【感想・ネタバレ】めくるめく現代アートのレビュー

あらすじ

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いざ、きらめく現代アートの宇宙へ
おさえておきたい基礎知識が、これ一冊でわかる、読んで楽しい現代アート入門!

「現代アート」。その世界には、少々とっつきづらいイメージがあるかもしれません。しかし、見る者の五感を揺さぶり、価値観をひっくり返す作品の数々には、私たちの想像力を豊かにする、無限の可能性が広がっています。

本書は現代アートを誰にでもわかるマンガ形式で、文字と絵が一体となって楽しく解説した入門書です。「アーティスト編」と「キーワード編」の2章立てで、おさえておきたいアーティストやその代表作、現代アートを知る上で役に立つ言葉について楽しく学ぶことができます。作家のことばやエピソードも豊富に収録しており、より理解が深まる内容となっています。

本書の一番の特長はなんといっても鑑賞ポイントの助けとなる著者オリジナルのイラストとキャラクター。現代アートならではの立体や動きのあるインスタレーション、鑑賞者参加型の作品など、一枚の写真では説明しづらい魅力の着眼点を整理し、より直感的に理解できるよう工夫されています。

キーワード編ではトピックや美術史の大きな流れもつかめ、現代アートを学んでみたい若い方や美術館に行くのが趣味の方、教養としてアートを知っておきたい方など、老若男女誰にとっても現代アートとの距離を縮めるきっかけとなる、現物を見に行きたくなるガイドブックです!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

美術史に興味があるし、美術館が好きでよく行く。ただ、現代美術は本当にわからないなと思ってたけど意外と知っている作品があって嬉しくなった。金沢21世紀美術館や地中美術館、自分が過去行った場所にある作品ものっており、そういう意味だったんだなーと作品を思い返すことができて楽しい。買ってよかった
キャンディを積み上げて持ち帰れる作品、ラバーボーイズが個人的に印象深い。観者が一つずつ作品を持っていく参加型の作品にすることにより、恋人の命を蝕んだ病原菌のメタファーとする。。。凄い、現代美術面白いな!

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

タレル、ベーコン、ポロック、リヒター、バンクシー、蔡國強、岡本太郎、草間弥生、などなど、これまでに見た作家・作品の復習や反芻に使える。各作家見開き2ページに鑑賞の記憶を呼び起こす、短い文章とイラストが配置されているのがありがたい。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

読んでよかったと思います。
全体的に非常にわかりやすく構成されている本でした。現代アートと呼ばれるものがたどってきた道と合わせて、作家・作品の志向がなんとなく理解できました。

成り立ちを知ることで、漠然とよくわからないものだった現代アートが、少しだけ身近になったように思います。
見たものそのままをアートとして感じることが意図されたもの、社会や風潮・先行の芸術への批判など背景を読み取ることで意図が浮き彫りになるものなど、作品を観る視点が備わったような気がします。

分からない、理解できない、自分でも描けそう――。
世の中の、自分が及ばない領域について、こういった感想だけでその場を立ち去ってしまうのは、もったいないしつまならい。
もっともっと知らないもの、新しいものに触れていきたいと思うようになりました。

では、アートを通じて社会的な課題や、何らかの対象を批判するという衝動に関連して、例えば環境団体が芸術作品を巻き込んで行ったパフォーマンスについて、現代アートの文脈で整理することはできるのでしょうか。あるいは今は犯罪行為と認識されていても、やがて評価されるようなことがあるのでしょうか。

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2023年08月16日

Posted by ブクログ

『現代アートってなんか難しい』
自分も含めたそんな人達に読んで欲しい初心者向けの入門書としてとても良かった。
現代アートなので権利の関係でイラストしか載せれないのは残念だが、主要なアーティストやキーワードなどを色々知れてとても学びがあった

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2022年11月08日

Posted by ブクログ

こんな本初めて出会った!
香川県直島の地中美術館で購入
現代アートの種類とか変遷がわかる
アーティストの人となりや有名作品がわかる
美術館に行きたくなる

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2022年08月22日

Posted by ブクログ

実際の写真じゃなくて全部イラストなのでそういう意味では面白くない(この本から興味持つことはあんまできなさそう)ですけど、

ただパラパラ読めるし、「〜派」「〜イズム」みたいな各時代の作品の特徴はちゃんとおさえられてて、

例えば自分が美術館で見たことある作品が、あれはこういう経緯でこういう位置付けで作られたものだったのかー!とカテゴリー分けできたりしたのは面白かった。

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2022年02月10日

Posted by ブクログ

現代アーティストを限られた紙面の中で選別するのは大変だっただろうが、多方面で活躍するアーティストを選びがちではあった。後半の現代アート用語集はすごい

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2021年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人物にフォーカスしたページは分かりやすい。キーワードをピックアップしたページは初心者には難しかった。初めて聞く単語や人名が書き連ねられていた印象。だがまえがきにあるように、ここから現代アートに興味を持つきっかけとしては、とても読みやすい。自分が気になる、引っかかるところを、別で掘り下げて調べられる楽しさがある。ただ年表を眺めるより何倍も興味が持てる。

