ヴィクトール・ユゴーのレビュー一覧

  • レ・ミゼラブル 第五部 ジャン・ヴァルジャン

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    ひさびさに小説を読んで泣いた。
    月並みな感想だけど、いろんなことに気付かされ、いろんな学びを得た。それが1番しっくりくる感想。
    ユゴーの望んだ社会が実現されますように。

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    2024年12月08日
  • レ・ミゼラブル 第五部 ジャン・ヴァルジャン

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    流行りのファスト映画の発想とは真逆の、あらゆる細部を逃さずに徹底的書き込む「全体小説」。これでしか表現できないことがある。
    「なお、優れた『レ・ミゼラブル」論を書いたバルガス・リョサはこれに関して、この小説によってただちに社会が変わるといったことはないにとしても、「じぶんたちが生きている世界よりも正しく、理にかない、美しい世界」への郷愁と希求が個々の人のなかに植えつけられ、「人間の歴史が前進し、進歩という言葉に意味があり、文明がたんなる修辞的な偽装ではなく、野蛮を後退させる現実になる」という期待の弾みには確実になりうると述べているが、訳者はこの評言に全面的に賛成する。」(522頁、解説より)私

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    2024年01月21日
  • レ・ミゼラブル 第一部 ファンチーヌ

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    小学生の頃、子供向けの「ああ無情」を読んで読書感想文を書きました。ただし途中までしか読まずに。
    神父さんがジャン・バルジャンに食器だけでなく燭台まであげる気持ちがわからなかったし、弟が捕まっているのにジャンのお姉さんがなんで知らんぷりなのかも分からなかった。
    マドレーヌという美味しそうな名前にクギヅケになった後、「パンを盗んで19年間も牢屋に入れられるなんてかわいそう」「神父さん、すごく優しい人」「ジャンバルジャンは力持ち」という内容を伸ばし伸ばし書いて提出したような気がします。
    なので映画の予告編を見た時、アンハサウェイは何の役???と思ったほどのお粗末さでした。

    まず、ミリエルは神父さん

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    2023年07月09日
  • レ・ミゼラブル 第二部 コゼット

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    ネタバレ

    現地の教会事情とジャンバルジャンとコゼットが教会で過ごせる様になるまでの話し。
    今回の社会面で書かれてたのは、ある一戦についてとこの時代の教会の実態、闇についてだったから、読み進めるのが少し辛かった。

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    2021年02月14日
  • レ・ミゼラブル 第一部 ファンチーヌ

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    坂幸太郎さんのホワイトラビットの物語の中で
    出てきていたので気になって購入。確かに本筋と少しズレた話し(登場人物の人生についてや、その出来事があった社会背景など)がちょこちょこ挟まれるけど、私はそこが面白いなって思った。西洋美術が好きだから宗教的な話しも違和感なかったし、思いの外読みやすかった。なにより淡々と物語が進んでいくと思っていたけど、割と山あり谷ありの物語だったから飽きずに読めた。第2部も期待しかない。笑

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    2021年02月12日