沢21世紀美術館や地中美術館、自分が過去行った場所にある作品ものっており、そういう意味だったんだなーと作品を思い返すことができて楽しい。買ってよかった
キャンディ...続きを読むPosted by ブクログ -
友人から頂いた本。家紋のモチーフに込められた意味に関する書籍はいくつか持っていますが紋様に関してはデザインの参考本しか持っていませんでした。家紋と被る記述もありますが目新しいものが多くとても楽しく読めました。
全ページフルカラーで構成も読みやすく、色々と参考になる一冊です。Posted by ブクログ -
菊→古来より中国では菊を浸した水を飲むと長生きするとされ、奈良時代に日本に伝来した際もますまは薬用として広まった。桐→五百円硬貨の裏には大きく乱れ桐の文様が入っている。葡萄栗鼠(ぶどうりす)→葡萄畑にリスがいたことに加え、リスも多産であるためという説。武道、律す、と読めることから武具につけられること...続きを読むPosted by ブクログ
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読んでよかったと思います。
全体的に非常にわかりやすく構成されている本でした。現代アートと呼ばれるものがたどってきた道と合わせて、作家・作品の志向がなんとなく理解できました。
成り立ちを知ることで、漠然とよくわからないものだった現代アートが、少しだけ身近になったように思います。
見たものそのままを...続きを読むPosted by ブクログ -
現代アートの種別と代表的な作品について楽しく学べる。一見誰にでもできそうな理解し難い作品に潜む哲学的側面を垣間見れる。本書の紙の質感が章によって異なるのもこだわりを感じた。Posted by ブクログ
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『現代アートってなんか難しい』
自分も含めたそんな人達に読んで欲しい初心者向けの入門書としてとても良かった。
現代アートなので権利の関係でイラストしか載せれないのは残念だが、主要なアーティストやキーワードなどを色々知れてとても学びがあったPosted by ブクログ -
こんな本初めて出会った!
香川県直島の地中美術館で購入
現代アートの種類とか変遷がわかる
アーティストの人となりや有名作品がわかる
美術館に行きたくなるPosted by ブクログ -
実際の写真じゃなくて全部イラストなのでそういう意味では面白くない(この本から興味持つことはあんまできなさそう)ですけど、
ただパラパラ読めるし、「〜派」「〜イズム」みたいな各時代の作品の特徴はちゃんとおさえられてて、
例えば自分が美術館で見たことある作品が、あれはこういう経緯でこういう位置付けで...続きを読むPosted by ブクログ -
現代アーティストを限られた紙面の中で選別するのは大変だっただろうが、多方面で活躍するアーティストを選びがちではあった。後半の現代アート用語集はすごいPosted by ブクログ
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人物にフォーカスしたページは分かりやすい。キーワードをピックアップしたページは初心者には難しかった。初めて聞く単語や人名が書き連ねられていた印象。だがまえがきにあるように、ここから現代アートに興味を持つきっかけとしては、とても読みやすい。自分が気になる、引っかかるところを、別で掘り下げて調べられる楽...続きを読むPosted by ブクログ
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きっかけ:アーティストごと、テーマごとにかかれていて、文章もよみやすそうだったので読みました。
感想:苦手な現代アートだけど、理解はしてみたいと思っていたのがかなえられた。人間の内側にフォーカスしているから怖いんだなとわかった。でも、そのアーティストのこだわりが知れるのは面白い。(見に行って直にふ...続きを読むPosted by ブクログ -
高度な知的ゲームであるとともに、今までにない形で楽しませてくれるエンターテイメントでもある現代アートを、イラストや漫画で楽しく紹介。1950年代以降の作家40名、38のキーワード、4つのコラム。
ビッグネームの有名作品がイラストでコンパクトにたくさん紹介されています。小さいし写真でもないんだけど、...続きを読むPosted by ブクログ -
私の目論見が外れて、私にはあまり役に立たなかったが、見方を変えれば力作であり、大変面白いと思う。しかも、オールカラーでこの値段ということは、案内役の「うめモン」ちゃんだけでなく、ここに出ているあらゆる「文様」を筧さん独りで描いたということでしか説明がつかない。いくら芸大出身だからといって、恐ろしいほ...続きを読むPosted by ブクログ
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2022.08.16 とても参考になりました。広く浅く浅く現代アートを知る上で、とてもコンパクトに綺麗にまとめられていて参考になりました。Posted by ブクログ
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現代アート作家の言葉は多分に哲学的
「死ぬのはいつも他人ばかり」マルセル・デュシャン
「青は次元を持たない」イヴ・クライン
「見ることではじめてこの世にあらわれるものがある」赤瀬川源平
「夢の中の光はどこからくるのだろうか」ジェームズ・タレル
「世界をマシな見た目にするために、破壊者になる人もいる...続きを読むPosted by ブクログ -
現代アートを全く知らない人でもわかりやすい。
後ろにアートに関連する用語が掲載されていて、より理解が深まった。
しかし、本文にはまだ馴染みのないアート用語があり、自身のアートの知識のなさにわらった。Posted by ブクログ -
20世紀の現代アートを知るための、入門編のような一冊。
ただし紹介してる作品は全てイラストのみなので、実際の作品の写真が掲載されてればなあと。Posted by ブクログ