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2020年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

きっかけ:アーティストごと、テーマごとにかかれていて、文章もよみやすそうだったので読みました。

感想:苦手な現代アートだけど、理解はしてみたいと思っていたのがかなえられた。人間の内側にフォーカスしているから怖いんだなとわかった。でも、そのアーティストのこだわりが知れるのは面白い。(見に行って直にふれるのはまだ怖い)

p64クリスチャンボルタンスキー
失われた記憶が作品テーマ(ユダヤ、古着=死など)

p139「作者→観者」から「作者⇔観者」へ


p135キュレーター
欧米のキュレーターの仕事は学芸員よりもげんていされており、展覧会の考案、監督がその役割
ニコラ・ブリオーやハンス・ウルリッヒ・オブリストなど

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2020年07月04日

Posted by ブクログ

高度な知的ゲームであるとともに、今までにない形で楽しませてくれるエンターテイメントでもある現代アートを、イラストや漫画で楽しく紹介。1950年代以降の作家40名、38のキーワード、4つのコラム。

ビッグネームの有名作品がイラストでコンパクトにたくさん紹介されています。小さいし写真でもないんだけど、ギッシリ詰まった感が、おもちゃ箱みたいで楽しい。

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2019年12月18日

Posted by ブクログ

現代美術アーティスト達の作品とキャラクターを中心に現代アートを学べる本です。中高生にもお勧めだと思います。

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2017年08月20日

Posted by ブクログ

2022.08.16 とても参考になりました。広く浅く浅く現代アートを知る上で、とてもコンパクトに綺麗にまとめられていて参考になりました。

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2022年08月16日

Posted by ブクログ

現代アート作家の言葉は多分に哲学的

「死ぬのはいつも他人ばかり」マルセル・デュシャン
「青は次元を持たない」イヴ・クライン
「見ることではじめてこの世にあらわれるものがある」赤瀬川源平
「夢の中の光はどこからくるのだろうか」ジェームズ・タレル
「世界をマシな見た目にするために、破壊者になる人もいる」バンクシー

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2022年04月15日

Posted by ブクログ

豊富な図版でわかりやすい現代アートの世界。内容に深みがないのは仕方ないが、現代アートにまつわる書籍と用語解説のページがお気に入り。

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2021年03月10日

Posted by ブクログ

20世紀の現代アートを知るための、入門編のような一冊。
ただし紹介してる作品は全てイラストのみなので、実際の作品の写真が掲載されてればなあと。

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2020年12月28日

Posted by ブクログ

現代アートが好きなので読んでみた。やはりイラストよりググった写真の方が印象に残りました。大体わかりやすかったですが、結構詳しめに解説されているので初心者の私は全部読めずに気になったページだけ読みました。

面白いと思った作品
ゴンザレストレス
全く同じように動いている時計
でもいつかどちらかが止まったりして違う時を示す

マリーナアブラモヴィッチ
人体をつかった現代アート

ダミアンハースト
死んだ動物の展示

コンセプチュアルアートが好きなのでやはり実物を見たいですね。

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2020年12月13日

Posted by ブクログ

近代アートの主要人物、言葉の意味
短いけど分かりやすくまとまっていて良かった。
またちょこちょこ読ませてもらいます。

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2020年08月21日

Posted by ブクログ

考えるきっかけとしてのアート。鑑賞に予備知識の必要なアート。勉強してないとバカにされるアート。
アートを鑑賞する時は、実物を観て「ああ、写真・印刷より全然良いなあ」と思いたいのだが、奇しくも作品をイラストで表現した本書は、現代アートにおける実物の必要性を問いかけてはいないだろうか。有り体に言えば、コンセプトとプレゼン資料・CGでそのアートは成り立ってはいないか。なかなかに一部の現代アートの良さがわからない古代人である。

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2016年05月05日

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