加藤秀治郎のレビュー一覧

  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    学ぶことの多い一冊。選挙制度を語るうえで、その背後にある代表概念、政党概念をしっかり考える必要があることを痛感。

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    2025年01月05日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    選挙制度によって何が起きるかを書いた本
    比例代表や小選挙区制についてきちんと書かれていて、著者の考えも書かれていて読みやすい。

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    2022年12月10日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    政治学を少しかじりましたが、自分の選挙制度に対する考え方が根本的に覆された感じがしました。もっと勉強して思考を深く、感情論ではない自分の意見を持ちたいです。

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    2021年11月19日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    山本健太郎著の「政界再編」を読んで、1994年に小選挙区比例代表並立制が導入されたことで政党の戦略が多く変わったことを知りましたが、本書を読んで、選挙制度によって政治が大きく変わりうるという認識をより強く持つようになりました。
    本書では、外国の選挙制度とも比較しており、日本の選挙制度がいかに稀有なもので、理念のないものだと述べています。
    参議院に対する問題意識や、サラリーマンなどの被雇用者が選挙に立候補しづらい選挙制度に対する問題意識も述べられており、選挙制度について考えるいいきっかけとなりました。
    初版は2003年ですが、2013年に補足解説が追加されており、また当時の選挙制度から大きく改革

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    2021年09月12日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    様々な選挙制度を一般読者向けに解説した本。大衆向けだけあってシンプルで理解しやすい書き方がされており、かつ選挙制度の基礎的内容からテクニカルな内容まで網羅されていて非常に勉強になる。予想される反論などを交えながら自説を展開しているので、色んな視点を拾えるのも良い。すごい知的な文章って感じがする。

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    2020年06月21日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    選挙の話もさることながら、選挙制度を変えることで政治も変えることができるということに気付かせてくれた。題名から「選挙の投票率とか若者の関心とかの話だろう」という印象をもたれがちかもしれないが、政治全般の入門書としてとても良い本だと感じられた。「理念なき選挙制度からの脱却」という筆者の強い思いを、熱いながらもやさしく丁寧に説明してもらえます。

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    2014年03月05日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    良書でした。制度万能論に逃げることもなく、諦念ばかりでもなく。また、国政のみならず地方選挙においても整合性のあるものにすべきという点と一長一短論の問題点、日本特有の理念なき選挙の問題点は特に重要かと。教育問題同様、学問的な背景なき程度の低い議論が横行しているというのも同意。

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    2013年09月01日
  • 全訳 戦争論(上)

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    内容は素晴らしいと思う。
    しかし、こういった原典、原典、パイオニア的な本にありがちなことだが冗長で、現代の本であれば我々の合意した言い回しで糖衣的に表現できることも、たどたどし文章で伝えようとしていて、とてもまわりくどい。また断片的な文章、小冊子の集まりのようで、繰り返しの似たような論や、一直線ではない展開がみられる。
    とはいえ、戦争の政治的な目的と手段としての戦争、と同時に、時間とともに起こる逆転や妥協的な選択といった、現代でも見られる現象の現象学的な解体が展望よく見られる点は、十分に先進的な本だといえると思う。

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    2025年07月18日
  • 縮訳版 戦争論

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    ネタバレ

    強い表現もあるが、徹底した論が広げられており、非常に示唆深く考えさせられる良著。

    memo
    ・人間相互の決闘は敵対感情と敵対的意図 必ずしも感情は伴わない
     しかし、感情に端を発さなくとも結局多かれ少なかれ感情に結びついていく
    ・戦争とは相手に自らの意思を強要するための実力行使
    ・軍事行動の目標は敵の無力化。敵の武装解除、撃破
    ・敵の抵抗力は投入資源と意思力の強弱
    ・両極性の原理 敵と味方が一つの同じ対象について、相互プラスとマイナスが量的に対応し差し引きゼロとなるような状態で初めて妥当する

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    2024年03月26日
  • 縮訳版 戦争論

    購入済み

    購入して正解。

    これまで、関連書籍2種類を読みましたが、いずれも読了はしたものの、内容を理解できたとはとても思えませんでした。
    しかし、本書は、少なくとも「自分としては理解できたように感じる」ことができました。
    そうした意味で、(研究者の方は別として)一般向けの良書だと思います。
    また、長らく色褪せず各国で教科書的に読まれるという意味で、やはり名著と呼ばれるにふさわしい内容だと思います。

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    2021年01月22日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    諸外国の単票性ではないことや、理念にあった選挙システムであればよいのだが、選挙システムにはよいものがないので、組み合わせようという日本の選挙制度に対して鋭く理念がないことを追究した良書。

    選挙制度についてはこの1冊でくわしくなるが、それ以上に常に理念がない日本人の問題のような気もする。

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    2011年06月29日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    学部生時代、お世話になった。
    当時小泉首相が何党の人かも分からずに政治学部に入学した、無学の極みな自分にとって、選挙制度を概観するにはもってこいだった。
    語り口も平易だし。
    この本がきっかけで、専攻が制度論へ傾くことになった。

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    2011年06月03日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    とるに足りない些末な問題と見られがちな選挙制度だが、政治全般に及ぼす影響力は決して小さくない。
    「選挙制度が適切なら何もかもうまくいく」という哲学者オルテガの言をまつまでもなく、選挙は民主主義をいかなる形態にも変えうる力を秘めている。
    小選挙区制や比例代表制の思想的バックボーンをわかりやすく紹介し、「選挙制度のデパート」と揶揄される無原則な日本の現行システムを改善するための道筋を示す。

    [ 目次 ]
    第1章 日本的「選挙制度論」の虚妄―こんな議論では改革はできない
    第2章 民主主義思想と選挙制度の類型―各選挙制度はどんな理念にもとづくのか
    第3章 選挙制度の細目とその作用―細か

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    2011年04月03日
  • 縮訳版 戦争論

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    19世紀に刊行されて以来、不朽の名著として読み継がれてきたクラウゼヴィッツの『戦争論』。難解で知られる、この大部の著作のエッセンスを、読みやすい新訳で伝える書籍。

    戦争とは、「相手に自らの意志を強要するための、実力の行使」である。
    敵に自らの意志を強要するには、敵が軍事行動を継続できないほど、不利な状況に追い込まねばならない。

    戦争は、政治目的から始まるものであり、政治・政策が軍事行動に間断なく影響し続ける。つまり、戦争は、政治的交渉とは別の手段を用いて、政治的交渉を継続する行為といえる。

    戦争は、次の3つの面からなる。これらは戦争の本質に深く根ざしており、その重要性はその時々に変化する

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    2021年11月18日
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

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    東国原宮崎県知事が総裁候補条件で自民党衆議院候補になるとかならないとかで世間が騒がしい。何を変えても政治は変わらない、と思う。日本人のDNAは同じ。

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    2009年10月07日